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2018年10月26日金曜日

竹富島に残る伝統集落2018




 花咲く白砂の道を水牛車が行く。これぞ、「ザ・竹富島」という風景です。

 タイトルの「2018」は、以前にも当ブログで紹介した場所を、新しい写真で再度紹介しようという企画で付けたものです。


 いつも変わらないこの風景。今年も、竹富島には当たり前のように水牛車がいました。
 



 赤瓦の屋根の伝統建築の家も、少しも変わっていません。




 集落の入口には、スンマシャーがあります。
 スンマシャーとは、 巨木とそれを取り囲むように石垣を積みまわしたもので、病魔や凶事が集落に侵入するのを遮るために設けられたとされます。
 また、ここからが生活の場であることを、来島者に知らせる意味もあったそうです。

 これは、東のスンマシャー。西桟橋の近くに、西のスンマシャーがあります。




 珊瑚礁由来の白い砂。毎年2回、海岸から運んで来て道に散布します。白砂の道は、南国らしい原色の花を引き立てます。




 リゾートホテル問題で揺れる竹富島。外国人観光客の割合も増える一方です。外国語の表記も目立つようになりました。

 それでも、いつも変わらない風景があるのは、神事を継承し、伝統建築の街並みを保存し、”昔ながらの沖縄”を守り続ける島人達がいるから。

 そうした努力があるからこそ、遙か遠くの小さな島に、年間50万人もの観光客が訪れるのだと思います。




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