2018年10月31日水曜日

多分ここが一番! 来間大橋直下の来間島の海




 宮古島にあって石垣島にはないもの。それは、コーラルブルーの海に架かる橋です。

 伊良部大橋・池間大橋・来間大橋と3本もの長大橋がある宮古島。どれも、美しい宮古の海を跨ぐ最高のロケーション。

 その中でも、最も美しい海に架かる橋は、多分この来間大橋。それも来間島側です。




 上の写真は、橋を来間島方向に進んで、島まであと少し、という辺りでの右側方向の眺めです。防波堤は来間漁港です。
 下の写真は、向かって左側の眺め。午前中は逆光線になります。





 ここいらの海には、不思議な縞模様があります。
 色の薄いところは砂地、濃いところは岩場(珊瑚礁かも)で、藻場は、その中間の色をしています・・・のはずだったのですが・・・



 ところが、風の強い日に、この縞模様がなくなっちゃた!?
 別の記事でご紹介した、台風由来のビッグウエーブの日。ここいら一帯では、大波こそ立たなかったものの、海は荒れていました。

 上の写真の模様は、かき混ぜられると溶けちゃうような柔なものだったの?
 まさかね。それにしても不思議な光景です。 



 でも、スッキリ晴れの天気ではないにも拘わらず、海の色はそれなりに綺麗ですよね。これも不思議と言えば不思議です。




 再び、晴れて穏やかな日の来間大橋からの眺めです。



 
 来間大橋は、全長約1.6。歩道がありますので、是非、歩いてみてください。全部とは言いません。来間島側から100㍍も歩けば、今回ご覧いただいたような、絶景を満喫できます。

 橋の途中に車を駐めている人も少なからずいますが、とても危険です。そこそもここは駐停車禁止区間です。

 
 こちらは、来間島の農村公園からの眺めです。
 どうしても歩くのが嫌なら(笑)、ここから堪能してください。




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2018年10月26日金曜日

竹富島に残る伝統集落2018




 花咲く白砂の道を水牛車が行く。これぞ、「ザ・竹富島」という風景です。

 タイトルの「2018」は、以前にも当ブログで紹介した場所を、新しい写真で再度紹介しようという企画で付けたものです。


 いつも変わらないこの風景。今年も、竹富島には当たり前のように水牛車がいました。
 



 赤瓦の屋根の伝統建築の家も、少しも変わっていません。




 集落の入口には、スンマシャーがあります。
 スンマシャーとは、 巨木とそれを取り囲むように石垣を積みまわしたもので、病魔や凶事が集落に侵入するのを遮るために設けられたとされます。
 また、ここからが生活の場であることを、来島者に知らせる意味もあったそうです。

 これは、東のスンマシャー。西桟橋の近くに、西のスンマシャーがあります。




 珊瑚礁由来の白い砂。毎年2回、海岸から運んで来て道に散布します。白砂の道は、南国らしい原色の花を引き立てます。




 リゾートホテル問題で揺れる竹富島。外国人観光客の割合も増える一方です。外国語の表記も目立つようになりました。

 それでも、いつも変わらない風景があるのは、神事を継承し、伝統建築の街並みを保存し、”昔ながらの沖縄”を守り続ける島人達がいるから。

 そうした努力があるからこそ、遙か遠くの小さな島に、年間50万人もの観光客が訪れるのだと思います。




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2018年10月22日月曜日

古宇利島にあった”嵐”のハートロック




 嵐の出演したJALのコマーシャルのおかげで、一躍全国区の観光地になった、古宇利島のハートロック。
 近くで見ると意外と大きいものでした。

 しかし、休日とはいえ、この人出。ここ本当に沖縄!?




 那覇から遠路遙々古宇利島までやって来て、いかにも何もなさそうな狭い外周道路を北に向かって走っていくと、突然こんな展開に。駐車場も何箇所かあり、場所によって値段も違います。



 恋人達の聖地ねぇ。まあ、いいんですけれど。



 ここは、そもそもティーヌ浜という地味なビーチ。地元にとっては、嵐さまさま、JALさまさまでしょうね。




 今回連れていってくれたのは、こちらのオッサンお兄さま。



 当ブログでは、準レギュラー出演してくれている(勝手に載せている)、ひでちゃんTours古宇利島のゆる・ブリンナーさん。

 ショップ名がちょっと違うけれど・・・



 実は、たまたま仕事で、宮古島から那覇に来ていたそうで、自分もたまたま、那覇前泊で八重山に行く旅の途中だったのですが、なんと、管轄外?の古宇利島まで行ってガイドしてもらいました。ラッキー!



 古宇利島といえば、何といってもこれ。古宇利大橋。
 伊良部大橋ができる前は、沖縄一の大橋梁だったのですが、ダブルスコアで伊良部大橋に負けてしまいました。何がって?橋の長さです。



 古宇利島の南側、差し詰め表側といった感じですが、こんなに綺麗で遠浅のビーチが広がります。古宇利ビーチ。
 しかも、駐車場無料。トイレ・シャワーも完備。嵐が来なければ、みんなここまでしか行かなかったでしょうね。



 遠くに見えるのは屋我地島、さらに奥は本島です。島に囲まれたこの辺りの海は、とても穏やかそうに見えました。




 当ブログでは、主に宮古・八重山の島々をご紹介していますが、本島周辺にも素敵な場所が沢山あります。
 今回、そのことを再認識できたのは、久々に本島観光に連れて行ってもらったおかげです。感謝。




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2018年10月17日水曜日

10月17日は沖縄そばの日 今年も喰った旨かった ♪




 左はソーキ、右は三枚肉。肉の塊がどーんと乗っているのは、今帰仁城趾にある小さな食堂、さんぺーぐーの城そば(ミックスそば)。
 スープは、鰹出汁。紅ショウガの代わりに乗っかっているのは、普通のショウガの千切りです。

 
 今日、10月17日は沖縄そばの日。その由来はこの際省略しますが、今年も沖縄各地で食べた沖縄そばの回顧録です。
 
 さんぺーぐーの壁に飾ってありました。同じメニューですね。



 続いては、ちょっと写真は今イチなのですが、とても美味しかった、那覇の守礼そばの中味そば
 中味汁のそばバージョンです。中味とは、豚のモツのことで、時間をかけて煮込んだ複雑な味わいのスープが、麺によく絡みます。



 こちらは、那覇空港出発ロビー内売店の沖縄そば
 宮古からの便の遅れで、那覇発の接続便に間に合わず、こんな所で食事をしなければならなかった残念な思い出を忘れまじ、ということで載せました。

 売店のレジのおねーさんが、片手間で作る、立ち食いそば的沖縄そば。場所が場所だけに、その割には美味しいというべきかも知れませんが、これで700円はブツブツ・・・



 一方、こちらは安定の旨さ。宮古島中休味商店の元祖宮古鶏そば
 見かけはパッとしませんが、スープ・麺共激うまです。並ばずに入れることは滅多にない人気店ですが、並んででも食べる価値はあります。

 他のメニューもすべて美味しいそうですが、ついつい、これを頼んでしまいます。



 下地島に飛んで、お食事処さしばのもやしそば
 麺が見えませんが、これでもそばです。かなりのボリュームですが、野菜を沢山とったという免罪符がおまけに付いてきます。笑



 番外編。宮古島春おばぁ食堂の骨汁
 本当に、「骨汁」というメニューなのです。ここのイチ押しメニューは、ゆし豆腐そばなのですが、地元の人がこれを頼んでいるので、真似してみたら大当たり!

 トロットロに煮込んだ骨にへばり付いた肉を、刮げ取って食べます。9割方骨ですが、何しろ量が多いので、肉の部分だけでも結構なボリュームです。そして、スープがとにかく旨い。ご飯が付いて650円。



 今年の自分的ベストコストパフォーマンスそば。石垣島ドラゴンキッチンの牛そば
 牛肉、牛モツ、野菜もドッチャリ乗っかり、何故かゴボウの素揚げ、卵焼きが一切れ、それに「なんちゃってドリンクバー」も付いて800円。

 スープも、サッパリしたビーフシチューのようで、好感度大。



 最後は、小浜島の一番外れにある味処ふくぎの八重山そば
 そば屋ではなく小料理屋。那覇でも見つかるだろうか、というほどの一流店ですが、値段は1.5流です。店主は、元リゾートホテルのシェフと聞いて納得。

 多彩なメニューは、どれも美味いのですが、しこたま飲んだ後の〆の一杯のこのスープ。今思い出しても、目がトロンとなる至福のとき。




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2018年10月13日土曜日

台風土産のビッグウエーブ 宮古島で見た迫力の大波



 
 轟音と共に押し寄せる大波。

 海が荒れていますが、荒れているだけではなく、波の色がとても美しかったのです。
 今年の9月15日、宮古島周辺でのことです。台風由来の大波が押し寄せていました。


 来間島の長崎浜です。



 こちらがいつもの長崎浜です。驚いていただけますよね。




 そしてこちらも驚きです。同じく来間島の通称タコ下。
 ここは普段は、プールか池かといった感じで、初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめる場所のはずなのですが。




 普段でも、それなりに波の立っている東平安名崎に行ってみると、さらに凄いことに。




 宮古島はもちろん、宮古諸島・八重山諸島のほとんどは、珊瑚礁のリーフに囲まれているため、大波が立つ場所はあまりありません。

 今回は、猛烈な台風(米軍ではSuper Typhoonと表記)であった22号が、かなり離れた場所を通過したため、うねりが入って大波になりました。

 台風直撃のときは、波自体はもっと凄いのでしょううが、嵐の中ではこんなに綺麗には撮れません。
 荒天ではなく、そこそこ晴れ間も見える天候でありながら、波だけはもの凄かったという、滅多にない条件が、この日は揃いました。



 東平安名崎は、海からせり上がった断崖で、海面からの標高は、平均20㍍なのです。




 人と一緒に写すと、スケールがわかります。こんな写真も滅多に撮れません。

 離れているので、危険はありませんが、それでも波しぶきが風に乗ってやって来るため、長くいると雨に濡れたようになってしまいます。




 このど迫力。もちろん、遠く離れた場所から望遠レンズで撮りました。もし、近くに寄って広角レンズで撮ったら、人生最期の1枚になっていたかも。



 そして、この波の色の美しさ。何度も何度も宮古島に通いましたが、初めて撮れた写真です。




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