2014年5月30日金曜日

沖縄の梅雨明けが待ち遠しい ほか色々

 沖縄は梅雨真っ只中。
 豪雨や雷に見舞われたり、その合間にはカァッーと晴れたりする沖縄らしい梅雨だそうです。

 

 沖縄の梅雨は、本土より早く、例年5月のGW直後から6月の下旬まで。
 しかし、気象台の公式発表と実際に受ける感じはかなり違っています。

 今年、宮古・八重山では、4月の20日頃に快晴の日があった後、晴れない日がだらだらと続き、なんとな~く梅雨入り。
 昨年は、4月初めからからずっと雨ばっかりで、5月後半には実質的な梅雨明け。
 一昨年は、4月後半に早々と梅雨入り宣言があった後、晴れの日が続きました。

 東京・大阪間と同じくらい広い範囲の沖縄県。しかも、海に浮かぶ小さな島の予報を的確に出すのは難しいのでしょうな。



 旧暦5月4日に石垣島で「ハーリー(海人祭)」が行われます。
 地元では、ハーリーを境に梅雨が終わると言われています。旧暦だから毎年違うのですが、今年の旧暦5月4日は、6月1日。
 週間天気予報では、傘マークが続きますが果たして・・・


 でも、南の島の暑い夏はもうすぐです。






 今年は、沖縄旅行のツアー代金が高い。

 自分は、航空券と宿を別々に手配することがほとんどですが、時期により格安ツアーがあればそちらを利用することもあります。

 ツアーと言っても往復航空券にホテルが1泊だけ付く、1泊4日みたいなツアー。

 で、毎年パンフレットをこまめにチェックしていますが、今年は全般に価格設定が高め。
 高くしても売れるという旅行会社のヨミなのでしょう。

 景気がよくなったから?
 わたしゃ、単純に安い方が嬉しいのですが。 






 ケータイゲームで売り上げを伸ばし、現在プロ球団を子会社としてもつ某社が、近々web上で沖縄旅行ガイドを公開する予定なのですが、そこにワタクシの書いた記事が登場します。

 といっても、そんな大それたものではないのですが、ぶっちゃけ、当ブログの圧縮版です。
 今まで書きためた記事のうち、あちらさんの趣旨に沿うようなものを選び、短くしたものです。写真も一部を使います。

 ハンドルは当ブログと同じ。プロフ写真も同じです。

 詳しいことが決まりましたら、というか、本当に載ることが確定しましたら、再度この場でお知らせします。
 なお、ノンギャラですのでご心配なく。(笑)





 websiteに宮古島の写真を追加しました。【終了しました】
 

 といっても、今回は小入れ替えのみ。
 この”自称傑作”は入れておかねばならんだろうと言うことで・・・


2014年5月26日月曜日

宮古島東平安名崎 + α 編

 
 宮古島といえばこの写真。
 この場所から撮った東平安名崎と海は、宮古島を代表する景観であり、旅行ガイドや観光ポスターに数多く登場してきました。

 前回の記事は、「宮古島東平安名崎定番編」として、誰もが訪れる東平安名崎の遊歩道からの景観を見ていただきましたが、それは、上の写真でいえば岬の先っぽ。

 今回は、それ以外のポイントからの東平安名崎周辺の写真をご覧ください。

 同じ場所から、日の出を狙いました。


 東平安名崎は、長さ約2㎞、幅100㍍前後の細い岬で、真ん中を道路が貫いています。
 
 上の写真のように岬全体を眺めるには、そのまま進んでしまわず、付け根の方から見渡せる場所に行かなければなりませんが、そこがちょっと分かりにくいのです。

 県道83線から分かれて、東平安名崎の先端を目指し400㍍くらい進んだ辺りで左折するのですが、標識がありません。目印は、道路の色が変わっている部分です。


 下の写真は、岬の先端方面に向かって撮っていますが、この道路の色が変わる場所を目印に、左側に上って行く道がありますのでそこを左折してください。

 もっとも、この場所は、駐車場付近でアイスクリームなんかを売っている店のおっさん、もとい、販売の方が、男性客の場合は聞けば、女性客の場合は聞かなくても、教えてくれます。



 こちらの写真は、岬の途中です。運転していると、ついついゴールに向けて一気に走ってしまいますが、途中にこんな光景が見られることもあるので、見逃せません。



 あと、東平安名崎関連では、もう一箇所ご紹介したい場所があります。保良(ぼら)漁港です。


 ここは、無名の場所ですが、海の色が本当に綺麗です。
 言ってみれば、断崖から見下ろす海が間近に見られる場所なのです。

 岬に向かってずっと車を走らせると、終点には車止めがあり一般車両通行止めになっていて、その右側に駐車場があるのですが、よく見ると左側に向かう細い道があります。
 急な下り坂になっていますが、この坂を下ると保良漁港です。
 駐車場から、坂はきついですが歩いても行ける距離です。東平安名崎に行かれた際は、是非とも足を伸ばしてみてください。

2014年5月21日水曜日

宮古島東平安名崎 定番編



 定番といいながら、いきなり変化球な写真ですが、宮古島はもとより沖縄を代表する景観地といってもいい、ここ、東平安名崎。

 岬全体が、数十㍍の断崖ですが、例によって周辺の海が美しい。

 これ、サルが温泉につかってるいるようにはみえませんか?


 真下に向かって望遠レンズでズームアップ。青いのはイラブチャー(アオブダイ)だと思います。沖縄では高級魚ですよ。

 もっとも、この場所は、今では立ち入り禁止です。柵が壊れたか、崖が崩落したか、そんな理由です。結構怖い場所だったんだ。



 岬一帯は、「隆起珊瑚海岸風衝植物群落郡」に指定されています。珊瑚由来の、一般には生産性の低いといわれる土質で育ち、絶えず強い風にさらされている特別の植物群ということでしょうか。

 いかにも厳しい環境を連想させますが、時季により美しい花が咲き乱れます。




 こちらは、岬の先端にある平安名埼灯台(へんなさきとうだい)から、岬の付け根方向を見たものです。
 しばらく工事のため入場できませんでしたが、復活しています。有料ですが、中に入って100段くらいの階段を登るとこんな光景が見られます。

 白く見えているのは遊歩道で、ここは一般車両進入禁止です。(その割には左下に車が止まっていますが、関係車両なんでしょう。)

 駐車場に車を止めて、海・花・灯台などを眺めながら20~30分歩きます。
 団体ツアーに必ず組み込まれる場所で、個人客も大勢やって来ます。今回タイトルに「定番編」と名付けたのは、この遊歩道一帯の景色をご紹介しようと思ったからです。

 定番ですから、宮古島に行った人は誰でも行きます。
 しかし、だから面白くないなんてことは決してありません。そしてこれも例によって人が多いといっても、離島としてはそこそこ多いというだけで、全体にのんびりしています。

 まだ、行ったことないという方は、是非チェックを入れておいてください。


 なお、定番編の他に、東平安名崎特別編(というのか例外編というのか番外編というのか分かりませんが)もありますので、後日UPする予定です。


2014年5月17日土曜日

蝶が乱舞する5月の宮古島


 GWに宮古島に行ったら、予報が外れて天気悪かった・・・
 と以前の記事で愚痴をこぼしましたが、実はいいこともありまして、それは、今回もの凄く沢山のアゲハチョウが飛んでいたことなのです。

 なかなか写真に撮るのは難しい、海を背景に飛ぶ蝶をご覧ください。
 

 とにかく、もの凄い数の蝶を見ました。毎年GWに沖縄に行っており、宮古島にも何回か行きましたが、こんなのは初めてです。

 一番多かったのは、農道の脇に生えている雑草みたいな花の周りでしたが、海沿いの遊歩道脇の草花辺りにも結構いました。
 これだけ居ると、普段はあまり見られない、海を背景に飛んでくれる蝶もチラホラ。

 スカッと晴れた時間が少なかったので、背景の海の色は、おなじみのコーラルブルーの海とはちょっと違いますが、それでもここまでの色が出るのは、さすが宮古の海!

 場所は、すべて前浜です。といっても人が集まるメインのビーチよりすっと西寄りのほとんど人がいない場所です。



 構図を決めてカメラを構えて、ピントを合わせてシャッタ-半押しの状態で蝶がフレームに入って来るのを待ちます。いくらでも飛んでいるくせに、カメラを構えているとなかなか来ない。

 手がしびれて、ついシャッタ-を押しちゃったりして、その直後に蝶が飛んできて「なにやってんだよ 早く来いよ!」なんて、蝶々相手に一人ボケ・突っ込みみたいな・・・ 

 

 真夏の太陽が照りつける天気だと蝶もここまで多くは現れてくれないでしょうから、まあ、そこそこいい条件だったのでしょうね。




 華麗なアゲハチョウですが、ドアップで見ると結構グロテスク。
 望遠レンズは使っていません。こんなに接近しても逃げないとぼけた奴。


2014年5月13日火曜日

下地島空港のタッチ&ゴーが絶滅寸前!

  残念ですが、とうとうその日がやって来てしまいました。
 
 沖縄の青い空とコーラルブルーの海を背景に、ジェット機が轟音を響かせて目の前を通過する、あの下地島空港の訓練飛行が、4月からほとんど見られなくなっています。

 記載日現在分かっていることをレポートします。


 経緯は次のとおりです。

 下地島空港は、宮古島市(旧伊良部町)下地島にある沖縄県管理の地方管理空港で、この種の空港としては異例の3000㍍の滑走路を有しています(宮古空港・石垣空港は2000㍍級)。

 昭和54年(1979年)に供用開始され、航空会社によるパイロット訓練に使われてきました。
 那覇からの定期便が就航していた時期もあり、緊急着陸や企画商品による旅客機の発着の例も若干ありましたが、専ら訓練飛行に使用されていました。

 下地島空港の維持管理費は年間3億円超といわれ、日本航空と全日空が折半する形で負担してきましが、日航が経営再建に当たり自社で副操縦士の育成を行わないとしたことから、平成22年(2010年)度以降日航機がこの空港を飛ぶことはなくなり、それでも日本航空は、その年と翌年は運営費を負担したものの、平成24年度から完全撤退します。


(JALがタッチ&ゴーをしていた頃)


 一方、全日空はその後も訓練飛行を継続してはいたものの、単独での費用負担は堪えられないとして、沖縄県側と話し合いを続けてきており、撤退は時間の問題といわれていました。

 そして、今年3月に琉球新報で報じられたところによると、全日空は今年度に限り運営費用の半分を負担し、来年度からは完全撤退するそうです。また、今年度の訓練飛行は、当初は年間数百回程度可能(従来の1割程度)としていたようですが、中部国際空港・長崎空港での訓練に切り替えるため、下地島空港での訓練は行わないとし、県は、なんとか今年度は訓練飛行継続を要請したそうですが、結論は報じられていません。

 現在、下地島空港では、琉球エアコミューターと海上保安庁の小型機が細々と訓練飛行を続けていますが、いつ行われるか、いつまで続けられるのかは明らかではなく、昨年度まで、県と下地島空港施設株式会社のHPで公開されていた訓練スケジュールも、H26.5現在公開されていません。

 ショーとして訓練飛行が行われているわけではないので、観光客としては、これを受け入れるしかないのですが、それにしても、来年1月に伊良部大橋の完成が予定されているだけに、間に合わなかったのかという気持ちもあり、本当に残念です。


 現在、沖縄県庁内に作業班が設置され、来年度以降のこの空港の利活用策が検討されていることだけお伝えしておきます。




※ 追記
 沖縄県下地島空港管理事務所のホームページ(平成27年6月18日更新)には、次の記載がありました。

 「ANAは、平成26年度末をもって完全撤退となり、現在継続的に行われている訓練は、RAC(琉球エアコミューター)や海上保安庁所属の小型機訓練のみ。」


※ 追記2
 H29.3現在の最新情報はこちら。




2014年5月8日木曜日

奥武島はネコと天ぷらの島


 沖縄本島南部にあって、短い橋で結ばれている小さな島、奥武島(おうじま)。
 この島は、何故か天ぷらで有名な島なのです。この日も昼前から車で天ぷらを買いに来る人が。しかもよく見ると「わ」ナンバー。


  
 本島と橋で繋がっていても、のんびりした離島の雰囲気を残しています。島の周辺は、沖縄らしいコーラルブルーの綺麗な海です。

 そして、橋を渡ってみると、漁港周辺や天ぷら屋の周辺にネコがいっぱい。
 のんびりした島には、ネコが似合います。ここいら辺に居れば、何かおこぼれにありつけるのかな?


 ところで、天ぷら屋と聞けば、我々内地に住む人間は天ぷらを食べさせる飲食店を想像すると思うのですが、沖縄で天ぷら屋と言えば、総菜である天ぷらを売る売店のことを言います。
 そして、沖縄天ぷらの特徴といえば、衣が厚くまるでフリッターみたいなこと、衣に塩味が付いていて天つゆは漬けないこと、そして安いことです。

 魚、イカ、芋は必須の素材で、ほとんど1コ数十円とのこと。
 ご飯のおかずとしてではなく、スナック、おやつ感覚で天ぷらだけを食べることも多いそうです。

 もちろん、那覇市内をはじめ、何処にでもある天ぷら屋ですが、この島までわざわざ車で買いに来る人がいるのですから、よほど美味いんでしょうなぁ。しかも観光客まで来るし。

 何故この島で?そんなに違うの?と思われるは当然。でもすみませんが、正直のところ私も分かりません。



 有名どころはこの2軒でしょうか。橋を渡ってすぐの店と、ぐるっと廻って島のちょうど反対側の店です。


 余談ですが、沖縄には奥武島という名前の島がここ以外にもあります。
 久米島のお隣の島、屋我地島と本島の間にある島、座間味村の無人島がどれも奥武島という名前なんです。

 さて、そろそろ帰ろうかと、駐車場に向かいレンタカーに乗ろうとしたら、ここにもネコが・・・

2014年5月4日日曜日

宮古島に行って来ました



 前回「宮古島に行って来ます」という記事を書いたので、今回はその報告です。4月29日から本島(豊崎)1泊と、宮古島3泊の旅に出掛けて来ました。


 が、しかし


 天気悪ぃ~
 出発前の週間天気予報だと連日晴れのはず。
 沖縄の天気予報は当てにならないと分かってはいたものの、これだけ晴れ予報なら、半分外れててもそこそこの天気だと期待していたのですが、実際は、期間中一応晴れたのは約半日。
 これじゃあ、9割外れじゃん。(泣)


 それでもわずかの晴れ間には、ガンガン写真を撮りました。
 前浜ビーチで、フリスビーを追っかけるわんこ。犬も飼い主も気持ち良さそう。


 そして、今回ちょっとビックリしたのは、宮古の島中、蝶がとても多かったことです。沖縄で蝶自体は珍しくないのですが、これほど大量に見たのは初めて。


 蝶は、普段道端の草むらなどに群がっているため、写真を撮ってもあまり絵にならないのですが、今回はもの凄く沢山いたため、中には「おもてなし」精神に富んだ蝶がいたようで、海を背景に飛んでくれました。

 この蝶の写真はもっとあるので、いずれ記事に書こうと思います。


 
 宮古島では天候の関係もあり、宿のある旧下地町周辺を主にうろうろしていただけなのですが、その前にはちょっとだけ本島に滞在し、南部を回りました。

 奥武島(おうじま)です。
 「天ぷら」で有名な島ですが、何故かネコが多く楽しい所でした。これもいずれ記事に出来そうです。 



 平和祈念公園では、鯉のぼりが沢山飾られていました。手前の小さな鯉は、周辺各地の幼稚園児の手作りです。手作りと言っても、ビニールの既製品にシールを貼ったり絵を描いただけのもののようですが。

 でも、平和祈念公園という場所が場所だけに、こうした企画は何となく和みます。


 一方、少し不快なこともありました。
 平和祈念公園の前に立ち寄ったひめゆりの塔でのこと。

 入口付近で、慰霊碑に献花するために花束を売っていたのですが、「おにいさん、花束どう?200円。ここでしか買えないよ。」と強烈な売り込み。

 普通に花束を売っていれば、こちらも普通に献花しようという気にもなると思いますが、選りに選ってこんな神聖な場所でここまでやるなんて。