2014年11月23日日曜日

古き良き沖縄 ツッコミどころも満載な宮古島久松


 沖縄らしい街並みと言えば、赤瓦の屋根・シーサー・石積みの塀・咲き乱れる花・石敢當などなど。
 沖縄一の大都会、那覇でも一歩裏通りに入ればまだまだ残っているのに、宮古島には意外にないんだよなぁ、なんて思っていたらありました。

 伊良部大橋連絡道路が通過するため、大規模な公共工事が行われた久松地区。ですが、一部の道路が広くなった以外、大して変わっていません。そんな久松をブラブラ歩いていたら、古き良きツッコミどころも満載の沖縄を見つけました。


 ありました。赤瓦の屋根。
 宮古島では、なかなか見つからないのです。

 と思ってたら、なんじゃこりゃ。白瓦の屋根~? 
 屋根全面を漆喰で固めたのでしょうか。



 1日に5本しか運行されない路線バス。見かけたら幸運が訪れる・・・わけではないですが。

 だからといって、これじゃあ知っている人しか分からないバス停。



 石敢當

 石敢當について詳しくは、過去記事をご覧いただきたいのですが、

 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/05/blog-post_17.html


 ん?石當?

 こちらは、石敢? お菓子屋か?

 マジムンを笑わせて撃退する作戦かな?


 この辺りは、山坂あってサトウキビ畑は見かけませんが、ハウスによるマンゴー栽培が行われています。
 台風でやられたんだか、かなりいっちゃってるハウスの骨組み。来年のマンゴーは大丈夫?


 民家の塀に凄い看板を見つけました。

 錆具合からすると、ホーロー製ではなく、鉄製かな。この雰囲気はアメリカチック。もしかしたら、復帰前からあるの?

 「The Endless Summer」

 1964年公開の伝説のサーフィン映画。ということは、やはり復帰前からみたいですね。凄い。50年間ここに張り付いていたんだ。


 古き良き・・・なんて言いながら突っ込んでばかりでした。

 ところで、久松といえば、地元的にはコレなんです。「久松五勇士顕彰碑」。
 1905年、宮古島の北の海上を航行するロシアバルチック艦隊を発見。当時通信施設がなかった宮古島から、5人の漁師が手漕ぎのサバニで石垣島まで行き、八重山郵便局から大本営に無線連絡をしたという、当時の英雄のお話です。

 宮古空港の売店では、「久松五勇士」という名前のお菓子を売っています。

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