2012年10月30日火曜日

小浜島の写真の入れ替え・追加をしました【終了しました】



 八重山諸島の中では、やや地味目な小浜島ですが、足早に素通りせず時間をかけて廻ってみると意外と素敵な、沖縄らしい光景に出会えます。




※ このサイトは、2016年12月をもって公開を停止しました。
 長期間にわたりご覧いただきありがとうございました。

 

2012年10月27日土曜日

竹富島シーサー おもしろ&ウケ狙い編

 シーサーの本来の役割については前回書いたとおりなのですが、竹富島の集落を歩くと、シーサー自体が島のマスコットというか、ゆるキャラ的な存在になっているのがよく分かります。



 
  中には、グロテスクなもの、カワイイもの、思わず笑ってしまう楽しいものも少なくありません。
 
  彼らは、見てもらうことが目的なので、大抵屋根の上ではなく、門扉とか、店の入り口、塀の上など見やすいところに置かれています。写真も撮りやすいのです。
 
 
 しかし、女子に「カワィィ~」と言ってもらいたいのが見え見えのものも結構ありますが、元々シーサーには福を招き入れるという役割もあるので、まあいいことにしましょう。
 
 

 





 いかがでしょうか。
 これらは、たとえば東京の店に置かれてもチラ見されただけで素通りされるかも知れません。
 やはり、本家シーサーがデンと鎮座しているからこそ脇役達が活躍出来るのだと思います。
 本家シーサーがあまり見られない竹富島以外にも、この手のおもしろシーサーは沖縄中に点在しています。旅の遊び方の一つとして、こういうものを探してみるのも面白いのではないでしょうか。



 最後に、ちょっと珍しいシーンをご覧ください。
 本家シーサーの清掃時の様子。
 シャワーを浴びるシーサーです。








 

2012年10月23日火曜日

竹富島シーサーコレクション2012

 赤瓦の屋根の上に置かれたシーサー。


 いかにも沖縄らしい光景ですよね。


 シーサーとは、伝説の獣の像で、魔除けです。この屋根に乗ったシーサーの位置のおよそ1メートルほど後方に仏壇があるそうです。

 他に、福を招き入れるという役割もあります。

 シーサーの言葉は、「獅子」からきています。面白いことに、内地の狛犬と起源を同じくするものと考えられているそうです。


 今では、魔除けというより置物・飾り物として様々な場所で見かけます。土産物としても売られています。観光客に「シーサー造り体験」なるものをさせるショップも多くあります。

 一方、沖縄全体では赤瓦の屋根の家が少なくなっていて、屋根の上の魔除けのシーサーもなかなか見ることが出来ません。
 そんな中、集落全体が重要伝統的建造物群保存地区となっている竹富島では、赤瓦の屋根と共に元祖シーサーが沢山残されています。
 そして、そのシーサーは顔も格好もひとつひとつ違うのです。

 そこで、撮って来ました。~450ミリ相当の望遠ズームレンズを駆使してしつこく集めてまいりました。

 それでは、ご覧ください。竹富島シーサーコレクション2012です。









 
 
 
 
 
 
 
 全部竹富島の集落の中ですが、どれが何処だかもう覚えておりません。
 あしからず。

2012年10月20日土曜日

宮古島まもる君は高級官僚?

 いきなり失礼します。



この方をご存じでしょうか。 「宮古島まもる君」と言います。



 宮古島と周辺諸島の交差点などに配備され、交通安全を監視しています。

 以前は、全国各地の路上にこの手の人形やら写真やらが置かれていましたが、今ではあまり見かけなくなりました。
 が、こちらはその発展系というか悪のり系というか・・・

 登場したての頃は、「キモイ」とか「不気味」とか言われていましたが、悪びれずに勤務を継続してところ、いつの間にやら観光客の間で話題に。
 「キモイ」から「キモカワイイ」に評価が上がりました。


 こちらは、面会が最も困難だと思われる、多良間島空港勤務のまもる君です。
 背後に映っている地図が、多良間島なんですが・・・
 


 公式ガイドブックなるものまで登場していますが、それによると彼は「巡査長(警視待遇)」とか。
 つまり、エライんです。

 警察の階級は、警視総監を筆頭に、警視は上から5番目の階級。
 宮古島署の署長の階級は警視のはず。
 だから、署長待遇ということでしょうか。

 上下関係に厳しい警察社会ですから、一般の警察官さんは大変です。
 まもる君の前を通り過ぎるときは、当然敬礼でしょう。




 その人気にあやかり、土産物店では、次々と関連グッズが。




 
 買って帰っても、知らない人には全然ウケないよ~などと、つい余計なお節介を。



 さらに、偽警官まで出没する人気振り。


 


 本家の方も負けずに、「まるこちゃん」なる方も登場しました。
 コスプレがご趣味かと思いきや、まるこちゃんはまもる君の妹なんだそうで。


 

 7月ごろまでは仲良く、宮古空港派出所に勤務されていましたが、


 9月には、兄貴を一人残し、転勤されました。
 それとも、特命を命じられ、秘密裏に捜査に当たっているのかも。


2012年10月17日水曜日

沖縄そばの日

 石垣島のメインストリートである市役所通り沿いのまあまあ有名なそば屋にて。


 八重山そば(500円)を注文すると、店員が「プラス100円で自家製麺に替えられます。」と言うので、これはもう飛びつきました。

 沖縄そばは、旨いと言われる店でも、スープが旨いのであって、麺自体はあまり変わらないことが多く、本島では麺もオリジナルで頑張っている所もありますが、宮古・八重山ではあまり聞きません。

 そんな中で、自家製麺とあっては、期待は高まるばかり。
 そばにしては待たさたが、ゆでるのに時間がかかるのかなぁ~なんて楽観的に考えておりました。
 で、待ちに待ったそのお味は・・・

 う~ん。旨いと言えば旨いけど、プラス100円ねぇ。100円分ならこんなもんかな。てな感じで期待が大きかった分ちょっとガッカリ。

 沖縄そばは、少数の例外を除けば、有名な店に行かなくても空港や港の食堂でもそこそこ旨いように思います。ラーメンや日本蕎麦のようなこだわりがないようで、でもそこがまた沖縄らしくて、こういうのも一種のチャンプルー文化みたいなものかも。



 西表島で食べた牛そば。
 牛肉と牛モツを昆布と一緒に長時間煮込んだようで、とても美味(スープは)。

              


 黒島のヤシガニそば。
 ヤシガニの味噌が溶け出してとても美味(スープは)。



 ところで、今日10月17日は「沖縄そばの日」です。

 何年か前にたまたまこの日に沖縄を旅行していたことがあって、レンタカーのFMから流れるのは一日中この話題ばっか。
 沖縄の人は、本当にそばが好きなんだなと実感しました。
 うどん県人のうどん好きと同じくらいじゃないでしょうか。

 日本農林規格(JIS)では「そば」とは蕎麦粉を一定割合以上使ったものを指し、蕎麦粉を使わない「沖縄そば」に、復帰後公取委からクレームがついて大変な騒ぎになったものの、昭和53年の今日「本場沖縄そば」として正式に認可されたそうです。

 この記事を書くため調べたとことろ、蕎麦とは原材料に蕎麦粉を乾麺で40%以上、生麺で30%以上含むものを指すそうです。
 (たった30%!?)

 沖縄そばは、小麦粉のみで、昔は灰汁を使って練っていましたが、今ではラーメンと同じかん水を使います。
 ルーツ的にも中国から渡って来たものが原型だそうで、ラーメンとは元々兄弟関係みたいなもの。



 こちらは”本場”宮古そば。

          
 
 どの辺が本場かというと・・・
 
 
 
 具が、麺の中に隠れています。
 昔、肉ののったそばを食べると、あいつは金持ちだからと税金を徴収されたためと言われています。
 今では、このように麺の中に具を隠して出してくれる店は少なくなりました。
 
 こんな記事を書いていると、沖縄そばが食べたくなりますね。
 

2012年10月13日土曜日

石垣島のちょっとお勧め観光スポット


 石垣島観光といえば、真っ先に思い浮かぶのは、ミシュラン三つ星の川平湾でしょうか。それから、平久保崎と御神崎、玉取崎展望台。ビーチなら底地海岸に米原海岸等々。

 そんな中、あまり知られていないけれど、簡単に行けて案内すれば意外とみんな喜んでくれる場所があります。



 吹通川河口。「ふきとうがわ」と読みます。マングローブの群生地です。
 
 石垣島の北側。野底湾の近くで、観光コース的には県道沿いに米原海岸から玉取崎展望台に行く経路の途中です。

 川に架かる橋の袂に駐車場があり、階段を下りると川縁に出ることが出来ます。

 マングローブの自生地は、他の島も含めて、川の両岸にびっしりとマングローブが生えていたりして、近くを歩いて眺めるというのはなかなか難しいのですが、ここは、河川敷と言っていいのか分かりませんが、広い場所があってゆっくり遊ぶことが出来ます。

 干潮時には干潟となって、シオマネキやらトントミー(トビハゼ)が沢山現れます。









 川ですが、川らしいのは、河口付近のみ。少し上っていくと何処が川だか分からなくなるような一面のマングローブ林で、地図を見ると池か沼のような感じになっています。
 その分流れも穏やかで、のんびりカヌーで遊ぶことも出来ます。

 時に、こんな光景も。