2026年7月26日日曜日

沖縄のビーチで写真を撮る女子を応援します - コーラルブルーの夏休みを一枚に Ⅳ

 

沖縄の、特に、宮古・八重山の美しい海で写真を撮っている女性のみなさんへ、

あとで何度も見返したくなる、思わず誰かに見せたくなる、そんな写真の撮り方を一緒に考えましょう、

という趣旨の記事です。今回で最終回となります。





 一人の写真なら何の問題もないのに、友達同士一緒に写る場合は、時として難しい問題が生じます。

 バランスです。

 
写真O


 「シャッター押してもらってもいいですか」と頼まれたとき、写真Oのように、水着だけの人とそうでない人が交じっているのが、一番困ります。


 これでは、どうしても真ん中の人に視線が行ってしまい、両端の人は引き立て役になってしまいます。真ん中の人は真ん中の人で、自分だけ浮いていると感じるかも知れません。

 そうなると写真としては失敗です。


 頼まれたタスクをこなして、とっとと立ち去ればいいのですが、できれば何とかしてあげたい。


写真P


 そこで、位置を変わってもらいました。露出の少ない人を露出の多い人が囲むと、多少印象が変わります。

 応用編としては、Gパンの人、ショートパンツの人、ミニスカートの人がいる場合には、Gパンの人を真ん中にするといったことが考えられます。



 でも、本当は、3人揃って水着姿になるのが一番絵になると思うので、シャツだけ脱いで上半身だけ撮るとか、水着にはなるけれど小さく撮るといったように、メンバーが皆納得できる方法を考えてもいいと思います。

 水着で撮るけれど、メンバー以外に見せないという条件で撮るのもありだと思います。
 後で見て良い感じに撮れていたら、仲のいい友達になら見せてもいい、ということになるかも知れません。



 意外なのですが、写真Qのように、身長差があると写真ではかなり目立ちます。


写真Q



 これは、カメラマンしか気が付かないので、撮る時に注意してあげてください。

 背の高い人が少し屈んで、足下は撮らないことで解決です。そのほか、座ってもらうなどポーズの工夫で何とかなります。


 身長差は、ちょっとであれば、ほぼ気が付きません。頭半分くらいの差になると、何故か急に気になりだすのです。



 一方、朗報?なのですが、写真では意外な点がスルーされやすいのです。


写真R


 写真Rを見て、何か気付いたことはありますか。



 実は、右側の人は、割と・・・ふとめ・・・なのです。一目で見抜いた人はいますか?
 身長差や着ているものと比べ、気が付きにくいでしょ。

 写真は最初の0.5秒が勝負です。そこを無事乗り切れば、違和感を持たれ難くなります。


 その理由なのですが、「ビキニの水着はスタイルを暴く衣装ではなく、見る人の視線を全身に分散させる衣装である。(by AI)」からだそうです。

 自分は納得しました。
 
 
 そういう意味では、体型補正水着で本当に体型を補正できるのかどうかは知りませんが、体型補正写真というのはあるな、と思いました。




 沖縄のきれいな海を前にして、水着姿になって開放感を味わいたい人がいる一方、水着姿になることに消極的な人もいるでしょう。

 そもそも、写真自体あまり撮られたくない人も少なくありません。

 皆で撮る場合は、消極派に合わせるしかありません。


 ただ、撮っているうちに、段々気分が乗ってくることもあります。まずは無難な写真から取り始め、状況に応じてお願い、お勧めをするような形がいいと思います。


 メンバー間にバランスの差がなく、かつ、楽しさを共有できる写真、最大公約数的フォトが1枚でもあればいいのです。
 





 最後は、撮った写真の見せ方についてです。

 撮ったら終わりではなく、それをどう整理して見せるか、それが最終仕上げになります。



 その前に一つ、

 撮ることと、それを見せることは別の話です。

 写真に公開ランクを付けて、これは自分だけ、一緒に行った友達だけ、家族まで、彼氏まで、職場の同僚まで、SNSで公開、みたいに仕分けるのです。

 もちろん失敗作や、ちょっと調子に乗りすぎたと思ったらこっそり消しましょう。

 その分撮る時は、何でもガンガン撮るのがいいと思います。



 次に、人に見せる場合の見せ方、順序です。

 
写真S


 上の写真Sを見てください。

 この程度のファッションなら、今どき街中でも普通に見られると思いますが、それ以上の非日常を感じさせるショットになっていると思いませんか。

 全体の雰囲気から「これから」をイメージさせるからでしょう。背景と共に、トートバッグやビーチサンダルといった小物が効いています。



 問題は、見せ方です。この写真を1枚だけで見せるならいいのですが、水着姿の写真と一緒に見せてしまうと、どうしても水着写真に目が行ってしまいます。

 そこで、まず1枚目に写真Sを、2枚目には例えば下の写真Tのような微妙なショットを並べます。

 
写真T


 このような例は2回前の記事でも紹介しましたが、1枚の写真ですべてを語るのではなく、ストーリーを作って後は見る人に想像に任せるやり方です。

 全身水着写真はまた次回、みたいに引っ張り方も面白いかも知れません。



 LINEやXにアップするときは、並べる順番が大事です。

 友達と一緒に写った楽しそうな写真、一人で写ったちょっと「ドキッ」な写真、途中に海の写真や現地で食べたスイーツの写真なども交えながら、「宮古・八重山の楽しかった思い出」「街中では見せない非日常の姿」というストーリーを作ってください。

 インスタなら毎日1枚ずつアップするやり方もあります。



 直接スマホから見せる場合でも、撮った順にランダムに見せるのではなく、アルバムに編集してから見てもらいましょう。

 そういう編集作業は、きっと、楽しいと思いますよ。



 「私イケテルでしょ」という写真も、ストレートに見せるのではなく、70%、60%、80%という感じで、もったいぶって見せると、それが見た人の頭の中で100%になり、あるいは120%にもなるかも知れません。

 それが動画にはない、静止画写真の面白さです。





 人に見せる前提で書いてきましたが、もちろん、写真は自分で見て楽しむものです。

 スマホだけではなく、パソコンに転送して大画面で見たり、プリンタがあれば、特にお気に入りの写真をプリントするのも楽しいと思います。

 昔は当たり前だったプリント写真。今却って新鮮ですよ。


2026年7月20日月曜日

沖縄のビーチで写真を撮る女子を応援します - コーラルブルーの夏休みを一枚に Ⅲ

 

沖縄の、特に、宮古・八重山の美しい海で写真を撮っている女性のみなさんへ、

あとで何度も見返したくなる、思わず誰かに見せたくなる、そんな写真の撮り方を一緒に考えましょう、

という趣旨の記事です。前回からの続きです。


 
写真J


 上の写真Jは、伊良部島の渡口の浜です。

 まるで、ウユニ塩湖のようですが、渡口の浜は条件が整うと、砂浜が鏡になります。

 これは、自分が撮った写真をベースに、AIに人物を画いてもらったものですが、いつかこんな写真をリアルに撮ってみたいものです。



 何処の海でもプールでも、楽しかった思い出を写真に残すことはできますが、沖縄の、特に宮古・八重山の海で撮ることには特別のアドバンテージがあります。


 まず、何と言っても海の色が違います。
 
 宮古・八重山にはオール日本でもトップクラスの美しい海があります。写真以前に、そこに着いた時点でテンションが上がります。




 そして、人が少ない。

 沖縄本島の一部のビーチ、ホテル前のビーチにはそこそこ人がいたりしますが、宮古・八重山の海は、運が良ければ、まるでプライベートビーチのようになることすらあります。

 人目を気にせず撮れる。背景に余計なものが写りこんでしまうこともありません。



 遠浅の海がある。

 写真Kを見てください。

 砂浜ではなく、海に座る。こんな開放感MAXなシーンが撮れる場所は、日本中探してもそうそう見つからないと思います。

 
写真K


 アクセスしやすい

 宮古島・石垣島に行くまでは遠いですが、着いちゃえば、空港でレンタカーを借りて、どちらの島も30~40分以内にほとんどのビーチに辿り着きます。

 しかも、車を駐めたらもう目の前が絶景ビーチ!という場所も少なくありません。

 積極的にお勧めするわけではないですが、ビーチのはしごもできます。


 写真メインの旅なら宮古島をお勧めします。石垣島の海はバラエティに富んでいますが、シンプルな海の美しさから言えば、宮古島の方が勝ります。

 レンタカーはちょっと、という人は、石垣島から船で15分の竹富島に渡り、コンドイ浜を目指しましょう。
 

 沖縄本島周辺の離島にも同じように美しいビーチがありますが、アクセスを考えると、宮古・八重山に軍配が上がります。





 次は、水着と写真の関係についてです。

 ちょっと書きにくいのですが、カメラマンの立場から本音を言わせてもらうと、一番いいのは、原色で単色のシンプルなデザインのビキニの水着です。

 何処からどう撮っても一目で水着姿と分かるので、余計なことを考えずにモデルに集中できるからです。


写真F


 前回も見ていただいた写真F。人は隅っこに小さく写っているだけですが、インパクトは強いと思います。

 下の写真Lだと、印象が散漫になって、インパクトが弱くなってしまいます。


写真L

 

 南国沖縄の夏の日差しは強く、物が平面的に見える傾向があります。

 それを写真に撮って小さなスマホで見るわけですから、水着のフリル、レース、シャーリングなどの立体感を表現仕切れないことが多いのです。

 
 そこをご理解いただいた上で、ではどうすればいいかを考えていきましょう。

 まず、背景をシンプルにしてください。


写真M


 写真Mのようにパステルカラーの水着は、砂浜と重ならないように、背景を海か空にした方がいいようです。

 沖縄の海の白砂の砂浜は、珊瑚のかけらです。太陽光に照らされると白く見えますが、厳密には薄茶色なので、特にピンクや茶色とは色が被ります。



 フリルなどの立体感を見せたい場合は、近寄って撮るのが手っ取り早い方法です。





 アップで撮りたくない場合は、横方向から撮れば、ある程度立体感が潰れるのを防いでくれます。





 写真は第一印象で決まるといいましたが、情報量が多いと印象が散漫になってしまいます。
 昔から、写真は引き算とか、Simple is best と言われてきました。

 人の目には「似合う」「カワイイ」水着でも、平面写真ではシンプルであることの方が重要です。

 遠目ではシルエットが潰れてしまい、水着であることが分かり難いこともあります。0.5秒で勝負が決まる写真の世界では、ちょっと不利です。



 フリフリ、ギザギザ、デコボコのある水着を撮るならば、なるべく近づいて撮る、背景を整理するなど、できる限りシンプルな構図で撮るのがいいと思います。



 それでも、水着自体がシンプルであれば、撮りやすいことは確かです。
 
 もし、可能ならば、持っている水着の中で一番シンプルなデザインのものを、写真用にもう1着持って行ければいいと思います。

 ワンカラーで装飾の少ないものや、できるだけそれに近いものです。フリル脱着可能ならば、撮影の時だけ外すのもありです。



写真N

 
 写真Nを見てください。水着自体はシンプルですが、白いシャツを羽織ることで、変化が出ました。

 この色の組み合わせならば、水着とシャツでコントラスト差があるので、シルエットも潰れにくいと思います。

 応用編としては、白のバスタオルを肩にかけるのもいいでしょう。


 水着コーデを語るほどの知識はありませんが、この写真に関しては、白シャツを羽織ったことで、大人リゾートの雰囲気が感じられるのではないでしょうか。

 参考まで。



 いずれにしても、写真は、Simple is best.

 迷ったらシンプルに。これ案外名言かも。笑





 書いているとどうも長くなってしまいますが、。あと1回くらいで終わらせます。




写真上の人物はすべてAI作です。

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2026年7月16日木曜日

沖縄のビーチで写真を撮る女子を応援します - コーラルブルーの夏休みを一枚に Ⅱ

 

沖縄の、特に、宮古・八重山の美しい海で写真を撮っている女性のみなさんへ、

あとで何度も見返したくなる、思わず誰かに見せたくなる、そんな写真の撮り方を一緒に考えましょう、

という趣旨の記事です。前回からの続きです。


 
写真E


 海だけの写真を撮ると、見た人はそこに「自然」を感じます。


 上の写真Eのように子供が泳いでいると、「泳いでもいい海」「簡単に行ける海」に印象が変わります。

 のんびりした、田舎の海水浴場を思い起こさせるかも知れません。



写真F


 ところが、写真Fのように写っているのが水着の女性だと、田舎の海水浴場が、大人のビーチリゾートに変わりませんか。

 こんなに小さくしか写っていなくても、強力なアクセントになって、見る者の目を引きつけます。

 不思議ですよね。



 写真Fは、海の写真としてはこれで完結しますが、沖縄の記念写真・思い出写真としては、人物が小さすぎます。


 そこで、写真Fともう1枚、写真Gを一緒に見たらどうでしょうか。



写真G



 何も説明しなくても、見る人は、両方の写真を結びつけて、「この人は、あのきれいな海で泳いだんだ。」というイメージを膨らませます。


 写真Gは、水着はあまり見せていないけれど、「ステキ」「カッコイイ」「ドキッ」とする水着フォトなっていると思いませんか。
 写真Fの印象を頭の中に投影しているからだと思います。


 2枚の写真をバラバラで見るよりも、余韻が残る、想像が広がる写真になりました。




 ついでに言うと、冒頭の写真Eですが、子供が写っていると書きましたが、本当に子供に見えましたか。

 この写真は、自分で撮った実写ですが、写真を見た人が「子供が泳いでいる」と言ったので、子供が泳いでいると書いてみました。

 実は、これも大人の女性なのです。


 写真は第一印象で決まると言いましたが、これは思い込みに近いものもあるようです。





 次に、どのように撮ればいいのかという話に移ります。




 

 まず、とにかく写真を撮ってください。撮らないことには始まりません。「いいな」と思ったら、あまり考えずにシャッター押しましょう。

 失敗したら消せばいいだけです。


 背景は、オール日本でもトップクラスの海です。海を大きく取り込むことで、南国のリゾートらしくなります。




 ちょっとした工夫でグッと良くなることもあります。


 まず、姿勢を良くしましょう。

 姿勢が悪いと第一印象が悪いと言う話は、前回もしましたが、「真っ直ぐに立って胸を張る」。これが基本です。


 意識し過ぎると却って肩に力が入っちゃうかも知れませんが、髪を後ろで束ねる時のようなポーズです。そのまま手だけを下に降ろしたイメージでいいと思います。

 


 
 撮られる方は、カメラを意識すると表情が硬くなりがちです。

 「撮りま~す・・・・・はいチーズ・・・・・パシャ」というように間が開くと、どんどん身構えてしまいます。

 なので、カメラマンは素早く撮りましょう。カメラの方を向いていなくても、いい写真が撮れることもあるます。

 「映え」ポーズを意識する必要ありません。シンプル、かつ、自然に行きましょう。


 
 通りがかった人に、「シャッターを押してください」と頼むことも多いと思います。

 多分ほとんどの人は気持ち良く引き受けてくれると思いますが、いきなりスマホを渡されても縦位置で撮るのか、横位置で撮るのかすら迷うのが普通です。


 「全身が入るように」「顔のアップで」「背景の海を沢山入れて」「5枚くらい続けて撮って」などと具体的な注文を出した方が、撮る方も撮りやすく、結果的にいい写真が撮れます。



 実際に経験した話ですが、「思いっきり可愛く撮ってください。」と言われたのです。

 「じゃあ、思い切り可愛い顔をしてください。」と言ってみたら、相手に受けて大爆笑。その瞬間シャッターを押したら良い感じに撮れていました。

 写真って、そんなもんです。



 少し動きがあると、「楽しんでいる」感がでます。歩いているとか、話しているとか、写真を撮り合っているとか。




 カメラを持っていれば、シャッターチャンスはいくらでもやって来ます。問題はそれに反応できるかどうかなのです。

 「このシーン何か良さげ」と感じたら、迷わずシャッターを押しましょう。



 立ち姿だけでなく、座ったり寝転んだりすると変化が出ます。


写真H


 写真Hのようにカメラに向かって足を投げ出すシーンを広角系のレンズで撮ると、足が長く見える効果があります。

 これも前回の話と関連しますが、この写真では何も隠していませんが、ビキニラインもヒップラインも見えていません。




 ビーチでは、泳がずに写真だけ撮っている人も少なくありませんが、泳ぐ人でも、まず最初に写真を撮ってから、泳ぎに行く人がほとんどです。


 ですが、泳いだ後でまだ髪が濡れている姿からは、「海で遊んで楽しかった」という臨場感が伝わってきます。

 記念写真を超えた、思い出写真になると思います。


 その瞬間を記録しないのはもったいないので、海から上がってタオルでザッと拭いて、サッと髪を整えたら、もう一度撮りましょう。



写真I


 なんなら、写真Iのように、海から上がってきたばかりで、まだ撮られる準備ができていないところをサクッと撮ちゃうのもいいかも知れません。

 その場に一緒にいた仲間にしか切り取れない一瞬です。本人も後で見て、「あの時」を思い出す一枚になるのではないでしょうか。




 そのほか、ちょっとした注意事項もあります。


 撮影前の5秒チェック

 水着のストラップはねじれていないか、タグがめくれ上がっていないか、シャツを着ている場合は裾がめくれていないか、髪は乱れていないか。

 写真は、どうでもいい細かい点を目立たせてしまうことがあります。



 海と空が映っている場合、水平線が斜めになっていると落ち着きの悪い写真になるので気を付けてください。
 この手の失敗は、自分もしょっちゅうやっています。

 また、水平線が人の首の高さにあると、首切り写真になってしまうので、これも気にしてください。


 いずれにせよ致命的な失敗ではないのですが、やっぱり気になります。






 タトゥーシールを貼っている人もいますが、タトゥーシールは見た目はかわいくても、写真では模様がつぶれたり、アザのように見えたりすることがあります。

 友達同士がスマホで撮り合うようなシーンでは、タトゥーシールは意外と難しいアイテムです。
 できるならば、隠しちゃった方が無難です。Simple is bestです。



 夏の沖縄では、日中頭上から強い光が差すので、帽子を被っているとつばで顔が影になってしまいます。
 撮る時にちょっと顔が暗いかな、と思ったら写真では確実に写っていません。

 その時だけ帽子を脱いでもらうとか、ちょっとずらすだけでも違います。
 





 まだまだ書き切れないので、次回に続きます。




 写真上の人物はすべてAI作です。

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