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2025年7月7日月曜日

沖縄ごはんの仕入れに着いていった

 



 マーマチのバター焼き。マーマチ(島言葉)とはヒメダイのことです。



 リゾートホテルのレストランならば、食材を仕入れるのに市場に行ったり、出入りの業者に届けさせたりするのだろうな、となんとなく思うのですが、個人宿の場合、食材の調達はどうするんだろうとかねがね疑問に思っていました。

 そこで、いつもお世話になっている宮古島の個人宿ヨナパハレの、朝の食材仕入れに密着取材した勝手に着いていったレポです。



 まずは、スーパサンエーに。


 ここは品揃えも良く、値段も安いので、ここで買えるものはここで買うのだとか。なるほど~。

 ちなみに、サンエーは、沖縄県有数の総合スーパーですが、発祥は宮古島の雑貨店だったとか。



 メモを見ながら、夕食の構想中?



 さすが沖縄のスーパー。豆腐売り場に島豆腐やゆし豆腐が普通に並んでいました。
 内地のスーパーと違って、小さいサイズのものが少ないような。そんなところも沖縄的です。



 そして驚き!豚の皮付きバラ肉がスーパーで売られている。これは、当然ラフテー用ですが、内地で皮付きの豚肉なんて探してもそう簡単に見つかりません。 



 続いて、ファーマーズマーケット「あたらす市場」に。



 農家が、自分のところで収穫した野菜を自分で値段を付けて売るシステムです。いい物を安く買うには、目利きが必要です。
 


 次は、あれっ?普通の家? と思ったら、ここは魚屋でした。いよいよ本日の仕入れのメインです。



 魚屋と言っても、魚全般を扱うわけではありません。その日漁港に上がった物だけが並びます。
 文字どおりの鮮魚店。

 鮮魚なので、ベタベタ触るわけにはいきません。触っても構わない部分を手に取って真剣に品定め。 


 
 決まったらおじさんに捌いてもらって、



 用意したクーラーボックスに素早く積み込みます。



 この後、マックスバリューにも寄って、不足しているものを買い足します。 一般家庭のように、スーパー1軒ですべて揃うわけではありません。

 狭い宮古島でも、4件廻るとゆうに1時間を超えます。これを毎朝やっているわけです。
 



 その成果は、数時間後の食卓に並びます。



 調理は勿論ですが、仕入れも大変。当たり前のことがよく分かりました。




 お客さんの少ない個人宿だと、大量仕入れとは正反対に、少しずつ食材を買わなければなりません。

 諸物価高騰の折、コスト面では厳しいかと思いますが、これからもよろしくお願いします。
 また、取材?にご協力いただき、感謝です。



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