2019年11月29日金曜日
年々態度がでかくなる 黒島のウシ・ヤギ・トリ
「ちょっと何か用なの?」とでも言いたそうなヤギ。
人口200人。観光客も少なく、道を行く車も歩く人もまばらな黒島。
そんな黒島では、家畜から野生動物まで、色々な動物たちが、そこいら中をうろついています。
それも、年々態度がでかくなっているような気がするのです。
この島では、ウシが普通に道路を歩いています。もう、あまり驚かなくなりましたが、冷静に考えると、やっぱり凄い。
何年も黒島に通っている中で、一番変化があったように感じるのがクジャク。クジャクは警戒心が強く、人前には現れないと言われて来ました。
ホンの5~6年前までは、なかなか写真に撮ることができませんでしたが、今では堂々と道を歩いています。
クジャクより一足先に態度がでかくなっているサギ。センターラインと被って、ちょっと見にくいですが、歩いて道路を横断しています。
トリなんだから、無精しないで飛べよ!
動物たちは、ここでは人間は危害を加えないということを学習したということなのでしょう。それならば、大変いいことです。
でも、こちらは渡り鳥なのに。黒島に来た途端、ユルイ空気で警戒心が緩むのか。伊古桟橋のアジサシです。
「人が近づいて来てから逃げればいいや」みたいな。
スズメも大人しく写真を撮らせてくれます。海の危険生物には気をつけてくださいね。
西の浜や仲本海岸など、綺麗な海がウリの黒島では、雨や曇りの日にはすることがありません。
ですが、そんな時こそ、何もない道をのんびり散歩すると、態度のでかい動物たちが、人間にはお構いなく道路を我がもの顔で歩いている知れません。
最後は、少女漫画風のイケメンヤギで、少し癒やされてください。
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2019年11月24日日曜日
ブログに掲載している写真に関して(ちょっと残念な話)
ちょっと色々ありまして・・・
同タイトルの記事(昨年4月)にも書いたのですが、改めて当ブログに掲載している写真を、撮ること、載せることついて、見解を述べます。
そして、今年あったある出来事について、お話をさせてください。
(もちろん了解をもらっています。)
写真を撮ることに関して
写真を撮る側としては、いいと思ったシーンでは、常にシャッターを押したい。しかし、そこに人物がいた場合、本人は撮られたくないと思っているかも知れない。
これは、写真界の永遠のテーマであり、撮る方、撮られる方の権利という視点から、専門家の見解も示されていますので、それに沿って写真を撮っています。
・ 公共の場所で普通に目に入る人・物は撮っても構わない
・ 自宅などプライベートな場所では、本人の了解無く撮ることは許されない
巷問題となっている盗撮は、女性のスカートの中とか、着替えとか、公共の場所で普通に目に入らないものを敢えて撮る行為なので、許されないということです。
それでは、海で遊んでいる女性の水着姿を撮るのはどうなのかというと、海という公共の場所なので、法的には問題なさそうですが、マナーの点で問題になるのだと思います。
また、写真を撮ることと、それをブログに載せることは、別の問題です。
写真を載せることに関して
当ブログも、一応、誰でも見ることができるので、人物が写った写真を無断で載せてしまうと、当人の肖像権・プライバシー権を侵害する恐れがあります。
当ブログでは、顔が写っているなど、個人が特定できるような写真を載せる場合は、撮影とは別にブログ掲載について本人の了解を得るか、モザイク処理をして特定ができないようにしています。
逆に、個人を特定できない場合は、風景の一部としてそのまま載せています。
ただ、実際問題としては、迷うケースが多々あります。後になって、撮るときに勇気を出して一声かけておけばよかったかな、と思うことも少なくありません。
一般的には、祭りとかスポーツ競技に参加している人は、特に意思表示のない限り、肖像権を放棄しているものとみなされます。
ニュース番組で、伝統の祭りなどが報道される場合、沢山の人が映し出されることがありますが、一々取材許可を取っているわけではありません。
以上が、当ブログの写真の撮影と掲載に関しての説明と見解です。
写真には、それなりに気を遣っているつもりであり、また、撮った写真を大事にもしています。
その上で、ブログ上に次のとおり明記しています。
このブログの写真の著作権は、管理人に属します。本文中に特に注記がない場合、写真の出典が当ブログであることを明記していただければ、転載していただいても構いません。
(この写真も了解をもらっています。)
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今年9月、一括予約サイト経由でレンタカーを借りたのですが、その業者のサイトを見たらビックリ! 何と、当ブログの写真が勝手に使われている!
右側の「レンタカー」とある赤い車の写真です。
下が当ブログの写真です。
同じ車種の同じ色の車が、たまたま同じような背景の道を走っていただけ、ということもあるかも知れないので、よ~く見ましたが、車と道路標識との位置関係が同じ、フロントグリルが1箇所十字に光っているところまで全く同じです。
ここまで来れば、偶然の一致とは言えないでしょう。
笑っちゃうのは、ナンバープレート。ブログに載せるときに、ナンバーにモザイクを掛けたのですが、業者のサイトの写真にもモザイクが掛かっています。
そもそも、ナンバーが分からない以上、この車が本当にレンタカーかどうかは、ブログ記事を読まなければ分からないはずなのですが。
写真の無断転載禁止、まして商用利用のためには、というのは、言われなくても当然だと思うのですが、当ブログでは、出典を明記すれば転載可、と寛容(笑)な態度なのに、それすらもしないのだから見識を疑います。
レンタカーを借りる際にひと言言ってやろうかと思いましたが、窓口にいた若い従業員には分からない話だろうと思い、止めました。
ホームページ作成を外注したら、そこのデザイナーがパクッたのかも知れないし。
でも、もうこの業者から車を借りる気分にはなれません。
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と、まあ、ここまでは愚痴の類いです。文句があるならば、当事者に堂々と言うべきで、ブログを読んでいただいている人に訴える話ではないと思っています。
ですが、その後冷静になって考えたのですよ。
これは、著作権侵害に当たります。一方、出典を明記すれば転載可としているので、当ブログ名が小さくでも書いてあったら、権利は侵害されていないことになります。
でも、問題の本質はそこではありません。
レンタカーを予約してから会社のサイトを見たら、自分の撮った写真が載っていた、なんて凄いことですよね。全く想像もしていないことです。
だから、写真を勝手に載せやがったと思えば気分が悪くなるし、写真を使ってくれたと思えば、とても嬉しいことなのです。
もし、このサイトに出典として当ブログ名が書いてあったら、間違いなく名乗り出たと思います。
そうしたら、多分その場で話題になって、自分も気持ちよく手続ができて、またこの業者から車を借りようと思うだろうし、友達にも紹介するだろうし、もしかしたらブログでネタ振りしちゃったかも知れません。
出典さえ書いてあれば、そう考えると、もの凄く惜しい!
お互いに、とても残念なことではないでしょうか。
ブログを始めてから、記事を600本以上書いたので、載せた写真は数千点ということになりますが、それでも自分の写真は見れば分かります。まだ、呆けてなかった。笑
おまけとして、後日、この写真が、別の個人ブログにも無断で使われていたことまで分かってしまいました。
そんなにいい写真かぁ~?ならば再掲しようじゃないか。
このブログの写真の著作権は、管理人に属します。本文中に特に注記がない場合、写真の出典が当ブログであることを明記していただければ、転載していただいても構いません。
※ 今回は、最後の写真を除き、出典を明記したとしても転載はご遠慮ください。
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2019年11月19日火曜日
砂浜が特に美しかった伊良部島渡口の浜2019
台風のおかげ?
まるでアートな砂模様と、ずっと沖の方まで続く砂浜。伊良部島の渡口の浜です。干潮時間帯に撮りました。
台風慣れした島の人でも、アレはちょっとヤバかったという強烈な台風13号は、どうやら大量の砂を北側に押し上げたようです。
おかげで、伊良部島の南岸に当たる渡口の浜周辺には、きめの細かい白砂が大量に堆積して、渡口の浜の絶景に更に磨きがかかりました。
一瞬日が陰ったなと思ったら、何と、ウユニ塩湖になっちゃった。
どうですか。なかなか凄い眺めでしょ。
水に濡れた砂は、雲を写しますが、砂が白い分だけ写りも悪くなります。しかし、雲がかかり砂浜に日が当たらなくなると、砂が黒っぽくなりハッキリ雲が写る、というメカニズムになっているようです。
ただ、青空まで消えちゃうと雲が見えにくくなるので、そのさじ加減がちょうどいい微妙な時間帯に、シャッターチャンスが訪れます。
そして、前にも紹介しましたが、下地島空港でタッチ&ゴーが再開されたおかげで、ジェット機がご近所を低空飛行してくれます。
こちらは、ビーチウエディング。
牧師さんみたいな人もいたので、ウエディングフォトだけではなく、式そのもののようです。
素敵なシーンなので、もっと肉薄したかったのですが、撮らせてくださいと声を掛けるのも野暮なので、個人が識別できないように、遠巻きに小さく撮らせてもらいました。
まるで川のような海、というか砂浜です。
四方を珊瑚に囲まれた沖縄の海は、潮が引いた干潮時間帯は、珊瑚由来の岩がゴロゴロしていて、あまり美しくない場所が圧倒的に多いのですが、細かい白砂に包まれている渡口の浜は、干潮時間帯にその真価を発揮します。
※ ブログのレイアウトと背景のデザインをちょっといじりました。
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2019年11月14日木曜日
ニシ浜vs西の浜2019 黒島西の浜編
逆光線の太陽に輝く、黒島の西の浜。
波照間島のニシ浜に負けず劣らず美しいビーチなのですが、その人気も知名度も、ニシ浜に大きく差を付けられています。
その一方で、当ブログでは、西の浜の登場回数の方がニシ浜より多いのですが・・・
西の浜はその名の通り西向きなので、夕方近くになると、逆光線となり海面がギラギラと光ります。
夏の沖縄の暑さを象徴するかのようなシーンです。
午前中だっらたこんな感じ。こちらが、お馴染みの西の浜の風景です。
西の浜が、今イチ人気がない一つの理由は、その行き難くさ。
メイン道路をから外れた、舗装されていないこんな道を自転車で進み、
入口となる場所からさらに木立の中を抜け、
最後は、草木をかき分けてようやく辿り着くのですが・・・
でも、今年は、草が刈られてずいぶんスッキリしちゃいました。
いや、絶景であり、かつ、人がいないということは、いいことなんですよ。
でも、黒島の民宿で会った人には、ついつい勧めてしまいます。「西の浜絶対に行った方がいいすよ~」なんて。
最近名前が付いた「ウェルカメ岩」。
2009年の朝ドラ「ウェルかめ」に少しだけ黒島が登場しています。
2004年に撮った写真です。この岩は、昔からこんな形でした。(当たり前か。)
波照間島のニシ浜は、漢字で書くと北浜。島の北側にあります。北を「ニシ」と読むのは、沖縄方言です。
そうなると、西向きにある西の浜は、同じく方言読みをすれば、「イリの浜」となるはずですが、こちらは、普通に「にしの浜」と呼ばれています。
何でだぁ~?
正面に見えているのは、パナリ(新城島)です。
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2019年11月9日土曜日
ニシ浜vs西の浜2019 波照間島ニシ浜編
真夏のニシ浜。
八重山屈指のビーチであり、名前も似ている、波照間島のニシ浜と黒島の西の浜。まずは、波照間島のニシ浜(漢字で書くと北浜)の絶景をご覧ください。
タイトルの「2019」は、以前にもご紹介した場所を、今年撮った写真で、改めてご覧いただこうという企画です。
ニシ浜の全景。駐輪場辺りから西方向にカメラを向けました。こうして見ると入江状になっているのが分かります。奥の方は、紺碧の外海です。
ニシ浜を目当てに、石垣島から日帰りで波照間島にやって来る人が大勢います。でも、この島は遠い。高速船で片道約60~90分。
それでも、めげない人が多いのでしょう。7・8月には、石垣発朝7時という便が運航されていました。
まあ、でも分かります。この海だから。
干潮時間帯は、一眼レフカメラを持ってここまで歩いてこられます。
北方向に西表島を臨みます。山がある西表島では、すぐに雲が湧いてきますが、そんな時でも、平坦な波照間島では、いい天気。
早朝のニシ浜。太陽は背中の方から昇ってくるので、日の出は拝めませんが、海面がほんのり紫色に染まってます。
一方、とても残念なこともありました。
7年ぶりにニシ浜で泳いでみたら、珊瑚が壊滅状態でした。沖の方は分かりませんが、砂浜に近い部分の珊瑚の根は、全部こんな感じになってしまいました。
これは、本当にガッカリです。
こちらは、2012年9月に撮ったものです。こんな海は、もう復活してくれないのでしょうか。
大型高速船の就航で、多少欠航が少なくなりましたが、それでも、海がちょっと荒れると波照間航路はすぐにストップしてしまいます。
八重山諸島の中で、最も行きにくい島であることは変わりません。その分、晴れて穏やかなときのニシ浜は、リアル安らぎの里です。
続いて、次回は、黒島の西の浜です。
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2019年11月4日月曜日
やっぱり下地島空港はこれ タッチ&ゴーが復活
ビーチをかすめるように飛ぶキャセイパシフィック航空機。
何処の国の高級リゾート地?なんて思いますが、日本国宮古島市伊良部島の風景です。
林の向こうは、もちろん下地島空港です。
なんか、急に賑やかになった感じがする下地島空港。
ジェットスターなどの定期便の運航と共に、訓練飛行も行われ、あの下地島空港名物、タッチ&ゴーも復活しています。
17END周辺はもとより、伊良部島の渡口の浜や佐和田の浜でも、低空を飛ぶ飛行機が、美しい海に映えるアクセントとなっています。
待ちに待ったこのシーン。でも天気が今イチだなぁ。
訓練飛行も、かつてのようにANA・JALだけではなく、色々な航空会社がやっているみたいです。
機材の方も、小型のプロペラ機から中型ジェット機まで確認できました。
佐和田の浜から見る滑走路。吹き流しは北風を示しています。そして次の瞬間、ジェットスター機が成田に向けて飛び立ちました。
ANAが訓練飛行から撤退してから5年。もう二度とあの光景を見ることはできないのかと思っていました。
この間、小型プロペラ機の訓練は細々と行われていたものの、ジェット機とは迫力が違う上、着陸も離陸もせず、空港上空を低空で飛ぶだけということも多かったのです。
空港の事実上の復活は、何かとバブリーで気が重くなることの多かった宮古島周辺にあって、明るい話題の一つです。
下地島空港周辺は、車両進入禁止となり少し不便になりましたが、その分団体さんがやって来ないので、落ち着いて「日本一かも」という美しい海と、間近を轟音を立てて飛ぶ飛行機が堪能できます。
そして、すこし離れた伊良部島渡口の浜ではこれ。もう最高のシーンです。
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