轟音と共に押し寄せる大波。
海が荒れていますが、荒れているだけではなく、波の色がとても美しかったのです。
今年の9月15日、宮古島周辺でのことです。台風由来の大波が押し寄せていました。
来間島の長崎浜です。
こちらがいつもの長崎浜です。驚いていただけますよね。
そしてこちらも驚きです。同じく来間島の通称タコ下。
ここは普段は、プールか池かといった感じで、初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめる場所のはずなのですが。
普段でも、それなりに波の立っている東平安名崎に行ってみると、さらに凄いことに。
宮古島はもちろん、宮古諸島・八重山諸島のほとんどは、珊瑚礁のリーフに囲まれているため、大波が立つ場所はあまりありません。
今回は、猛烈な台風(米軍ではSuper Typhoonと表記)であった22号が、かなり離れた場所を通過したため、うねりが入って大波になりました。
台風直撃のときは、波自体はもっと凄いのでしょううが、嵐の中ではこんなに綺麗には撮れません。
荒天ではなく、そこそこ晴れ間も見える天候でありながら、波だけはもの凄かったという、滅多にない条件が、この日は揃いました。
東平安名崎は、海からせり上がった断崖で、海面からの標高は、平均20㍍なのです。
人と一緒に写すと、スケールがわかります。こんな写真も滅多に撮れません。
離れているので、危険はありませんが、それでも波しぶきが風に乗ってやって来るため、長くいると雨に濡れたようになってしまいます。
このど迫力。もちろん、遠く離れた場所から望遠レンズで撮りました。もし、近くに寄って広角レンズで撮ったら、人生最期の1枚になっていたかも。
そして、この波の色の美しさ。何度も何度も宮古島に通いましたが、初めて撮れた写真です。
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