2016年10月31日月曜日

沖縄の花ハイビスカス 今年は雨のハイビスカス



 今年の夏の沖縄は雨。

 今年は、異常気象でした。
 例年なら、台風銀座である沖縄に接近する台風が今年は極端に少なく、逆に北海道や東北で大きな被害をもたらしました。

 自分も今年は、台風のせいで沖縄旅行が中止になったり、予定変更を余儀なくされたことは一度もなく、それどころか、例年なら、直前まで台風の進路をハラハラしながら見守っていた、なんてことが度々あったのですが、それすらなかったのです。

 それはそれで結構なことなのですが、では、今年は良い天気だったかというと、そうでもなかったのです。


 
 むしろ今年は、曇り・雨の天気が例年以上に多く、数日間の滞在中、晴れたのは1日だけということが多く、まともに晴れた日がなかった、ということもありました。

 沖縄付近で雲が集まって、熱帯低気圧になったり、9月には、南北の高気圧に挟まれて、秋雨前線が沖縄付近に長期間停滞したこともありました。
 これって、冬場の天気のパターンじゃん!


 そんな中でもじっとしていられなくて、雨が上がるとカメラを抱えて出かけていました。こんな天気では、海の色は綺麗にでませんが、雨に濡れた花は、それなりに風情があります。(← とでも思わなきゃやっとれんのです。)

 宮古島で、小浜島で、黒島で、波照間島で撮った、雨に濡れたハイビスカスです。



 ハイビスカスは、沖縄なら何処でも年中見られる花。
 当ブログでも毎年今頃、その年に撮ったハイビスカスの写真をUPしていますが、今回は、雨上がりのハイビスカスの写真が、最も2016年を象徴するような気がしたので、それを集めました。   

 
 台風に遭遇しないに越したことはないのですが、やはり沖縄らしい普通の夏が一番だと思います。来年こそは、青空と白い雲に映えるハイビスカスの写真を、てんこ盛りでお届けしたいものです。





2016年10月26日水曜日

伊良部島の渡口の浜 2016


 夏~


 という感じですな。


 伊良部大橋開通で、どっと人が増えた伊良部島。伊良部島のナンバーワンビーチ渡口の浜。同じ海なのに、どうしてこんなに綺麗なのか。 



 渡口の浜についても、昨年記事にしましたし、それ以前も何度も登場していますが、今回は、今年撮った新作を並べたものです。


 意外と知られていない、渡口の浜の終点。約800メートル続く砂浜の一番東側。
 砂浜は、終わりですが、そこから岩場伝いに歩いていって、振り返るとこんな絶景が。


 反対側。西側の終点です。向こうに見えるのは、下地島。
 こんな海なら、カヤックもさぞかし気持ちよかぁ~(何処弁?)


 遠浅で、細かい白砂の浜。こちらは裸足で歩くと気持ちよさそう。


 

 7月・8月・9月と宮古島に行きました。 
 8月は、まあまあ天気に恵まれたのですが、7月と9月は、晴れたのは滞在中1日だけ。

 曇り・雨で欲求不満だったところに、カァーッと晴れると、朝からテンション急上昇。お昼を食べる時間も惜しくなり、写真撮りまくりです。

 しかし、若人ではないので、こんなことをしていると、午後3時を過ぎた辺りで力尽きて、「もう宿に戻ろうかなぁ~」なんて。ちゃんと食事をして、少し休んでからまた撮り始めれば良いのですが、わかっちゃいるけど・・・笑





2016年10月22日土曜日

竹富島のコンドイ・・・塩湖!?



 竹富島のコンドイ浜です。まるでウユニ塩湖。
 
 元々、コンドイ浜は超遠浅の海。干潮時には深さ10㎝程度の海が広がります。
 そして今年は、台風の影響なのか、砂が沖の方に少し移動したようで、干潮時には、陸に近い方の海は、干上がって出現した砂浜に囲まれて、池のようになります。

 そこに、晴れ・無風という条件が重なれば、もう海が鏡に。




 下の写真をご覧ください。海がやたらと青いと思いませんか。
 実は、このとき低い雲があり、砂浜から奥は日が照っていますが、その手前は日が当たらない状態でした。
 砂浜の左下の方が黒っぽくなっているのがお分かりでしょうか。ここが境目です。

 そのとき、日の当たっている砂浜に露出を合わせて写真を撮ると、手前の海は露出不足で、逆に綺麗な青に写るんです。
 逆に、全面晴れならば、上の写真のように完全な青にはなりません。面白いものです。 


 泳ぐ海というより、遊ぶ海、戯れる海、寝っ転がる海。こここそ正真正銘のマリンガーデン。 




 例えば、宮古島の海は綺麗だ、と誰もが認めるところだと思います。
 「宮古の海は日本一」という人もいれば、「前浜は東洋一」という人もいます。

 しかし、宮古島や周辺離島で、コンドイ浜みたいに、干潮時にこんな「芸」を見せてくれる海は知りません。
 
 沖縄の海は多彩だ、なんて陳腐な言葉しか思い浮かびませんが、ボキャ貧と言われようが、実際こんな光景を目の当たりにしたら、スゲーよ、ヤバイよ!としか言いようがないのです。