2020年8月3日月曜日
ブログ8周年記念 女子沖縄一人旅について2020
本日、当ブログは8周年を向かえました。
いつもご覧いただき、本当にありがとうございます。
かつて、「女子沖縄一人旅について」という記事を書きました。2013年から2015年まで、本編と続編2本を書いたのですが、当ブログの初期のベストセラー記事でした。
最近、一人旅派の沖縄好き女性とやりとりをする機会があったのですが、体験談に基づく役に立つ話であると同時に、大事な話もあると思ったので、本人の了解を得て、インタビュー記事風にまとめてみました。
ブログ8周年記念は、5年振りとなる「女子沖縄一人旅について」です。
- 沖縄一人旅のきっかけは?
入社3年目に、出張で初めて一人で広島へ。一人で新幹線に乗り、生まれて初めてホテルのシングルルームに泊まりました。最初は緊張したけど、一人部屋って気兼ねがなくて快適~なんて思って。
それが多分、私の一人旅の原点だと思います。
最初に沖縄に行ったのは、その年の10月。会社の先輩達と。
沖縄って常夏のイメージがあったので、10月でも当然泳げると思って、張り切って新しい水着も買ったのに、天気もイマイチであまり海にも入れず。
そんなことがあり、来年こそは夏の沖縄に行こうと思って、翌年9月に石垣島に一人で行きました。
- いきなり石垣島に一人旅?
彼氏と一緒にゴージャスなホテルに泊まるような旅が当時は理想だったけれど、とにかく夏の沖縄に行ってみたかった。
石垣島にしたのは、9月になってしまったので、那覇よりも南の島がいいかなと思って。
- 初沖縄一人旅はいかがでした?
はまりましたよ~
もの凄く海の色が綺麗なのに、人が少なくて。もう、伊豆の海や房総の海には絶対に行けないと思った。
感動して、友達を誘ったのだけれど、誰もいい返事してくれない。面倒くさいからまた一人で行っちゃえ、なんて思っているうちに、沖縄一人旅歴20回以上。
- 年間何回くらい行っています?
1回しか行けなかった年もあるけれど、最高は、年5回。
- 今までどんな島に行きましたか?
最初は石垣島。その後、泊まったのは竹富島、西表島、鳩間島、波照間島。最近は、宮古島とその周辺や慶良間諸島の渡嘉敷島にも。
行程の都合で、那覇にも泊まることがありました。
- 一人旅の魅力は?
人と打ち合わせをしないで、予定を決められることかな。
でも、一人旅が魅力というより、沖縄が魅力。もし、一緒に行きたい人が居るなら拒みません。
ただ、一人旅を繰り返しているうちに、自分流の旅のスタイルが出来てしまったかも。
- 例えば?
ホテルではなく、民宿やペンションに泊まるとか。泊まる所も大体決まっている。
最終日は、午前の便でとっとと帰るとか。
最終日は帰るだけと決めておくと、どこで着替えて、顔をつくって、なんて考えなく済む。メイクも朝から羽田仕様で。午前の便だと航空券の値段も安い。
天気が悪いときは、さっさと部屋に戻って昼寝するとかビールを飲むとか。
- 航空券や宿の手配はどうしていますか?
航空券と宿泊がセットになったツアーをよく利用しています。
パッケージツアーだと、一人旅用は割高だれど、ネットのフリーツアーなら、一人でも代金が変わらないものがあるので、そっちの方を使っています。
1泊4日みたいな予約も可能なので、1泊はホテルにして、残り2泊は、民宿に直接電話をかけて予約するとか。
休みの予定が読める時は、航空券を単体で買うことも。2月頃に夏の分を買っておくと安いですよね。
- 島では主に何をしていますか?
最初の頃は、シュノーケリングメインで、ショップのツアーなんかにも行った。
体験ダイビングをしたら、ライセンスを取りたくなったことも。
そのうち、ビーチでのんびり過ごすことが多くなったかな。でも、とにかく海。沖縄の離島に行って、あの綺麗な海を見ないなんてあり得ない。
後は、島内を散歩したり、自転車で廻ったり。宮古島では、橋を渡るドライブをしたり。
- インスタとかSNSは?
あまりやらないけれど、友達にはLineを送りまくっています。「どうだ、綺麗だろう!」の押し売りみたいな感じで。
- 一人で泳ぎに行きますか?
行きますよ。
- 着替えとかどうしてます?
宿で着替えを済ませてから出かけます。水着の上にTシャツとショートパンツというスタイルで。
そのときは、綿のTシャツよりも、速乾性の素材のものがいい。下もデニムとかではなくて、乾きやすいポリエステルのショートパンツ。
海から上がった後、サッとタオルで拭いてシャツ・パンツを着れば、休んでいる間に大体乾くから、着替えないでそのまま帰る。
- 一人旅未経験女子は、一人で泳ぎに行くのに抵抗があるみたいだけれど。
それは、近場の海をイメージするからじゃないですか。
湘南海岸とかに女の子一人で居たら、ナンパされることを期待して来ているみたいに思われて嫌だとか怖いとか。
沖縄の海なら人が少ないから、人の目を意識しなくて済む。
- ちなみに沖縄の海でナンパされたことあります?
「ねえ彼女~どこから来たの?」みたいな露骨なナンパされたことないですよ。笑
ただ、男の人から突然話しかけられることはあって、「海がきれいですね~」みたいなことを言うのだけれど、言い方がなんか緊張気味で、内心笑っちゃうことも。
- カメラを抱えたオッサンから「写真撮らせてください」と言われたら?
聞いてくれたら、多分OKだと思う。無断でこっそり撮るようなのは嫌。広い砂浜なのに、不自然に近い場所を歩いて来る人がいて、手にカメラを持っていると感じ悪い。
- 女子一人で怖い思いをしたことは?
怖い思いはないけれど、ウザイ思いはしょっちゅうしている。
ゆんたく(宿での飲み会みたいなもの)で、沖縄好きで何度も来ていると話すと、ほぼ必ず、「こっちで彼氏見つけて、住んじゃいなよ~」みたいな展開になる。
何で男見つけなきゃ移住できねーんだよ!
まあ、これは一人旅だからというより、女だから言われるのだろうけれど。
詳しい人に上から目線で、ここがいい、あそこに行けと言われるのもウザイ。
ショップのにーちゃんから、「インスタ映えする写真を撮ってあげるからポーズ決めて」としつこく言われるのもウザイ。
女の子にだけやたら優しい島のオヤジもウザイ。周りの目もあるし。
それから、怖い思いじゃないけれど、ちょっとしたエピソードはあり。
某島のペンションに泊まったとき、当然初対面の人達なのだけれど、ゆんたく中に「星を観に行こう」という話になって、5~6人で外に出たのですよ。
真っ暗で、もの凄く星が綺麗でウットリ見とれているうち、気が付くと皆居なくなっていて、残されたのは男の人一人と私だけ。
感動的なロケーションだけど、さっき会ったばかりで、名字以外何も知らない男と二人きりなのはあまりにも濃すぎるので、何とかして早く帰りたい。でも、一人で帰るのも途中の道が真っ暗で怖い。
そこで一計を案じて、「あの~ トイレに行きたくなっちゃったんですけれど、一人で帰るのは怖いから一緒に着いてきてくれます?」という作戦で無事帰り着いた。
宿に戻ったら、「あれ~早かったね~」だって。チクショーッ!こいつら確信犯だな。乙女の身に万一のことがあったら、どーすんだよ!
- 一人ご飯は大丈夫な人?
はじめは苦手だったのだけれど、少し慣れた。お昼は何とか大丈夫なのだけれど、夕食の付かないホテルだと、コンビニで済ませてしまうことも多い。
ここに来たらこの店、という風に決めておけば、2回目・3回目とだんだん入りやすくなるけど、旅の醍醐味とは違う方向だよね。
そういう意味もあって、なるべく二食付きの民宿とかに泊まるようにしています。
- 運転免許は持ってます?
18歳のとき免許を取ったけど、ペーパーだった。石垣島でレンタカーを運転したくなって、再び教習所に通いました。
石垣島はまだしも、宮古島はレンタカー無しじゃ、旅はできない。もっとも、沖縄限定免許みたいなものです。
免許を持っていない人は、車のいらない波照間島とか竹富島とかでのんびりすればいいんじゃないですか。
- 一人旅初心者にアドバイスはありますか?
現地で何か分からないことがあれば、思い切って島の人に聞いてみるのが一番。
ホテルのフロントとか、民宿のオーナー、場合によっては店のおじい・おばあでも。
一見無愛想なおじさんが、親身になって教えてくれたりするのが沖縄的。
荷物は、できるだけキャリーバッグ1個、それも小型のものに収まればベスト。
島では、バスや船の座席が狭かったり、通路に思わぬ段差があったり、道路に水溜まりがあって前に進めなかったりと、想定外のことが起こるので、荷物が多いと苦労する。
一人だと、「トイレに行く間荷物をみていて」と頼むことも出来ないし、急なスコールということもあるし。
持って行くものをできるだけ減らすのはもちろんだけれど、Tシャツなんかは、1枚ずつコンパクトに丸めて、バッグの隙間に詰めるなど、荷造りを工夫すれば、小さなバッグでも意外と詰め込める。
帽子は必需品。直射日光や日焼け予防のほかに、ちょっとした雨の時に傘を挿さずにすむ。これも、折りたたんでバッグに突っ込めるものがよい。
真夏でも薄手の長袖シャツがあると便利。冷房効き過ぎの場所もあるし、日焼け対策にもなる。
- 「素敵な出会いはある?」なんて聞かれませんか。
聞かれますよ~ 聞かれまくり。
- 以前聞いたときにそういう声が多かったのですが。
休暇を取るので上司にあいさつすると、「いい思い出が出来るといいね」とか言われる。いい思い出ってなんだよ。ハッキリ言えよ。
「沖縄に一人で行って何するの」と聞かれることも多い。その割に、こちらが一生懸命説明しても面倒くさそうに聞いている。
違う答えを求めているのがアリアリ。
「沖縄でビキニ着るの」と聞かれたこともありました。そんなこと聞く意味が理解できない。ムカついたから「セクハラですよ」と言ってやった。笑
まあ、一応私も独身女子だから、何度も行くうち、男の人と仲良くなることもたまにはありますよ。
地元に戻ってきてから二人で会った人も。
でもそれは、たまたまそういうことがあったというだけで、ロマンスを求めて沖縄に行くわけじゃない。
もちろん、そういう期待がゼロ%だと言えば嘘になるけれど、出会いを求めて行くには、沖縄の離島は人間が少な過ぎる。独身男子に会うとも限らない。
- 「一人旅なんてすごい」と言われるのが面倒だという意見もあった。
それも、まったくそのとおり。
すごいとか、うらやましいとか言われるのは、大体女の人から。
日本に行くだけだよ。あんたも行っていいんだよ!
女の一人旅でも、美術館巡りをするとか、パワースポット巡りをするとかならば、多分何も言われないはずなのに。
- 沖縄というと、パラソルが整然と並ぶビーチリゾートを連想するからでは?
リゾートホテルのビーチで、ビキニの水着に身を包んだ私がデッキチェアに腰をおろしていると、イケメンの男の子が声をかけてきて、そのときはつれなくしたけれど、その夜ホテルのバーで再開して、一気に打ち解けて・・・みたいな?
アハハ。そんな場所があるなら絶対に行くから教えてください。
- どうすればいいでしょうか。
セクハラです!ってハッキリ言えば終わると思うけれど、職場関係だとちょっと言いづらいよね。
私みたいにバレバレでなければ、何処に何人で行くなんて言わず、何となく出発しちゃえば余計な気を遣うこともない。お土産も買わなくてすむし。
つまるところ、一人旅なんてしたこともないし、する気もない、沖縄なんて修学旅行以来行ったことがないような人達が、勝手に妄想して、相手をいじるだけだから、無視すればいいんですよ。
ただ、本当に無視するのか、社交辞令として少しだけ付き合ってあげるのかは、相手次第だと思います。
できれば、もっと大勢の女の子達が、沖縄に限らずどんどん一人で旅に出て、それを一々ゴチャゴチャ言う方が恥ずかしい、という空気になってほしい。
- 一人旅をためらう女子の背中を押す一言を!
とにかく一度、一人で旅に出てみればいいじゃないですか。
自分には合わないと思えば、やめればいいだけ。あまり大袈裟に考えない方がいい。
一人旅でこそ経験できることも沢山ある。素敵なブロガーさんに出会うとか。
- 何の脈絡もなくありがとうございます。
女の一人旅は危険だ、みたいなことをいう人もいるけれど、外国は知らないけれど、日本なのだから。
確かに、世の中変な人がいるけれど、それは地元でも同じだし、自分が注意すれば危険は防げると思う。
女であることを、一人旅が出来ない理由にはして欲しくない。
一人旅がいいか、友達と旅に出るのがいいか、彼氏や旦那さんと行くのがいいのか、それとも団体旅行が楽しいのか、人によって、場面によって違うのだから、決めつけずにその時々で考えればいいことでしょう。
- 色々ありがとうございました。また、どこかでお目にかかれるといいですね。
リゾートホテルのビーチで待っています。笑
この人とは、4年前、八重山の民宿で知り合い、去年、何と石垣島の離島ターミナルで偶然再会しました。
今年のGWは、お互いコロナのせいで沖縄にも行けず暇なもので、Lineで長時間沖縄の話をしていました。
今回の記事の元となった情報は、全てLineのやりとりです。
「女子沖縄一人旅について」という記事をかつて書いたことは、冒頭で申し上げたとおりですが、内容は、一人旅のスタイルやノウハウについてのアドバイスであり、同じ視点からの経験者の声でした。
今回彼女は、沖縄一人旅をする際の、周囲の無神経な発言などについても、詳しく話してくれました。個人の経験であり感想ではありますが、これは、5年前に一人旅経験者の声を集めたときにも聞いた話であるので、あながち特殊事例だとも思えません。
ちょうどブログの節目でもあり、少し深掘りしておいた方がいいかなと考えたのが、今回の記事のきっかけです。
それで、話の内容をブログアップしていいか了解を求めたところ、個人情報を載せないという条件でOKしてくれたので、今回の大論文記事となった次第です。
一人旅の経験談もなかなか面白かったので、これを前半にまとめ、後半でこの鬱陶しい問題を取り上げてみました。
なお、写真は挿絵であって、本人とは関係ありません。また、今回の記事は、一箇所だけフィクションです。笑
さて、当ブログは、いよいよ9年目に突入します。
ブログを始めるときは、とにかく長く続けようと思っていました。ブログを始めても、長続きしない人の方が圧倒的に多いみたいなのです。
そのためには、あまり制約を設けず、宮古・八重山の写真を紹介することを基本としつつも、沖縄のことだったら、自分が書きたいことを何でも書いていいという、ゆるい縛りとしました。
そうこうしているうちに、何と8年が経過し、10年も見えて来ました。
こうなると、10年を目標としたいところですが、目標を立てて頑張るというのも何となく重荷なので、これまでどおり先を見据えないで、楽しみながら記事を1本1本積み重ねて行きたいと思います。
これからも引き続き、ゆるいお付き合いをよろしくお願いいたします。
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2020年7月29日水曜日
パンプキンはもう見納め? 宮古島の保良泉鍾乳洞
宮古島の保良泉(ぼらがー)鍾乳洞。通称パンプキンホール。自然が造った見事な造形美。これはもうアートです。
しかし、パンプキンには簡単には行けません。入り口は海に面した断崖にあります。
これが入り口。潮が満ちてくると、もっと狭くなります。
一般の鍾乳洞のように、遊歩道が整備されているわけでもありません。天然の穴があるだけ。ある程度の装備と経験がなければ入洞は難しい。
そこで、ガイドに付いてパンプキンに行くことにしました。
今回もガイドはこの人。ひでちゃんツアーズ宮古島の、ゆるゆるブリンナーさん。
砂浜からエントリーして浅瀬を歩くこと約20分。最後は泳いで入り口をくぐると、そこには見事なパンプキンが。
これで終わりではありません。ここからがスタート。この上に鍾乳洞が広がっているのです。
パンプキンの右側の方から岩を登ります。
何故そんな危っかしいことが出来ちゃうかというと、ここの岩は全く滑らないのです。
普通、濡れた岩はヌルヌルしてすべり易いものですが、強度の硬水に覆われた石灰岩の岩には、藻類が付着しないようです。
だからといって、安全という訳では決してありませんが、足場がしっかりしているので、慎重に行動すれば、素人でも岩を登ることが出来るのです。
洞窟の中には大量の水が流れています。これは、地上に降った雨が染み出てきたもの。下は海ですが、この水は真水です。
この何というか、秘宝館チックな岩からも水が流れ出ています。そんでもって、この水を浴びると子宝に恵まれるんだとか。
安易だけれど、まあ、納得しちゃいますよね。これが自然の造形だから凄い!
この幻想的な光景は、ゆるゆるブリンナーさんが持ってきた数本の水中ライトで演出されています。
もちろん、普段は真っ暗です。
洞内では至る所から水が流れ出ています。
宮古島は、約3万年前に珊瑚礁が隆起して出来た島。珊瑚由来の石灰岩からなる土壌は、水捌けがとてもよいのです。
宮古島には、川らしい川がありませんが、降った雨はドンドン地下に浸透します。それが染み出て流れくる場所のひとつがこの洞窟なのです。
来るときは、ゆるゆるブリンナーさんが用意したはしごを使って登りましたが、帰りは、上から飛び降ります。
ここは、竜宮の神様が宿る神聖な場所。心の中で願い事をしながら飛び込むと、願いが叶うのだとか。
その手の話はあまり信じないのですが、せっかくだから、世界の平和と貧困の撲滅を願って飛び込みました(ような気がします)。
そのパンプキンホールですが、テレビ番組でも取り上げられたこともあって、すっかり有名になりました。
コロナ禍で閑散としている今年の宮古島ですが、それでも、多い日には100人を軽く超す観光客がやって来るそうです。
この日も、パンプキンの中や行き帰りに、大勢の人とすれ違いました。
中には、ガイド無しと思われる人や、ガイドが付いていても、水着にライフジャケットだけという軽装の人もいて驚かされます。
オイ、大丈夫かよ。岩にぶつけたら血だらけになるぞ!
実は、これからもパンプキンに行くことが出来るのか、微妙な情勢になっています。
元々狭い場所ですから、一度に中に入れる人数はそんなに多くありません。それにも拘わらず、来洞観光客がどんどん増えています。
今年は、たまたまコロナ禍で、観光客自体が少ないのでこの程度で済んでいますが、やがて観光客が戻れば、洞内や入り口で大渋滞なんてことにもなりかねません。
さらに、バブルと言われている宮古島では、ホテルの建設ラッシュの真っ只中。建築
中、計画中のホテルには、200室・300室といった大型のものも含まれます。
万一、事故が起こってけが人が出たり、鍾乳石を破壊するようなことがあれば、規制がかかるのは間違いないでしょう。
そうなる前にと、業者間での自主規制の動きもありますが、既得権益を主張する者もいて、なかなかまとまらないのだとか。
ある日突然、許可なく入洞禁止、とか、ガイドを同伴を条件に1日何人まで入洞可、みたいな規制が始まるかも知れません。
いつでも気軽にパンプキンに行けるという時代は、遠くない将来に終わってしまうかも知れません。
これからパンプキンに行く人機会のある人は、「一期一会」の精神で鑑賞してきてください。
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2020年7月25日土曜日
黒島仲本海岸でシュノーケリング 2020
イソギンチャクに寄り添うカクレクマノミ。シュノーケリングでお馴染みのシーン。ここは、黒島の仲本海岸です。
タイトルの2020は、以前当ブログで取り上げた場所を、今年撮った写真で改めてご紹介しようという企画です。
黒島には毎年行っていますが、何故か天候に恵まれず、海に入ったのは3年ぶりです。
海に入ると、最初は岩と海藻と砂浜だけで、熱帯魚も少しだけしかいないように見えますが、探していくうちに珊瑚の大きな根がいくつも見つかります。
珊瑚の周りには熱帯魚も沢山います。
この光景は、珊瑚の白化の影響で10年前、15年前と比べると多少変わってしまっているかも知れません。
でも、今でも、この程度は珊瑚が残されているとも言えそうです。
仲本海岸一帯は、普段は流れがあり泳ぐには適さないのですが、干潮時間帯はリーフ周辺が干上がり、その内側がシュノーケリングポイントとなります。
干潮時刻を調べ、その前後各2時間くらいが目安です。大潮で風がない日がベスト。小潮で風がある日はより慎重に。
海が荒れているときはもちろん泳げません。かつて、事故が多発したこともあります。十分に注意して、決して無理はしないでください。
この日の仲本海岸。ほぼ干潮時間帯です。
干潮で風がないときには、ときたま、巨大なプールと化します。こういう場所は、沖縄の中でもあまりありません。
海の中から見上げた空。この僅かな波さえもなければ、青空と白い雲が水中から眺められるのでしょうか。
来てね~ 待ってるよ~
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