2016年2月4日木曜日

宮古・八重山の絶景100選 まとめ


 宮古・八重山の絶景100選。

 前回までで、100箇所すべてをご紹介し終えましたが、いかがでしたでしょうか。

 「プロローグ」に書いたとおり、当ブログから、宮古・八重山に行ったら、「ここは是非見てください」というお勧めの景観を集めたものです。


 まだ行っていない、見ていない、という方、是非ご自分の目でどうぞ。当ブログ推奨の、宮古・八重山の絶景100選でした。



第1回 与那国島・波照間島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html


第2回 西表島(1)
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/11/blog-post_25.html


第3回 西表島(2)・鳩間島・新城島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/11/blog-post_30.html


第4回 小浜島・黒島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/12/blog-post.html


第5回 竹富島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/12/blog-post_10.html


第6回 石垣島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2015/12/blog-post_15.html


第7回 多良間島・下地島・伊良部島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2016/01/blog-post_16.html


第8回 池間島・来間島
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2016/01/blog-post_21.html


第9回 大神島・宮古島(1)
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2016/01/blog-post_26.html


第10回 宮古島(2)
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2016/01/blog-post_40.html






 <エピローグ>





 場所の選定は、もちろん主観的なものですが、マイナーな場所や、穴場的な場所、普通は行かない場所もかなりある一方、観光ガイドには必ず出ている有名ポイントでも、実際はそれほどでも?と思った場所は、思い切って外しました。
 

 天候・潮の条件などが合えば、今でもほぼ同じ景色が見られることを選定条件にしました。

 この場所は、石垣島バンナ公園からの眺めです。手前からサトウキビ畑、空港と機体、ホテル、海と揃っていて、自然と人工物が調和した、石垣島ならではの光景だと思うのですが、石垣空港移転のため、もはやこの通りには見えません。
 好きな場所なのですが、やはり飛行機は重要なアクセントですから、残念ながらカットしました。 



 水中の写真も除きました。
 これは、黒島の仲本海岸です。と言われたって、何処に行けばニモがいるのか分かりませんよね。こちらからも説明出来ませんし、まして、こいつが今でも居る保証は全くないし。



 偶然のシャッターチャンスで撮れた写真=瞬間絶景も、紹介しても意味はないので外しましたが、未練がましく、ちょっと載せておきます。笑



 いずれ、追加があるかも知れません。
 西表島は、ガイドに付いていかないと行けない、秘境の絶景がありそうです。石垣島の野底岳は、いかにも絶景っぽいですが、2回登って、2回とも視界不良でした。

 改訂版か増補版を何年か後に。ブログがそれまで続いていればですが。


 


2016年1月31日日曜日

宮古・八重山の絶景100選最終回 ラストは宮古島


 宮古・八重山の絶景100選。
 与那国島から東へと進めてきましたが、第10回目の今回が最終回です。
 宮古島の続き、ラスト8箇所です。


93 宮古島博愛ビーチ

 宮古島の南側、ドイツ文化村の側の人口ビーチです。「博愛わいわいビーチ」が正式?名称。
 ビーチ自体は、子供が安心して泳げる、というレベルのものですが、防波堤から眺める外海は、なかなかどうして捨てがたいものがあります。



94 宮古島インギャーマリンガーデン

 安心して泳げる湾内の海、そして、遊歩道から眺めると外海が美しいインギャーマリンガーデンですが、その遊歩道の一番高いところまで頑張って登ると、こんな絶景が。
 
 
 昨年、遊歩道改良工事に着手したものの、8月に工事半ばで台風に遭い大破。9月時点では、そのまま放置されていて、この場所には事実上立入出来ない状態になっていました。



95 宮古島新城海岸

 シュノーケリングポイントとして有名な場所ですが、見た目の印象もなかなか素敵です。泳ぎ終わった後にでも、是非周辺の砂浜を散策してみてください。



96 宮古島比嘉ロードパーク

 宮古島の東側を走る県道83号線の途中にある展望台。単調なドライブになりがちなこの道の、ほとんど唯一と言ってもいいビューポイントですが、どこを見ても海の綺麗な宮古島にあって、ここも「どうだ、綺麗だろ。」と自己主張しているかのようです。



97 宮古島世渡崎

 宮古島の北の端。池間大橋へと繋がる場所に駐車場があります。一気に橋をかっ飛ばしたいところですが、敢えて車を駐めて眺めてみると、他とはまた違った、微妙な色合いと、不思議な模様をした、美しい海が広がっています。



98 宮古島保良漁港(ぼらぎょこう)

 ここの海の色は、ひょっとして宮古島で一番なのでは、と思うほどの穴場の絶景です。
 東平安名崎を目指して真っ直ぐ進み、終点で右折すると駐車場という場所で、逆に左折して坂を下ります。
 東平安名崎には、団体さんも含め大勢の観光客が訪れますが、目と鼻の先のこの場所に降りてくる人はわずかです。なんと、もったいない。

 

99 宮古島東平安名崎(隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落)

 隆起珊瑚礁でアルカリ性の土壌に、絶えず通り抜ける風。そんな特殊な条件下で何と222種もの植物が生息し、県の天然記念物ににも指定されている、東平安名崎。
 4月には、テッポウ百合が一斉に咲くなど、季節の移ろいを感じることに少ない沖縄にあって、初夏の訪れを感じられる貴重な場所です。



100 宮古島東平安名崎(全景)

 この場所からの東平安名崎の眺めは、これまで数え切れないほどのポスターやチラシに取り上げられた、宮古島を代表する景観です。100選の締めくくりに相応しい場所だと思います。

 なお、ここはちょっと分かりづらいので、行き方については、過去記事を参照してください。
  http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/05/blog-post_26.html




 自分の沖縄旅行が、通算100回目となったことから、100にちなんだ企画として始めた「宮古・八重山の絶景100選」。今回で終わりです。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

 次回に、まとめと、あとがきみたいなことを、少し書かせてもらいます。



 

2016年1月26日火曜日

宮古・八重山の絶景100選第9回 大神島そして

 
 宮古・八重山の絶景100選。10回の予定で始めましたが、これで9回目。
  与那国島からスタートし、西から東へと進めてきましたが、今回、大神島、そして最後の島になる宮古島に入ります。


84 大神島の奇岩

 島の外周道路の工事が事故などで中断し、神の祟りなどと言われた、「神の島」大神島。その未完成の外周道路の西側終点付近に、この今にも壊れそうな岩があります。
 ノッチと呼ばれるもので、珊瑚礁由来の、多孔質の柔らかい岩が下の方から波で削られたものですが、背景の海の美しさが、花を添えます。



85 大神島遠見台

 宮古諸島の中で最も小さい大神島に、宮古で一番高い場所があります。それがこの遠見台です。
 一番高いといっても、わずか75㍍程度ですが、集落を抜け、鬱蒼と茂る木々に覆われた階段を登ると、気持ちの良い眺めが広がっています。



86 大神島南側の海岸

 大神港に到着し、外周道路を東方向に向かって歩いて行くと、こちらでもまた、綺麗な海に出会うことが出来ます。大きな岩に蘇鉄など南国らしい木が生えていて、その緑と海の青のコントラストが素敵です。



87 宮古島前浜

 今更説明の必要も無いと思いますが、「東洋一」と言われる宮古島の前浜。絶景100選でここを外すことはあり得ないでしょう。
 これまでにもう何百枚、或いはそれ以上前浜の写真を撮りましたが、前浜港からの1枚を挙げておきます。



88 宮古島西浜崎

 宮古島の南西角にあり細長く突き出た、与那覇地区。その与那覇の一番端が西浜崎です。向かって右側は与那覇湾、正面が伊良部島という位置関係で、元々あまり波が立ちにくく、特に干潮時に無風だと、まるで大きな池になります。



89 宮古島与那覇湾

 宮古島の西側、与那覇地区の北東側にある、ラムサール条約の登録湿地である与那覇湾。この写真の場所は、西浜崎と、サニツ浜の間です。
 海を前景にした日の出が拝める場所ですが、ここも、干潮で無風だと、海が鏡となって、このように雲を映します。



 90 宮古島川満漁港防波堤

 与那覇湾に面した、川満漁港。漁港整備事業で防波堤が整備された際、海側にマングローブが植栽されました。
 満潮時には波立ってしまい、干潮時には干上がってしまいますが、潮の加減がちょうど良い無風の時には、マングローブの奇妙な形が、鏡のようになった海に映ります。こちらは、西向きのため、夕日の名所でもあります。



91 宮古島砂山ビーチ

 宮古島では、前浜と並ぶ人気のビーチです。文字どおりの砂の山を越えると、コーラルブルーの海と白い砂浜、そして、ランドマークともいえる岩が目に飛び込んできて、初めて来た人は思わず歓声を上げます。


 
92 宮古島西平安名崎(にしへんなざき)

 三角形の宮古島の北側にあり、「北」平安名崎という方がしっくりきますが、「西」平安名崎。一方の東平安名崎は、宮古島を代表する景観地であるのに対し、こちらは、何とも地味な存在ですが、東の方向には、色彩豊かな美しい宮古の海を前景とした池間大橋が鎮座する、堂々たる絶景が展開しています。



 (次回が最終回。宮古島の続きです。)