2026年6月1日月曜日

沖縄旅行が台風で中止になる確率 ver.5

 


  •  沖縄には行きたいけれど台風が心配、という人は少なくありません。そこで、実際に沖縄旅行はどれくらいの確率で台風の影響を受けるものなのか、具体的な数値で検証してみました。
  •  この記事は、予定していた沖縄旅行が台風のため中止になったり、予定変更になる確率を、自らの経験に基づいて算出したものです。
  •  個人の経験ではありますが、20年以上140回以上行っているので、ある程度客観性のあるデータにはなっていると思います。 
  •  2015年にこのタイトルでアップして以来、データを更新してきましたが、今回は、少し内容を書き足してver5としました


(Windy)


 対象は、沖縄が台風シーズンである6月から10月までに計画した沖縄旅行(奄美・与論を含む。)計149回です。

 予定通り沖縄に行った:144回
 台風のため中止した:5回

 予定していた沖縄旅行が台風で中止になる確率は、3.4%(5/149)でした。


 このうち1回は、行きの便が欠航となり、元々が2泊3日の行程だったので、翌日に空席待ちをしてまで行っても、帰りは延期できないので、中止にしました。

 あとの4回は、何れも、台風が迫って来ており、行くことは何とかできるものの、帰りの便の欠航が決まったか、その可能性が高かったため、中止にしたものです。

 なお、これら沖縄旅行は、すべて事前に計画したもので、天候を見ながら直前に予約したものはありません。(航空券を安く買わなければならないので。笑 )



 完全に中止にはしなかったけれど、台風のため当初の日程の短縮を余儀なくされたこともあります。

 このうち、出発日を1日遅らせた、または、那覇で足止めされ、最終目的地の宮古島、石垣島に辿り着けたのが翌日だった、ということが全部で9回ありました。

 そこまでして行かない、ということであれば、旅行中止の5回を加えて14回、その確率は、9.4%(14/149)に跳ね上がります。

 
 台風のため航空機が飛ばないとか、その可能性がある場合には、手数料無しでキャンセル又は予約便の変更を受け付けてくれます。

 翌日の便に変更できれば、1日遅れで沖縄に出発ということになるのですが、希望の時間帯に変更できるか、変更できてもその便がさらに台風の影響を受けないかなど不確定です。

 場合によっては、空港窓口に出向いて臨時便への変更手続きや、空席待ちをしなければならないかも知れません。

 そこまでしないとか、また、先ほど触れたケースのように2泊3日程度の短期の旅行だったら、出発を1日遅らせると現地滞在時間がほとんどなくなってしまうので、それならもうキャンセルということもあると思います。


 那覇で足止めとは、台風が近づいている微妙な状況下で、羽田から那覇乗り継ぎで宮古・石垣に向かうはずが、那覇までは何とか行けたものの、那覇発宮古行き・石垣行きの便の欠航が決まったというケースです。
 
 急遽那覇で宿を探し、翌日宮古・石垣に行きました。


 また、台風接近で、予定を繰り上げて1日早く帰ったことが3回ありました。
 この3回を加えると、中止又は日程短縮は、11.4%  (17/149)になります。

 
 沖縄は晴れていたけれど羽田空港に台風接近のため、繰り上げ帰宅したことが1回ありますが、これはカウントしていません。

 そうすると10%強の確率で、台風のため予定通りの沖縄旅行ができないということになります。


 ところで、皆さんが一番心配なのは、沖縄に行ったものの台風で閉じ込められ、予定の日までに帰れないということだと思います。
 自分は、144回中、帰りが遅れたという経験はまだありません。

 これは、たまたま偶然なのかも知れませんが、台風情報に注意し、早めに対策を講じれば、帰宅遅れは回避できる可能性が高いということだと思います。
 この点は、後で触れます。




 さらに、日程短縮ではないものの、台風接近のため、同じ日の早い時間帯の便に変更して帰ったことが1回、石垣島から先の船が欠航し、宿泊予約をしていた島に渡れなかったことが2回(うち1回は、繰り上げ帰宅と重複)、逆に、離島泊の予定を切り上げて取り敢えず石垣島・宮古島まで戻ったことが2回ありました。

 これらを足すと、何らかの計画変更を強いられた確率は、14.1%(21/149)でした。


 八重山の高速船は、ほとんどの場合、飛行機よりも速く欠航が決まるので、宿の方から、「早く石垣まで戻った方がいい」とか「こっちに来ないで石垣に止まった方がいい」と言ってもらえることが多いのです。

 繰り上げて宮古島に戻ったというのは、多良間島に行って現地2泊の予定だったのを、1日早く取り敢えず宮古島まで戻ってきたケースです。


 これ以外にも、行程自体は当初の予定どおりだったのですが、現地でモロに台風をお迎えしてしまい、宿に閉じ込められたという経験が2回あります。
 それも加えると、台風により何らかの影響を受けたのは、15.4%(23/149)でした。
 (単に台風の影響で天気が悪かったというケースは含みません。)



 以上をまとめると、台風のせいで沖縄に行けない、日程を短縮しなければならない確率は10%強、現地でドタバタする確率も含めると15%強ということになります。

 やはり、夏の沖縄にとって台風は無視できない存在です。


 月別に見ると、

 旅行中止:8月2回 9月3回
 出発遅れ:7月2回 8月3回 9月3回 10月1回
 繰上帰宅:8月2回 9月2回
 宿の変更:7月1回 8月1回 9月1回 10月1回
 現地遭遇:7月1回 10月1回


 こうしてみると、やはり、8月と9月が多いようですが、10月になってもまだ油断はできないということになります。




 この記事をアップするまさに今日、沖縄は台風6号に見舞われている最中です。リアルな情報をお伝えしますので、もし、沖縄に行って台風が来てしまったときの参考にしてください。


 台風6号は、沖縄本島直撃の迷惑台風ですが、6月1日午前6時の予報によれば、最発達時でも970hPa、中心付近の最大風速は35mと、沖縄に接近する台風としては中規模程度のものです。

 台風の進路は、南の海上で発生してから高気圧の縁を廻るように北上し、沖縄付近で北東に向きを変えるという、典型的な夏台風です。


(気象庁HP)


 今回は、航空会社の動きも早く、5月29日には台風の影響がでる旨の注意喚起があり、前日の5月31日は、6月1日に那覇空港ほか沖縄の全空港を発着するすべての便の欠航を発表しています。
 
 全日空は、5月31日夜に、那覇発羽田行きの2便の臨時便を飛ばしました。
 内1便は那覇発22:05羽田着24:30(実際の到着時間は24:47)というもので、何をおいても沖縄から離れたい人向けの緊急措置と思われます。



 自分自身、沖縄に行く前はあんなに台風情報を気にしていたのに、着いた途端、遊ぶのに夢中になって、台風のことを忘れてしまいます。

 だいたい台風の直前は天気が良いものなのです。(低気圧である台風が雲をかき集めるからだという説もあります。)
 

 でも、サインがあります。

 一つは風。
 やけに風が強いなと思ったら、それは台風が接近しているからかも知れません。

 もう一つは、人からの情報です。
 沖縄では、商店や飲食店の会計時、ホテルでのキーの受け渡し時など、普段あまり会話をしない場面でも、相手が観光客だと見ると「台風が来てますね」などと話しかけてくれることが多いのです。

 そうしたサインを見逃さず、我に返って台風情報を確認してください。

 
 航空会社のサイトを確認して、もしヤバそうだと思ったら、その時点で予定の変更を真剣に検討することをお勧めします。
 この段階になるとスピード勝負です。


 例えば、今回6月1日に帰りの航空機の予約をしていたとします。

 5月30日くらいの時点で、5月31日の繰り上げ帰宅を決断すれば、便の変更は容易だったと想像できます。
 
 5月31日の、特に午後になると、空港は人で溢れ、ネットも繋がりにくくなってしまいます。

 6月1日を迎えてしまうと、飛行機は飛ばないのでホテルに缶詰です。荒天の中ホテルを出ることもできず、万一停電にでもなれば目も当てられません。

 6月2日に飛ぶかどうかも、その時点では分かっていないのです。


 なお、台風情報の収集については、こちらの記事も参考にしてください。



 台風一過という言葉があります。
 内地では、台風が過ぎ去ると晴れるというイメージがありますが、沖縄では台風の速度が遅いことが多いので、影響が長引くことも多いようです。
 

 6月に入ったばかりですが、沖縄は台風シーズンの始まりであると共に、長い長い夏の始まりでもあります。
 

 
 (今回も、イラストはAI作です。)



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2026年5月25日月曜日

宮古島バブルの行方 ♪ 泡は流れてどこどこ行くの




 ♪ 川は流れて~どこどこ行くの~

 沖縄に行けば、どこかで耳にする名曲「花」(喜納昌吉作詞作曲)。

 でも、流れているのは、泡なのです。



 宮古島では高級リゾートホテルが次々とオープンしています。

 ただの埋立地だったトゥリバーに、ヒルトンとキャノピーが開業し、合わせて650室くらいの巨大リゾートホテルとなりました。

 島の人口が160人程度の来間島に、169室のシーウッドが出来てもう6年が過ぎました。

 宮古島にも伊良部島にも次々とホテルがオープンし、今なお工事中のところもあります。


 宮古島市の基準地価、地価公示価格の対前年比は、いずれも県内トップでした。

 空港での荷物の受け渡しや、ホテルのリネン交換のスタッフが、時給千五百円でもなかなか集まらないと聞きます。

 バブル真っ只中の様相を呈していますが、果たして実態はどうなのでしょうか。




 1990年頃の日本は、バブル景気といわれる時代でした。

 当時の話がマスコミに登場するとき、必ずといっていいほど「マハラジャ」の映像が流れます。

 マハラジャはバブルの本質とは関係なく、時期も微妙に外しているのですが、マハラジャのお立ち台で「ワンレン・ボディコン」姿で踊る女子達は、バブルに浮かれ狂っていた経済人の姿に重なるようです。
 

 今、ホテル激増の宮古島の経済は熱いでしょうか。踊り狂っている人達はいるのでしょうか。
 とてもそんな風に感じられないのです。


 その理由は、客観的指標ではなく肌感覚ではありますが、

 ・ 島内を走行するレンタカーの数がそれほど増えていない
 ・ ホテルの予約が那覇や石垣島より容易である
 ・ 航空機の便数が以前と比べてそれほど増えているわけではない

 からです。




 一番分かりやすいのはレンタカーだと思います。宮古島の観光客はほとんどがレンタカーを利用します。

 単純にみれば、ホテルが100室増えれば、レンタカーも100台増えるはずです。

 一方駐車場は、17END、中の島、渡口の浜、砂山、前浜港、インギャー、来間島農村公園、竜宮展望台などなど、どこも数台から十数台分ほどしかありません。

 路駐もありますが、それでも何とかなっているところをみると、レンタカーが激増しているわけではなさそうです。


 来間島内の道路の大半は、センターラインもなく、交差点に信号はおろか一旦停止の標識すらない田舎道のまんまです。

 もし、来間島のホテルがフル稼働して、150台以上のレンタカーが島内を行き来すれば、渋滞や事故の発生は必至と思われますが、幸いに、というか、そういう話は聞きません。


 予約が殺到して、レンタカーが借りられないということも今はありません。


 物価も高くなりましたが、日本中そうなのであって、宮古島だけが狂乱物価という訳ではありません。

 航空券も徐々に高くなりましたが、これは、コロナ後に激安となったのが元に戻っただけです。

 安さになれると、値上げは辛いですが、冷静に考えれば、夏のシーズンに東京から宮古まで1万円、1万五千円でホイホイ行けたことが異常だっただけです。


 昨年度の宮古島市の入域観光客数は、1,263,397人と、過去最高を更新しましたが、コロナ前の2018年度との比較では、約10%上回っているに過ぎません。

 この間、オープンしたホテルは、客室数で1000を超えているにも拘わらずです。




 そんな中でも、まだ工事が続いています。

 サトウキビ畑の向こうで工事中なのは、東急の分譲式のコンドミニアム。

 オーナーになると、ゴージャスな部屋を盆でも暮れでも特別価格で利用でき、自分が使わないときは、客室として一般客に貸し出すこともできるそうですが、120㎡超の部屋のお値段が11億円だとか。

 シギラも、約3億円~9千万円でコンドミニアムを販売しています。


 東急は、4月のトライアスロン出場者全員に、パンフレットを配りました。
 
 トライアスロンの魅力は、自らの肉体を極限まで追い詰めることによって得られる、圧倒的な達成感なのだそうです。

 そういう人達は、喩え金があったとしても、ゴージャスなホテルで優雅にゴルフをしたり、選ばれし者のみが利用できる小さなプールで泳ぎたいと思うでしょうか。


 たいした話ではありませんが、何か、違う方向に行っているような気がしませんか。





 バブルとは泡です。

 1990年頃の日本は、少なくとも表面上は空前の好景気でしたが、実体経済とはかけ離れたまま、泡のように消えてしまいました。

 後になって「バブル景気」と呼ばれるようになりましたが、上手いネーミングだと思います。


 当ブログで初めて宮古島バブルを取り上げたのは、コロナ前の2019年8月でした。

 どこかでバブルが弾けるのではないかと、ずっと思っていたのですが、宮古島の泡は、弾けてはいないけれど、皆が期待していない方向に流れていっているような気がします。


 宮古島には、ホテルは沢山出来ました。しかしこのままでは、バブルどころか、バベルの塔になってしまうかも知れません。


 


 今宮古島で最高級のマンゴーは、全部ホテルに買われてしまい、市場には出回らないと言われています。

 その、最高級マンゴーを使ったと称する某ホテルのパフェ。何とお値段が3800円(税別)です。


 きちんとサイコロ状にカットされたマンゴーに、色とりどりのアイスクリーム、カンナで削ったかのような薄いチョコレート、イチゴまで添えられて、とっても映える一品です。

 でも、最高のマンゴーならば、お上品じゃないけれど、カットしてそのまましゃぶりつくのが一番美味しい食べ方だと思いませんか。


 それと同じで、宮古島で最高の贅沢は、日本で一番かも知れない美しい海で遊ぶことでしょう。
 それができるならば、ほかの人達が何処で何をやってくれても構わない、段々、そんな気持ちになってきました。






 おまけ

 冒頭2点のイラストは、当ブログとしては始めてAIさんに作ってもらった画像を使いました。調べてみたら、AI画像には著作権がありません。人が創ったものではないからだそうです。

 う~む。深い。


 自分で撮った写真と紛らわしいのでイラストにしたのですが、それだけじゃ面白くないので、実写版も作ってもらいました。AIだから「あいちゃん」 笑


  

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2026年5月18日月曜日

金持ち優遇? 青組マイル修行者の悲嘆

 

 沖縄に行くときに、あなたはJAL派ですか、ANA派ですか。それとも、スカイマーク、ピーチですか。

 自分は、無派閥だったのですが、近年、羽田・宮古、羽田・石垣路線に関しては、ANAの方が安い航空券が買えることが多かったので、7:3位でANA派でした。


 旅好きや航空マニアの中には、ハッキリと、JAL派、ANA派と公言する人も少なくなく、そういう人達を、機体の色から、赤組、青組なんていう呼び方をすることもあります。


 ところが最近、青組の一部が怒りの声を上げる騒ぎが起きました。




 日本航空(JAL)と全日空(ANA)は、優良顧客を囲い込むために、上級会員制度を設けています。

 JALはJGC(JAL グローバルクラブ)、ANAはSFC(スーパーフライヤーズカード)といいます。

 これらの上級会員になると、ネームの入った革製の手荷物タグがもらえるほか、

 優先搭乗ができる、預けた手荷物が早く帰って来る、空席待ちの際優先される、搭乗マイルにボーナスが付く、そして主要空港ではアルコールも飲み放題のラウンジが利用できるなどといったご褒美があります。



 上級会員になるには、かつては両社共、年間(暦年)で一定のポイント数に達するまでその会社の便に乗り、それが達成できたら、最低でも年会費が1万1千円以上の両社のクレジットカードに申し込むことが条件でした。

 一度上級会員になると、カード会費を払い続ける限り会員であり続けます。

 そこで、1年間だけ頑張って、用もないのに飛行機に乗って会員資格をゲットするという、「修行」を行う人達が現れました。

 

 ANAの羽田・中標津(北海道)線は、羽田を発った飛行機が短時間の滞在で折り返してくるため、距離の割に効率の良い修行場とされ、特にオフシーズンは、中標津に着いてそのまま折り返してくる客が相当数居たそうです。

 コロナの頃海外に飛んで、到着国の入国が許可されなくても修行なので構わないという客もいました。


 修行は、バラエティ番組にも数多く取り上げられ、その大半は、修行者を変わり者扱いして面白おかしく取り上げるものでしたが、マニアにとってはそれも勲章でした。


 そうした、汗と涙の結晶(?)である上級会員資格に、ANAが更なるハードルを設けると発表し、修行を終えて上級会員になった青組の人達が怒り狂っているというのです。




 ANAは、2年後から上級会員を並と特上に分け、特上会員になるには、クレジットカードであるANAカードを年間300万円以上使うか、通算してべらぼうな回数ANA便に搭乗しなければならないとしました。

 しかも、特上会員になれば従来のサービスが維持されますが、並会員は一部サービスが受けられなくなります。

 その一番大きな違いは、ラウンジを利用できるかできないかなのです。
 


  2026年時点の国税庁の調査では、日本人の平均年収は約460万円だそうですが、平均的な日本人が、クレジットカード(それもANAカードのみ)で年300万円以上使うことはまずないでしょう。
 
 そうすると、特上会員になれるは、平均以上の金持ちか、個人事業主で経費をうまいことカードで支払える人などに限られることになり、金持ち優遇だと批判されているのです。

 特に、ANA便の利用ではなく、ANAカードの利用という点で、航空マニアの怒りに火を点けてしまいました。 
 

 ANAはこれまで、上級会員の魅力をアピールし、閑散期には、獲得ポイントが2倍になるキャンペーンも行ってきました。

 特に、一度獲得した会員資格は永続する旨PRしていたことに、怒りの矛先が向けられています。
 そこには小さく、「制度が変わることもあります」と書かれていましたが、それではどこかの危ない通販と一緒じゃないか、という話になるのです。


 このことは、よほど衝撃が大きかったようで、大手メディアから個人のブログまで、数多く取り上げられ、絶賛炎上中と相成った次第です。




 一方のJALも上級会員制度にメスを入れたのですが、JALの場合は、会員資格の獲得条件を年間のJAL便の利用実績から、通算によるJAL便の利用やJALカードの利用など、これまでのJALグループへの貢献度がポイント化されることになりました。

 それにより、1年間という期間の制約はなくなりましたが、ハードルはかなり上がりました。

 それでもJALは、既存会員の特典には手を付けなかったことから、ANAとの比較で高評価されているのです。

 
 ANAの公式発表ではないですが、報道記事を読むと、上級会員が増え過ぎてラウンジが混雑しているから、ラウンジ入場者を制限するための対策だとするものが多くありました。

 一方のJALは、現在、羽田空港のラウンジの改修工事を行っており、JALは多くの会員を受け入れる設備を整えているという見立てもあります。

 この話とは関係ないと思うのですけれどね~。


 ある記事では、会員番号の名称を、ANAはお客様番号、JALはお得意様番号としていることを取り上げ、「こんな所に両社の顧客に対する考え方の違いがある」とかいっていました。

 最近JALは、「時間までに搭乗口に来ないお客様は待ちません」というかなり強い口調のPR動画を作成しましたが、これすら「そのとおりだ」と賞賛するものが多くなっています。

 反対にANAは、今月から一番安い運賃はチェックインするまで座席指定ができないなどとしたことから、LCC並だと批判されることも増えています。


 今、ANAは何をやっても悪者で、JALは何をやっても誉められるみたいです。


 今年の冬には、JALが搭乗ポイント2倍キャンペーンを行った結果、宮古・多良間便に修行者が殺到して、島民の利用に影響が出ました。

 あの時は、JALを叩く論調が多かったのですが、喉元過ぎたら早くも忘れてくれたみたいです。

 ANAも、今は姿勢を低くして嵐が過ぎ去るのを待つしかないようです。



 JALも将来、JALカードの利用300万円以上を上級会員資格にする可能性もあるわけですが、今回の騒ぎを見たら、当分手を付け難いと思います。

 その意味では、赤組の人達は内心ホッとしているかも知れません。




 もっとも、ラウンジを利用したり、優先搭乗できるといったサービスは、上級会員にならなくとも、ファーストクラス・プレミアムクラスを利用すれば受けられます。

 修行には、最低でも50万円近くかかるそうですが、その金を本当に飛行機に乗りたいときに分散投資して、ファーストクラス・プレミアムクラスを使った方が、トータルでは得になるケースが多いと言われています。


 しかし、マニアの心理とはそういうものではありません。もし、入会金50万円で会員資格が得られるしたら、金額に見合ったサービスを受けられるかを考えるでしょう。

 そうではなくて、ANA便に乗りまくった者だけに与えられるSTATUSだからこそ、損得を考えずに修行するのはないでしょうか。
 ANAに忠誠を誓ったのに、裏切られた青組の怨嗟は如何ばかりか。



 趣味を経済的合理性で語ることは無意味です。自分は、既に160回以上沖縄に行っていますが、そのことの合理的理由など絶対説明できない自信があります。

 と言うか、160回沖縄に行ったなどと宣言してマウントを取ろうとすること自体、一般の人から見れば変ですよね。
 (その程度の自覚はあります。笑 )





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