2018年10月13日土曜日

台風土産のビッグウエーブ 宮古島で見た迫力の大波



 
 轟音と共に押し寄せる大波。

 海が荒れていますが、荒れているだけではなく、波の色がとても美しかったのです。
 今年の9月15日、宮古島周辺でのことです。台風由来の大波が押し寄せていました。


 来間島の長崎浜です。



 こちらがいつもの長崎浜です。驚いていただけますよね。




 そしてこちらも驚きです。同じく来間島の通称タコ下。
 ここは普段は、プールか池かといった感じで、初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめる場所のはずなのですが。




 普段でも、それなりに波の立っている東平安名崎に行ってみると、さらに凄いことに。




 宮古島はもちろん、宮古諸島・八重山諸島のほとんどは、珊瑚礁のリーフに囲まれているため、大波が立つ場所はあまりありません。

 今回は、猛烈な台風(米軍ではSuper Typhoonと表記)であった22号が、かなり離れた場所を通過したため、うねりが入って大波になりました。

 台風直撃のときは、波自体はもっと凄いのでしょううが、嵐の中ではこんなに綺麗には撮れません。
 荒天ではなく、そこそこ晴れ間も見える天候でありながら、波だけはもの凄かったという、滅多にない条件が、この日は揃いました。



 東平安名崎は、海からせり上がった断崖で、海面からの標高は、平均20㍍なのです。




 人と一緒に写すと、スケールがわかります。こんな写真も滅多に撮れません。

 離れているので、危険はありませんが、それでも波しぶきが風に乗ってやって来るため、長くいると雨に濡れたようになってしまいます。




 このど迫力。もちろん、遠く離れた場所から望遠レンズで撮りました。もし、近くに寄って広角レンズで撮ったら、人生最期の1枚になっていたかも。



 そして、この波の色の美しさ。何度も何度も宮古島に通いましたが、初めて撮れた写真です。




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