2024年5月6日月曜日

沖縄の天気予報はあてにならない?2024

 


 どよ~ん


 今にも降り出しそうな分厚い雲に覆われた石垣島。しかし、これでもこの日は一日中雨が降らなかったのです。
 ある意味不思議です。もちろん晴れもしないけれど。


 沖縄の天気予報は当たらない、というのを、当ブログではたびたびネタにしてきました。本当に見事に予報を外してくれるリアル天気ですが、今回は、今までとはパターンの違う外れ方でした。



 4月23日出発の、今年初となる沖縄旅行は石垣島。
 出発前から、こんな週間天気予報でしたが、あてにならない沖縄の天気予報だから、晴れ続きの予報よりも却っていいかも、なんていう希望的観測もあったのですが。



 しかし、4月24日朝のNHKの天気予報。ここまで徹底的に雨予報だと、一発逆転の晴れは望み薄。
 


 本当に朝から晩まで、どよ~ん、な天候。でも、何故か雨は降らないのです。

 この日は、島内各地を車で回りましたが、霧雨みたいな雨は若干あったものの、傘を挿すことはなく、運転中も、ワイパーを作動させることはありませんでした。
 なんというか、安定した曇りの天気。
 



 改めて、当日の実況天気です。前線とその帯状の雲の真下にある石垣島。

 これだから朝に雨予報が出たわけだし、夕方になっても状況は変わらなかったということですよね。
 それなのに、どうして丸一日雨から逃れられたのでしょうか。




 翌25日朝のNHK。晴れマークはないけれど、昨日よりはマシな予報になりました。



 この日も雨は降らず。昼頃からは、日も差して来ました。

 ギンギンギラギラの晴れではないものの、蒸し暑くて南国らしい、ビールが旨いぞ!な天気です。




 結局、雨予報 ⇒ 曇り 曇り予報 ⇒ 曇りのち晴れ、ということで、予報よりワンランクましな天気でした。

 ということで、何とか「沖縄の天気予報は当たらない」の面目躍如? 笑



 今まで、沖縄の天気予報があてにならないというのは、その実態は、短時間に天気がコロコロと変わるから、予報が間に合わないということだと、大体納得していました。

 そのため気象台は、予報が難しそうなときには、天気の悪い方に合わせて予報を出すのではないか、だから、晴れ予報で雨天気よりも、雨予報で晴れ天気の方がい多いのではないかと思っていました。


 昨年宮古島で、予報が当たるとか当たらないとかというレベルを超越した、超局地的な天候の変化も経験しましたし。




 しかし、今回は、これほ分かりやすく雨が降りそうな前線の雲があっても、それでも雨が降らないという新しいパターンでした。

 この前線や雲の状況では、晴れの予報はおろか、曇りで降水確率10%なんていう予報も出せないでしょうね。

 実際に、沖縄本島地方は、25日から26日にかけて場所によっては大雨だったそうなので、幻の雲ではなかったようだし。


 たまたま偶然だったのかもしれないけれど・・・


 沖縄の天気はわかんねぇ~



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2024年5月1日水曜日

ちょっとしか役に立たない石垣島の最新情報2024

  


石垣空港連絡バスが混んでいる

 石垣空港に到着し、手荷物を受け取ったのが14:58。ラッキー!15時のバスに乗れる!と大急ぎで東運輸の空港バス停に向かいました。

 4~5人並んでいたので、その列に並ぶと「満員でもう乗れません」だと。で、結局30分後の次のバスに乗る羽目に。


 空港連絡バスは、かつては、東運輸が市街地を廻る4系統と、ホテルを経由する11系統をそれぞれ30分毎、併せて1時間に4往復に運行しており、そこにカリー観光バスが参入して、両社で仁義なき戦いを繰り広げていたのです。

 それが、ドライバー不足ということで、東運輸の11系統は、今や僅か1日に4往復に。混雑時に運行された続行便も、出たり出なかったり。

 カリー観光も夕方便が一部減便になるなど、大変なことになっています。

 カリー観光は、100円引きになる往復券の発行を止めており、客を奪い合っていた両社は、今は淡々と運行を続けています。



 その東運輸ですが、バス停の案内には日本語だけではなく英語表記もあります。外国人に分かりやすくするためですね。

 「Taiyonosato-mae(太陽の里前)」「Miyara-bashi(宮良橋)」

 英語というか、単なるローマ字表記だった。ところが、一箇所だけスペイン語表記のバス停があるのです。

 「Don Quijote-mae」


 ドン・キホーテ前。何でこんなところに拘るんだか。笑



 最近のレンタカー事情は

 実は今回、軽自動車ではありますが、2日で4千円という格安レンタカーを借りることができました。

 2年前に、突如始まったレンタカーのバカ高値は、少なくとも石垣島では落ちついたようです。

 それでも結構高いものもあります。これは事情をよく知らない観光客をカモにしていることも考えられるので、レンタカーを借りる際は、価格を色々比べて借りることをお勧めします。


 

バス・高速船でタッチ決済始まる

 石垣島のバス2社と高速船2社で、クレジットカードによるタッチ決済が始まりました。

 ただ、交通系ICなどの電子マネーが使えるわけではないので、外国人向けといった意味合いが強いように思います。

 もちろん、タッチ可能なカードを持っていれば、誰でも使えます。

 バスでは、小銭を用意したり、降車時に両替する必要もなく便利ですが、見ていたら、地元っぽい人でタッチ決済を使っている人はいないみたいですねぇ。

 観光客も、フリーパスを買う場合は、今のところ現金のみです。

 

 駐車場不足も一段落

 コロナ前、駐車場難民が発生していた石垣島の中心市街地ですが、港の北側にあった、りゅうせきの跡地が駐車場となったため、問題解消です。

 特に、第2駐車場が大幅に拡張され、さらにその北側に、臨時駐車場という名の何時でも開いてる駐車場ができました。

 離島ターミナル近くに駐められなくて、八島の駐車場まで行くことはもうなくなるでしょう。

 何処に駐めても1時間100円です。

 
 それでも、夕方には混雑するというのだから、石垣島はどんだけ車社会なんだろう。



第一航空の波照間便は本当に飛んでる



 運航開始が取りざたされてから、延期、又延期が続き、これはもう飛ぶ飛ぶ詐欺かと思った波照間行きの航空便ですが、ようやく定期便の運航が始まっています。

 石垣空港の片隅に、目立たない看板とカウンターを発見しました。

 しかし、片道1万4千円じゃねぇ~



新しいオリオンビール?
 

 缶のデザインが変わっただけかと思ったら、新しくなったそうです。

 TVコマーシャルでは、軽くなったと盛んにPRしていましたが、元々軽いと言われるオリオンビールですから、何処が変わったのかよく分かりません。

 でも、沖縄で飲むオリオンビールは、とにかく旨い!



全日空ちょっとひどいぞ

 最後に、これは腹が立ったから、実名で書かせてもらいます。毎回イライラする、空港での「早く保安検査を済ませろ」煽り放送ですが、今回は特に酷かった。


 4月26日午前11時10分頃の石垣空港にて。

 「ANAにご搭乗のお客様にお知らせいたします。本日ANAでは、終日満席に近いご予約をいただいております。そのため出発時刻が近づきますと保安検査場が大変混雑し、保安検査締め切り時刻までに保安検査場をご通過いただけない場合もございます・・・」


 これは、大袈裟というレベルではなく、保安検査やれやれ詐欺ですね。



 保安検査締め切り時刻の約15分前、検査場に並んでから自分の荷物を受け取るまで、計ってみたら3分31秒でした。




 これでは、もし人から「早く保安検査済ませた方がいいかな」と聞かれば、「どうせ煽ってるだけだからゆっくりで大丈夫だよ」と言わざるを得ません。


 本当にこれでいいのですか、全日本空輸株式会社殿。



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2024年4月26日金曜日

少しでも安く沖縄に!安売り航空券との格闘20年

  


 諸物価高騰のため、とか何とかで、ホテル代も飲食代も高くなりました。レンタカーは、別の理由で一時期べらぼうに値段が上がったし。
 沖縄旅行も金がかかるようになりました。

 でもそんな中、航空券だけは安く買えるのです。


 沖縄離島に通い始めて20年余。今までは、リーズナブルに沖縄旅行をするには、いかに安く航空券を入手できるかが鍵とばかり、安売り航空券を求めて格闘して来たのです。




 かつて、「超割」というのがありました。期間限定で、航空運賃が一律1万円になるというものでした。

 発売期間は3日間くらい。みんな虎視眈々と狙いを定めます。ところが、発売開始の瞬間、既にネットが繋がらない。繋がった時には、沖縄路線は全滅。

 しかし、販売期間終了間近になると、取り敢えず予約した人のキャンセルが出るのです。沖縄好き同士で情報交換をしながら、パソコンに張り付いていました。


 当時、各地から宮古空港・石垣空港に直行する便は僅かしかありませんでしたから、狙うのは那覇行きです。

 それが1万円で買えれば、那覇で乗り継いで、トータル片道1万7千円位でした。


 自分はあの頃、宮古・石垣に行くための航空券は、往復5万円なら仕方がない、4万5千円を切ればラッキーくらいの感覚だったので、片道でも超割が取れればかなり楽になります。

 今から考えれば、そんなに安くはありませんでした。

 


 超割以外には、21日前までの早割とかネット割、後は、時間帯によって、例えば午後に沖縄に行く便の値段が安く設定されていたケースもあったのですが、そんなには安くはなりませんでした。


 その後28日前、55日前、75日前と早期割引きが拡大され、航空券は早く買えば安くなるというのが定着しました。
 
 同じサービスなのに、早く買うだけでこんなに値段が違うものはちょっとほかに思い浮かびません。

 よく考えたら不思議なことですが、これを利用しない手はないので、2月頃になると、早くも夏の予定を立てなきゃ、となるのです。


 早期割引き制度の名前は、J社とA社で異なり、前売・特割、特売・早特・先特・旅割と色々変わり、最近では、セイバーとかバリューというカタカナ名称になっています。

 思い白いことにA社が変えれば、J社も変える、あるいはその逆で、何でこんなところで競うんだか。

 
 また、Sマークが宮古・石垣に就航した時は、J社・A社も割引額を拡大し、仁義なき戦いが繰り広げられていたのも懐かしい思い出です。




 コロナ禍の2021年、夏休みを控えてA社がビックリの安値を発表します。羽田から宮古・石垣の直行便が1万円を切っていました。

 さすがに、この年は特別だろうと思いましたが、翌2022年も、夏以降これに近い割引き運賃が発表されました。


 2023年、コロナの5類移行で安売りもこれまでかと思いきや、逆に航空会社が仕掛けます。

 A社は、マイレージ会員向けに、どの区間も一律7千円(土休日は1万円)、J社は誰でも一律6,600円というイベントを発表します。

 J社に関しては、予約が殺到してサーバがダウンしたのはご存じかと思いますが、その後、短期間に少しづつ小出しにして、乗り切りました。




 2024年もこの流れが続いており、「タイムセール」の通知が次々とやって来ます。

 実は自分、今年6月後半、宮古・羽田間のA社便が11,370円(行きの分は買えなかったのでもっと高かったのですが。)で、7月中旬の羽田・石垣間が、行きJ便社15,770円、帰りのA社便13,170円で予約出来ているのです。


 超割を買うためにパソコンに張り付いていたあの頃よりも安い。他の物価が上がり、消費税も高くなっているのにです。

 しかも、安売りでも意外と空席があるのです。超割時代のように1席の空席を求めて、全集中の呼吸でディスプレーを見詰めている必要もありません。

 
 ただ、こうした格安販売は、あるのかないのか事前にはっきりせず、あっても何時あるのか分かりません。
 特に今年の場合、事前の予告期間が短く、突然に始まる安売り期間中に即断即決しなければならないという欠点もあります。


 大体この時期に行くと決めて、場合によっては宿を先に予約しておいて、勝負の時を待つみたいな。笑




 さすがにお盆やGW期間にこのような安売りはありませんが、それにしても何で航空券はこんなに安く買えるようになっちゃったのでしょうか。

 航空燃料も爆上がりしているはずなのに。


 どんなに安く買っても、普通席であればサービスは同じ。色々問題もある空港での扱いも、航空券の値段による差はありません。

 しかも、こんな値段でもマイルがしっかり貯まります。東海道新幹線では有料の車内販売すら廃止されたというのに、機内では、無料のドリンクサービスもあります。

 これで、航空会社が黒字なら大変結構なことです。


 ただ、航空運賃は、結局のところ不透明です。情報弱者に優しい制度ではありません。散々恩恵に与りながらも、本当にこれでいいのかと思うときもあります。


 もっとも、制度は何の前触れもなく変わります。来年になったら、「航空券がバカ高くなった」なんて記事を書く羽目になっているかも。



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