2014年12月17日水曜日
ネタも乗ってる地元系 宮古島Fレンタカー
石垣島、宮古島フリークの中には、定宿ならぬ”定レンタカー屋”が決まっている人が少なくありません。
そんな人達がたまたま集まって飲んだりすると、「○○は安い」「××はサービスがいい」「△△は自分の顔を覚えてくれている」などと、謎の自慢話に突入します。
自分の宮古島での定レンタカー屋は、ここです。
初めて借りたのは、平成14年(2002年)8月。
どうやって見つけたかは覚えていませんが、多分、地元系の安い所を探していたんだと思います。
エピソード①
返車は、営業所に返して空港に送ってくれるものだと思ったていたら、「帰りは、空港の駐車場の空いてるところに駐めて、どの辺に駐めたか電話ちょうだい。ドアは施錠せず、キーはダッシュボードに入れておいてね。じゃあ気をつけて行ってらっしゃい~。」
「はぁ~」としか言いようがなかった。
実は、この”スーパー返車システム”は、沖縄離島では結構あるのですが、自分はこのとき初めて経験し、ぶっ飛びました。
今ではFレンタカーも、スーパー返車システムを止めて、普通の営業所返車になってしまいましたが、最初のことが強く印象に残ったためか、あれから10年以上、ここから借りています。
あの時のおばちゃんは、今でも健在です。従業員?それとも社長令夫人かな?
宮古島・石垣島には、TヨタとかJパレンとか全国ブランドのレンタカー屋がありますが、自分が借りるのは専ら地元系の業者。
理由はズバリ安いからです。
ただし、車は、かなり昔の新車がほとんどのような気が・・・
エピソード②
飛行機の出発1時間位前、ちょうど12時頃。営業所に返車に行ったところ、誰もいない。電話をかけると「あ~ すみませんねえ。空港の駐車場に駐めて、そのまま出発して結構です。今、ちょっと取り込んでいまして。」 ← ウソつけ!昼飯喰ってるんだろ。バレバレやん。笑
あちらさんの都合により、スーパー返車システムが復活します。
数年前に営業所が新しくなりました。そして、クレジットカードやEdyも使えるのです。しかも、JALの特約店になっていて、ダブルマイル。
すげ~ 大手並みじゃん。
でも、大手並みでも、大手にはない深い味わいが・・・
エピソード③
支払いの際、いつもは見慣れないおじさんが。「Edyでお願いします。」と言ったところ、「ごめんよ。オレ分かんないから普通のカードで払ってくれる?」とのこと。クレジットカードを差し出すと、操作説明書を見ながらピコピコ一生懸命やり始めた。なんか今更「現金でいいです。」とも言い出しにくくなって、待つこと数分!
やっと支払いが終わって、「悪かったね~。今度来たら夜遊びにおいで。魚釣って酒用意して待ってるからさ。仕事?オレ社長だから、仕事してもしなくてもいいんだ。週3回くらいは海に行ってるよ。」
社長自らお出ましでしたか。未だ、飲み会に誘っていただいたことはありません。
うれしいエピソード④
今では、空きがある限りここで借りています。以前は、GWでも直前予約で大丈夫だったのに、最近は、夏場は早めの予約でも断られることも。
それでも、毎年1~2回毎年借りているので、遂に顔と名前を覚えてもらいました。十余年前のあのおばちゃんです。運転免許証のコピーも「前のがあるからいいよ。」と言ってくれます。予約電話でもおばちゃんが出てくれれば「はいはい~」みたいに感じでOK。
悲しいエピソード⑤
というか、ジンクス。
ここで、車を借りたときの台風遭遇率が高いのです。泣
10月に書いたこの記事の時も、車はここから借りたのです。
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_18.html
でも、台風で飛行機が大幅に遅れた時も空港で待っていてくれました。
本来なら16:30頃宮古空港に着くはずが、遅れに遅れて21時頃に。航空会社も遅延情報を小出しに更新するので、こちらも「遅れます」以上の連絡は出来ず。結局空港で1時間以上待っていてくれたようです。
商売とはいえ、恐縮です。
もちろん、必ず台風というわけではありませんよ。今年の7月は、5日間の旅の後半は台風の影響があるとの予報でしたが、台風が「来る来る詐欺」で、結局全日程晴れ。Fレンタカーで島を走りまくり、夏の太陽に照らされた宮古島を撮りまくりました。
安いだけではなく、色々面白エピソードも一緒に乗ってくる地元系業者。
別の島では、若干トラブルになりかけたケースもありましたが、やはり地元系業者は楽しいですよ。花も嵐も踏み越えて、というのは大袈裟ですが。
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