2026年4月27日月曜日

那覇行きの便に乗るまでがストレスだった件

 


 4月21日のこと、沖縄に行こうとして、ブログネタをいただきました。


 以前にも愚痴りましたが、個人的事情で長期の旅行には出にくい状況でして、早めに旅行を予定するのも難しく、安い航空券も買いにくいのです。

 そんな中、意を決して今年初の沖縄行として、宮古島2泊3日の旅に。

 プラス那覇前泊ということで、羽田発16:55の那覇行きの便を予約しました。中途半端な時間のせいか、航空券は9630円とムフフなお値段。

 翌日の朝に宮古に直行するより、ホテル代を含めても那覇前泊の方が安いのです。


 しかし、当日朝のJALのメールから悪夢が始まりました。

421日(JAL923便
東京/羽田 → 沖縄/那覇
定刻 16:55発 - 19:40
搭乗口 8

管制システム不具合のため出発時刻の見通しが立っておりません。
ご不便・ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。

 なんじゃこりゃ~!
 出発時刻の見通しが立たないなんて、ただ事じゃない。台風が来ている訳でもないし。

 慌ててHPを見ると、航空管制に障害が発生し、既に復旧したが、各空港を発着する便に遅れが出ているとのこと。

 ヤレヤレ。まあでも夕方までには平常に戻るだろうと、この時は気楽に考えていました。

 
 昼過ぎ、念のために確認したら、平常に戻るどころか欠航も出始めている。どうなっちゃてるの?



 そんな一大事になのかと、ANAのアプリを開くと、遅れはあるが、欠航はない。夕方の便はこの時点では定刻となっている。

 それ以上の情報はなく、とにかく羽田に行ってみるしかない。




 
 午後4時頃、羽田空港第一ターミナル2階出発ロビーに着くと、足の踏み場もないほどの大混乱。

 長蛇の列がウネウネと。それを取り囲むように立ち尽くす人、必死に地上係員を探す人、ケータイ電話で絶叫している人・・・

 列には何十人、いや何百人並んでいるのか。列の最後尾は何処にあるのか。しかも、列の先頭は、上級会員専用の手荷物カウンター。

 何これ? もう訳が分からん。




 係員に事情を聞きたくても、あちらもてんてこ舞いで相手にしてもらえない。

 乗客同士が色々情報交換している。それによれば、上級会員専用カウンターで、一般の人の予約のキャンセル、変更を受け付けているのだとか。

 欠航が決まっていない便の人は、現状とにかく待つしかないらしい。


 自動チェックイン機にICカードをかざしてみると「係員にお問い合わせください」の表示。
 係員が何処にいるのか教えてくれぇ~。

 webでも、便の変更・キャンセルができることにはなっているけれど、全く繋がらない。ログイン画面から1㎜も動かず。


 この時間帯で出航が決まっているのは、大阪伊丹行きの1便のみ。後は、欠航か、搭乗手続中断中。

 待つといっても、何がどうなるのを待つのかも分からない。もう、ハラハラ、ドキドキ、イライラ。


 一方、スカイマークは、順調に搭乗手続をこなしています。



 2階には座る場所すらない。疲れたから1階の到着ロビーに行ってみたら、座れたけれど、ここでは案内放送が聞こえない。再び、荷物を抱えて2階まで。

 もう、何も考えないで無の境地になって待つしかない。

 「無」「無」「無」「む」「む~」



 次々と雑念が涌いて、なかなか無の境地にはなれませんでしたが、肉声による案内放送らしきものが始まりました。でも、喧噪の中、何を言っているのだかよく聞こえない。


 「日本航空より(ボソボソ)お知らせします。○時発(ボソボソ)伊丹行き、○時発(ボソボソ)行き、山口宇部行き、出雲行き、沖縄行き(ボソボソ)搭乗手続を(ボソボソ)・・・」

 あれ、沖縄って聞こえた。もしかして、オレが乗る奴!?
  
 試しに、自動チェックイン機にICカードをかざしてみると、今度は受け付けた。

 ラッキー!!!

 これは、飛ぶということだよな。並んでいる人達には申し訳ないけれど、なるべく下を向いて目を合わさないように(笑)しながら、保安検査場へ。



 保安検査場を無事通過すると、まるで結界があるかのようにその先には別世界が広がっていました。

 ガラガラでほとんど人がいない。壁の向こうは阿鼻叫喚な世界だったのに。
 
 こんな事はコロナ以来か。あの頃と違うのは、店は開いていること。

 ホッとしたし疲れたし、出発まではまだ時間があるから、取り敢えずビールを飲もう♪





 搭乗予定のJAL923便は、1時間遅れの17:55発と案内されました。
 代替機材として国際線仕様機が廻され、自分の席は比較的前方だったので、本来ならプレミアムエコノミーの席。

 ビックリしてCAに聞いたら、本日は、普通席扱いですとのこと。隣に座っていたオッサンが「私も同じ事を聞いたんですよ~」と嬉しそうに話していました。

 わかる~  今まで我慢していたご褒美みたいな感じですな。

 クラスJを持っていた人は、ビジネスクラスだったから、笑いが止まらなかったかも。



 結局1時間ほど遅れて、無事に那覇に到着しました。

 でも乗るまでは、それはもの凄いストレスだったし、これでもまだ運が良い方だったと思うと、本当にとんでもない1日でした。



 夜9時直前の那覇空港。こんな時間なのに、まだ羽田行き4便と、中部行き1便が出発していません。

 ロビーにはあまり人がいなかったので、機内に乗り込んで、出発の時をずっと待っているのでしょう。

 皆さん、本当にお疲れ様。



 この日発生した管制システムの不具合を受け、ANAは、すべての便を出発遅延で対応しようとし、JALは、一部の便を欠航にした上、他の便を定時出航させる作戦で臨んだところ、オペレーションに失敗し、影響が大きくなったとのこと。

 もっとも、ANAも欠航は出たそうです。

 スカイマークは、機廻しが少なく、他社とのコードシェア便ないので、影響が少なかったようです。



 しかし、元はといえば、航空管制のエラーなので、責任は航空会社ではなく、管制業務を行う国にあります。

 航空会社は、本来被害者の立場なのに、それは多くの人に謝り続け、クレームを受け続けました。

 こういう場合に、国土交通大臣がマイクを取って一言詫びを入れ、「航空会社に八つ当たりしないでください」と呼びかけることはしないのでしょうか。



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2026年4月21日火曜日

宮古島のSUP事故は 「自己責任?」

 

 先日、残念なことにまたしても宮古島でSUPの事故がありました。

 幸いこの時は、全員無事救出されたのですが、それよりも前には、行方不明になって見つからないケースもありました。

 今年も沖縄各地で、海の事故が相次いでいます。

 今回は、事故の場合の責任についてのお話しです。


(写真と本文は関係ありません。)



 宮古島の事故を伝えたネット記事の一部に、ガイドが付いていても事故は自己責任であると読めるものがあったが、それは違うのではないのか、と質問がありました。

 海の事故の責任については、法律に詳しい人にとっては釈迦に説法でしょうが、六法なんて開いたこともないという人も、知っておいた方が絶対にいいと思う話です。


 まず、個人で海遊びをする場合です。

 海では、原則誰でも何時でも何処でも自由に泳いだり遊んだりすることができます(港湾の近くなどは人が立ちることが禁止されていますが、これは例外です。)が、自由である分、事故が起きても常に自己責任です。

 自己責任とは、自分の判断によって生じたリスクは、全て自分で負わなければならないということです。

 それだけではなく、万一の場合は、捜索・救助活動のため多くの人を巻き込んでしまうことも知っておいてください。


 海水浴場はちょっとややこしいのですが、海水浴場として届出があった場所は、管理者が遊泳区域や時間を指定することがあります。

 遊泳区域外や時間外で泳ぐことは禁止される一方、遊泳区域内でかつ時間内であれば、事故があった場合には、一定の範囲で管理者の責任が問われることもあります。


 次に、ショップに金を払って、ダイビング、シュノーケリング、SUP、カヌーなどの海遊びをガイドしてもらう場合はどうでしょうか。

 ガイドを請け負った側には安全配慮義務が課せられます。ガイドをするということには、安全に客を遊ばせるという内容が含まれているとみなされるからです。


 仮に、契約書に「事故が発生しても主宰者は一切の責任は負わない」と書かれていたとしても、この条項は公序良俗に反するため無効とされます。

 ただし、参加者がガイドの指示に従わなかった、告知すべき事項を告知しなかった、不可抗力などの場合は別です。
 
 告知すべき事項とは、心疾患、高血圧といった病歴のほか、前日飲み過ぎで体調が悪いといったコンディション不良もあります。


 タイタニック号の沈没現場を潜水艇で探査するツアーでは、主宰者は責任を負わないと契約に明示されていたそうです。
 3000メートルを超える深海を探査するような極めて特殊な事例においては、申込者が賠償請求を放棄してでも参加する意思が明らかであると認められるケースもありますが、誰でも申込みのできる一般のツアーでは、これはあり得ません。


 無料のガイドはどうでしょうか。知り合いを案内するようなケースです。

 この場合も、ガイドに一定の責任が生じます。ガイドを引き受けた以上、有償無償に関係なく、安全配慮義務が課されます。

 ただ、地元の海に詳しい人に着いて泳ぎに行くようなときは微妙です。ケースバイケースの判断がされるでしょう。

 


 さて、以上の点を踏また上で、この記事で本当に伝えたい事はここから先です。


 唐突ですが、こんな例を考えてみてください。

 横断歩道では、道路交通法上、歩行者は安全に横断する権利が認められており、これは絶対的な優先的地位です。

 それでも、多くの歩行者は左右の安全を確認してから渡ると思います。

 横断歩道で車や自転車に轢かれても、責任は100%相手方にあるわけですが、責任が相手方にあるからといって、事故に遭っていいわけではありませんよね。

 
 海の事故も同じです。責任が誰にあるかは賠償を求める際には重要ですが、それにもまして重要なのは事故に遭わないことです。

 冒頭で触れた、ガイドが付いていても事故は自己責任であるというのは、仮にその通り書かれていたとしたら法律上は正しくはありませんが、恐らく真意は違うと思います。



 沖縄には、「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例」というのがあり、ショップを営む者は警察への届出が義務付けられていますが、罰則はありません。

 悪意のショップが多いなどと言うつもりは決してありませんが、あちらも商売です。

 客を喜ばすために無理をしたり、少ないスタッフで多くの客を捌こうとすることもあり得なくはありません。

 ショップやガイドの個々の判断を監督する機関もありません。


 鉄道の世界には ”Fail-safe” の原則があります。「分からなかったり迷ったりしたら、安全の方向に動く」という考え方です。

 停電で信号が点灯しなかったら、赤信号かも知れないので取り敢えず停止するといったものです。海遊びにもこの考え方が必要なのではないでしょうか。

 


 自分が沖縄にはまった当初は、シュノーケリングをすることが主目的でした。

 しかし、今から考えると、安全面においてあまりよろしくないこともしていました。理由は、知識がなかったためです。

 シュノーケリングクリアの練習もしないでいきなりシュノーケリングをすることは、とても危険な事ですが、そんな事すら知りませんでした。


 自分の事を棚に上げて、今さら「安全に心掛けよ」というのも、何だか説教臭くてちょっと気が引けます。

 それでも、ショップのツアーで信じられない事故が起こるのを見るにつけ、自分の身を守るためには、最後は自己判断による”Fail-safe”も必要になることは、心の隅に留め置いておいた方が良いと思うのです。



 改めて言うまでもないことですが、信頼できるショップ・ガイドも沢山います。信頼できるガイドと出会うまでは、左右を確認してから横断歩道を渡る慎重さも必要です。
 責任問題とは別にです。

 まして、個人で海遊びをする場合は、より一層慎重になって、安全についての下調べもしてから、美しい海を楽しんでください。

 波が高かったら、少しでも波の立たないビーチを探して、波打ち際でチャポチャポするだけでも、それなりに楽しめるのが沖縄というところです。

 



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2026年4月14日火曜日

宮古島の癒し・八重山の刺激の「刺激」 八重山編

 


 ブログ「宮古島の癒し・八重山の刺激」の「刺激」 八重山編です。

 こんな写真を撮っているときは、もの凄くテンションが高いんです。だから見返すと、また行きたい、また撮りたいと思う、それが「刺激」写真です。ということでご了解ください。



 冒頭は、竹富島のコンドイ浜。下は、黒島港に向かう途中の海。「黒島ブルー」です。




 「癒し」編でも黒島の伊古桟橋の写真はご覧いただきましたが、こんな状況になっているとテンション爆上がりです。

 気付かれないよう一歩また一歩と進み、遠方の高速船が通過しないうちにと、望遠レンズで波が跳ねる瞬間を待ちます。




 イリオモテヤマネコ。

 もちろん本物ではありませんが、背景にヒナイサーラの滝が見え、メチャクチャ絵になるシーンです。

 天気が悪かったのが却って良かったかも。西表島船浦湾の海中道路の付け根辺りです。




 竹富島のイメージどおりの光景です。

 竹富港から歩いて集落に着くと、いきなり竹富らしさが全開です。




 リアルジュラシックパーク!?
 
 これでは、ちょっと癒やされません。笑 黒島の集落内の普通の道路です。




 テラスから見た天の川。

 小浜島のゲストハウスパナパナ(当時)のテラスからは、満天の星空を臨むことができます。

 テラス自体も真っ暗なのですが、長時間露光でこんなに明るく写っちゃいました。




 夜の石垣港。まるで街路樹のようにバナナが実を付けています。これで誰も盗らないのだから凄い。




 何やら真剣に見詰めてますね。これはネコにとって刺激的な瞬間でしょうか。笑

 竹富島のコンドイ浜の四阿です。




 八重山編も〆は、美しい海に囲まれた空港の写真で行きます。もちろん石垣空港です。




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