2014年12月28日日曜日

SUNSET2014 今年撮った沖縄の夕景



 2014年も残すところあとわずか。

 当ブログも今年最後の更新です。
 一年間、ありがとうございました。

 〆は、サンセットの写真。今年沖縄で撮った、夕日・夕焼けの写真をご覧ください。


 マングローブと夕焼け。似たようなシチュエーションですが、上は小浜島、下は宮古島です。


 来間島長間浜です。夏の沖縄を思い出させる1枚となりました。

 おなじみ、竹富島の西桟橋。今年も夕刻は人が多かった。

 これは、変化球。夕刻には違いありませんが、まだ日が沈みきっておらず、逆光線の中でSUPをする人。遠くの国の原住民みたいになっちゃった。

 赤瓦の屋根にカラスが佇んでいました。

 今年は、ちょっといいこともありました。
 以前書いたのですが、「ニッポン放浪MAP沖縄版」という本に写真が載りました。

 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/09/map.html

 当ブログを見て声をかけてくれたとのこと。




 新年は、ブログ・サイト共、1月1日に更新予定です。
 来年も、引き続きよろしくお願いいたします。

 それでは、皆さん良いお年を。


2014年12月22日月曜日

ブログアクセスに見る宮古・八重山の島ベスト10



年末総力特集!
 という割にはたいしたことなかったりするのですが、当ブログをご覧いただいている方は、どの島が一番好きなのだろうか、ある程度数値的に解析できないかと思い立ち、ちょっと遊んでみました。


当ブログのURLは、
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/
で、これをクリックしていただくと、最新の記事が3本読める設定にしてあるのですが、個々の記事にもURLが振られていて、検索サイトや、ブログ内検索等では、各記事が単独で現れます。

 単独記事の、最近のアクセス数ベスト5は、右欄のとおりなのですが、これとは別に、島ごとに記事をピックアップして、当ブログ内でどの島が人気があるのか、独自の集計方法を用いて判定した宮古・八重山の人気島ベスト5。
 その結果は、少々意外でした。


第5位
伊良部島・下地島
 この二つの島は、感覚的には陸続なので一体ということにしました。タッチ&ゴーの記事は、対象から除外しています。


第4位
黒島
 こういう渋い島が、上位に入るとは思いませんでしたが、自分としては少しうれしいですね。牛の島黒島の夜明けです。


第3位
宮古島
 これは、ハッキリ言って意外でした。
 記事を書いていて常々、宮古島の記事は反応が良いなと感じていたので、密かに人気ナンバーワンは、宮古島ではないかと思っていたのです。
 今回、この集計をしてみようと思い立ったのも、実はそれを確かめたかったからなのですが、人気はあるものの、3位に止まりました。


第2位
波照間島
 一般的にもこの島の人気は高く、当然と言えば当然なのですか、自分が一昨年の9月以来行っていないもので、頭の中にありませんでした。



 ところで、記事は、その時の思いつきで色々なテーマで書いて来たので、集計に適するわけではなく、ランキングといっても、信憑性が高いものではありませんが、一応、各記事ごとのアクセス数をカウントし、島ごとに平均値を出しました。
 そして、
○タイトルが、単独の島の記事のみをピックアップ。
○特定の施設(空港、港など)に関する記事は除外。雨の日の・・・の記事も除外。
○対象は、今年7月まで、つまりブログ開始2年間の記事に限り、なおかつ、新しい記事はポイントを調整した(検索サイトから検索された数は、古い記事の方が有利なはずなので)。
○単独記事が、無いか1本しかない、与那国島、パナリ、多良間島はランク外とした。

 と、こんな感じで集計してみました。もちろん、統計学的根拠なんか何もありませんがね。




 それでは、いよいよ発表です。じゃじゃ~ん!

 当ブログにおける宮古・八重山の人気ナンバーワン
池間島
 いやぁ~そうでしたか。池間島でしたか。この島の記事は数が少ないのですが、どれもアクセス数が多かったのです。
 オカガニの産卵の記事は、当初はあまり人気がなく、やはり海の記事じゃなければ注目されないのかなと思っていたら、気がつかないうちに、大勢の人に読んでもらっていたようです。


 以下、次の順です。
 第6位 大神島
 第7位 鳩間島
 第8位 竹富島
 第9位 来間島
 第10位 小浜島

 という結果でしたが、石垣島と西表島が10位にも入らなかった!
 これも驚きです。
 大神島が6位に入ったのは、自分の思い入れが皆さんに伝わったのでしょうかね。

 繰り返しになりますが、いい加減なランキングなので、ちょっとしたお遊びと思ってください。
 そのうち、もっといい方法が見つかれば、またチャレンジするかも知れません。




 10位にも入れなかったなんて悲しい(月ヶ浜のカニより)。

2014年12月17日水曜日

ネタも乗ってる地元系 宮古島Fレンタカー


 石垣島、宮古島フリークの中には、定宿ならぬ”定レンタカー屋”が決まっている人が少なくありません。
 そんな人達がたまたま集まって飲んだりすると、「○○は安い」「××はサービスがいい」「△△は自分の顔を覚えてくれている」などと、謎の自慢話に突入します。


 自分の宮古島での定レンタカー屋は、ここです。

 初めて借りたのは、平成14年(2002年)8月。
 どうやって見つけたかは覚えていませんが、多分、地元系の安い所を探していたんだと思います。

 エピソード①
 返車は、営業所に返して空港に送ってくれるものだと思ったていたら、「帰りは、空港の駐車場の空いてるところに駐めて、どの辺に駐めたか電話ちょうだい。ドアは施錠せず、キーはダッシュボードに入れておいてね。じゃあ気をつけて行ってらっしゃい~。」

 「はぁ~」としか言いようがなかった。
 実は、この”スーパー返車システム”は、沖縄離島では結構あるのですが、自分はこのとき初めて経験し、ぶっ飛びました。
 今ではFレンタカーも、スーパー返車システムを止めて、普通の営業所返車になってしまいましたが、最初のことが強く印象に残ったためか、あれから10年以上、ここから借りています。
 あの時のおばちゃんは、今でも健在です。従業員?それとも社長令夫人かな?


 宮古島・石垣島には、TヨタとかJパレンとか全国ブランドのレンタカー屋がありますが、自分が借りるのは専ら地元系の業者。
 理由はズバリ安いからです。

 ただし、車は、かなり昔の新車がほとんどのような気が・・・


 エピソード②
 飛行機の出発1時間位前、ちょうど12時頃。営業所に返車に行ったところ、誰もいない。電話をかけると「あ~ すみませんねえ。空港の駐車場に駐めて、そのまま出発して結構です。今、ちょっと取り込んでいまして。」 ← ウソつけ!昼飯喰ってるんだろ。バレバレやん。笑
 あちらさんの都合により、スーパー返車システムが復活します。



 数年前に営業所が新しくなりました。そして、クレジットカードやEdyも使えるのです。しかも、JALの特約店になっていて、ダブルマイル。
 すげ~ 大手並みじゃん。
 でも、大手並みでも、大手にはない深い味わいが・・・

 エピソード③
 支払いの際、いつもは見慣れないおじさんが。「Edyでお願いします。」と言ったところ、「ごめんよ。オレ分かんないから普通のカードで払ってくれる?」とのこと。クレジットカードを差し出すと、操作説明書を見ながらピコピコ一生懸命やり始めた。なんか今更「現金でいいです。」とも言い出しにくくなって、待つこと数分!
 やっと支払いが終わって、「悪かったね~。今度来たら夜遊びにおいで。魚釣って酒用意して待ってるからさ。仕事?オレ社長だから、仕事してもしなくてもいいんだ。週3回くらいは海に行ってるよ。」
 社長自らお出ましでしたか。未だ、飲み会に誘っていただいたことはありません。




 うれしいエピソード④
 今では、空きがある限りここで借りています。以前は、GWでも直前予約で大丈夫だったのに、最近は、夏場は早めの予約でも断られることも。
 それでも、毎年1~2回毎年借りているので、遂に顔と名前を覚えてもらいました。十余年前のあのおばちゃんです。運転免許証のコピーも「前のがあるからいいよ。」と言ってくれます。予約電話でもおばちゃんが出てくれれば「はいはい~」みたいに感じでOK。
 


 悲しいエピソード⑤
 というか、ジンクス。 
 ここで、車を借りたときの台風遭遇率が高いのです。泣

 10月に書いたこの記事の時も、車はここから借りたのです。

 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_18.html


 でも、台風で飛行機が大幅に遅れた時も空港で待っていてくれました。
 本来なら16:30頃宮古空港に着くはずが、遅れに遅れて21時頃に。航空会社も遅延情報を小出しに更新するので、こちらも「遅れます」以上の連絡は出来ず。結局空港で1時間以上待っていてくれたようです。
 商売とはいえ、恐縮です。


 もちろん、必ず台風というわけではありませんよ。今年の7月は、5日間の旅の後半は台風の影響があるとの予報でしたが、台風が「来る来る詐欺」で、結局全日程晴れ。Fレンタカーで島を走りまくり、夏の太陽に照らされた宮古島を撮りまくりました。



 安いだけではなく、色々面白エピソードも一緒に乗ってくる地元系業者。
 別の島では、若干トラブルになりかけたケースもありましたが、やはり地元系業者は楽しいですよ。花も嵐も踏み越えて、というのは大袈裟ですが。

2014年12月13日土曜日

プライベートビーチすぎる西表島南風見田の浜


 プライベートビーチ。
 そう言うと聞こえはいいのですが、ここまで人が居ないと、泳ぐにも勇気がいる。そんな場所が西表島の南風見田(はえみだ)の浜です。


 西表島の南側に広がる海岸です。何しろ広いです。
 なのに、滅多に人を見かけません。居たとしても入口付近の砂浜にチラホラ。たいていは、すぐ帰っちゃうし。駐車場だって3台分くらいしかないし。泳いでいる人は、10回行くと1回くらいは見かけるかな、といった程度。

 観光ガイドなどを読むと、遠浅で泳ぎやすいが珊瑚はあまりない、だとか。
 当然シャワーなしトイレなし。四阿のような建物があるのですが、老朽化、かつ、周辺草ボウボウで近寄れません。

 でも、海はとても綺麗。 

 数名のグループで来て、童心に帰ってバチャバチャはしゃいでいるような遊び方ならいいかも。周りのひんしゅく・・・の心配はありません。人が居ないですから。


 この浜には、不思議な形というか模様をした岩が転がっています。

 何に見えますか? 面白いですよね。


 海中に現れる段々模様。もちろん自然に出来る訳ですが、これまた不思議です。

 これは、カニの巣穴でしょうか。干潮時になるとこんなのも見つかります。それにしても、綺麗に造りますねえ。コテで成形したみたい。






 ところで、広い南風見田の浜の一角に、忘れてはならないものがあります。「ハテルマシキナの碑」。


 戦時中、波照間島の島民は、軍から強制されて西表島へ疎開しました。
 西表島のジャングルにはとても蚊が多く、免疫のない波照間出身者は、次々とマラリアにかかり、多くの人が命を落としたとされます。
 波照間国民学校の校長であった識名信升は、終戦後波照間島へ引き揚げる際に、戦争マラリアの犠牲者を悼んで、岩に「忘勿石 ハテルマ シキナ」と刻みました。

 それから40年以上が経過した1992年、波照間島を臨むこの地に、戦争マラリアの犠牲者を慰霊する「忘勿石之碑(ハテルマシキナの碑)」が建設されたのです。
 誰もいない南風見田の浜ですが、ここだけは時々地元の人が訪れます。



 南側に海がある南風見田の浜。これより先には、波照間島しかありません。

2014年12月8日月曜日

高級食材? 絶滅危惧種? 沖縄の珍獣ヤシガニ

  茹でたてのヤシガニ。

 美味しそう〜 それとも、食べたくはない、ですか。

 ヤシガニを美味いという人と、不味いという人と両方います。
 もちろん、好き嫌いの問題もありますが、ヤシガニは、超のつく雑食性。何を食べて育ったかで味が大きく違うそうです。

 沖縄では、古くから貴重なタンパク源として、珍味として、そして、本当に効き目があるのかは不明ですが回春薬として重宝されてきました。



 椰子の木に登るからヤシガニ?

 捕まえたヤシガニが、まだ小さいので逃がしてやることにしました。地面に離したら、皆の見ている前でとっくり椰子に登り始めたのにはビックリ。


 ヤシガニは、太平洋の島々のうち、熱帯・亜熱帯の地域に生息にします。本土には生息せず、沖縄本島でも一時絶滅したと言われました。

 宮古・八重山でも絶滅の恐れがあり、レッドデータブックの絶滅危惧種2類に指定されています。宮古島市では、期間や地域などを指定して捕獲を禁じていますが、八重山諸島ではそういう規制はまだないと思います。

 しかし、個人的な感想としては、そんなに珍しくはない、案外普通に居るという感じです。

 八重山の某島のヤシガニ捕り名人は、いとも簡単に捕まえてきます。夜行性なので、夜道でごそごそしているのを目ざとく見つけ、素手でさっと捕まえるのです。
 「ハブよりはずっと簡単に見つかるよ。」と言っていました。

 

 ヤシガニは、約50年生存の長寿。
 そして大きくなるなるまでに10年とか、15年とかかかります。
 島でも、体の小さい個体は捕まえても逃がしますが、最近の研究だと、ヤシガニの雌は体の大きな雄としか交尾しないそうなので、大きな雄を残す方がいいんだとか。

 これは、かなりの大物。名人の話によれば、30年くらいだろうと。性別は分かりませんが。

 かつては、養殖も試みられましたが、育つのに時間がかかること、雑食なので、一緒のケースで飼うと共食いを始めることから、採算ベースに合わないため中止になったとか。

 植物でも動物でも、柔らかいものは何でも食べるそうで、希に毒性の植物を食べて自らが毒性を持ってしまうものもあるそうです。

 好物は、甘いアダンの実。これは、ヤシガニが食べたんでしょう。


 ヤシガニをメニューに挙げている飲食店はそこそこあり、石垣島・宮古島はもとより、那覇辺りでも見かけますが、大抵は高級店で、コース料理に少し出すとか、「入荷次第」、「時価」などとしている所が多いようです。

 ヤシガニが食べられる大衆食堂的な店は、知る限り、黒島·与那国島にあります。
 といっても、ほかのメニューから比べれば、いいお値段でありますが、話のタネに食べてみるかどうかですな。




 ヤシガニは、銀食器などきらきらとした物を持ち去る性質があることから、英語で「泥棒蟹」あるいは「椰子泥棒」なんて呼ばれることもあるそうです。

 乱獲によって絶滅の危機にあるならば、金を出して無理に食べたいとは思いませんが、島の人が普通に捕ってくるものであれば、ちょっとお相伴にあずかりたいな・・・なんて。




2014年12月3日水曜日

沖縄の花ハイビスカス 2014


 毎年恒例の・・・去年からだけど。
 今年撮ったハイビスカスの花をご覧ください。

 早朝の光の中、緑が映えます。


 「今年撮った」とこだわるのは、ハイビスカスの写真は過去何回も記事にしているためです。

 逆光気味ですが、花が光っています。


 沖縄の県花はデイゴ。でも、沖縄といって真っ先に思い出すのはこの花でしょう。何処に行っても咲いているし、1年中咲いています。まさに「沖縄の花」では?


 雨上がり直後のハイビスカス。


 裏側を撮っても絵になる。


 ハイビスカスは、色々亜種があります。


 夕暮れ近く。


 夏を思い出しました。