2013年4月29日月曜日

オリオンビールデザイン缶(トライアスロン)

 今年も、宮古島・石垣島でトライアスロン大会が行われ、オリオンビールから、両大会を記念した恒例の特別デザインの缶ビールが発売されました。




 ・・・・・・








 今回のネタはこれだけです。
 すんません。
 正直に言うと、間隔が開いたので次回までのつなぎです。
 

 両島のトライアスロン競技とも歴史ある大会ですが、今年、石垣大会では競技中死亡事故があり、宮古大会では荒天でスイムが中止となりランとバイクだけの競技となりましたが、いずれも大会史上初の出来事です。





 次回のネタは、新石垣空港を取り上げる予定です。なるべく早くUPしますので、今回はこれにて失礼。




 こちらは、オリオンビールの缶デザインネタの過去記事です。

 オリオンビール空き缶コレクション
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/02/blog-post_17.html


 オリオンビール空き缶コレクション(デザイン缶編)
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/02/blog-post_28.html

2013年4月23日火曜日

竹富島に行ってきます

 ゴールデンウイーク前半絡みで、今年の初沖縄に行ってきます。
 行き先は竹富島です。



 ご存じの方も多いと思いますが、竹富島は、沖縄らしい古い建物や町並みが、他のどの島よりも残されています。
 平屋の建物、赤瓦の屋根とシーサー、珊瑚石積みの塀、海から運ばれた白砂が敷かれた道、その他建物の内外で沖縄伝統様式が守られ、島人により草花が植えられ、きちんと清掃するといった管理がされています。


 石垣島から近いこともあって、この美しい沖縄の原風景を求めて観光客が大勢押し寄せます。
 小さな島ですが飲食店や貸し自転車屋が多数あり、水牛車という観光用アトラクションも用意されています。

 それ故に、逆に観光化されている、作られた美しさである、テーマパークのようだなどと覚めた言われ方をされることもあります。


 しかし、この島に何度も通い、地元の人と飲んでいると、島人が自分達の島にいかに誇りを持ち、この沖縄の原風景を守ることにいかに情熱を注いでいるかがヒシヒシと伝わってきます。

 都市部周辺のベッドタウンに住んでいる者からすれば、俄には理解し難い不思議ですらあるほどの情熱なのです。

 竹富島はその気になれば歩いて一周出来るような小さな島で、自分はこの島に日帰りを含めれば何度行ったかすぐに思い出せないほど通いました。

 もう、隅々まで歩き回り、あらゆる場所で写真を撮っているはずですが、それでもまた行って撮りたくなります。
 島人の情熱が伝染したかも知れません。


 竹富島に関する主な過去の記事

 竹富島のウークイ(旧盆)
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/09/blog-post_9.html

 竹富島シーサーコレクション2012
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/10/blog-post_23.html

 竹富島シーサーコレクション おもしろ&ウケ狙い編
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/10/blog-post_27.html

 竹富島の水牛車VS由布島の水牛車
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/12/vs.html

 竹富島のスカイツリー!? なごみの塔
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/01/blog-post_7.html



 では、ちょっと行ってきますね。


 (当ブログの次回更新は、月末又は月初を予定しています。)

2013年4月21日日曜日

裏話など

 いつもご覧いただきありがとうございます。




 当ブログは、昨年8月のスタートですが、おかげさまで、年が明けてからアクセス数が増加傾向です。
 ブログ作成は、GoogleのBloggerを使っていますが、このBloggerはブログに関する詳細な統計データが提供されます。
 例えば、直近2時間分については、何と、分単位のアクセス時間まで表示されます。
 記事別のアクセス数も一目瞭然です。


 その記事別では、特に2月に書いた『女子沖縄一人旅について』が絶好調で、11月に書いた『波照間酒造所の「泡波」という酒』もロングセラーとなっています。

 この両記事がダントツの2強です。

 書いたときには全く想像もしていませんでしたよ。ホンと。


 『波照間酒造の「泡波」という酒』は、当初、『11月1日は泡盛の日』というネタで書こうと思っていたのですが、前日の10月30日にwebsite更新の記事を書いたため、このネタは来年にとっておこうと思って見送り、代わりにその数日後に軽い気持ちでササッと書いたものでした。


 『女子沖縄一人旅』に関しては、結構時間をかけて丁寧に書いたつもりではありますが、そこに至るには若干経緯がありまして・・・

 日頃「沖縄に何度も行った」などと吹聴しているものですから、飲み会の席などで、「自分も一人旅をしてみたい。」という声を女の人からよく聞きました。しかし、正直のところあまり本気にせず、ろくなアドバイスもしませんでした。
 というのは、一人旅をする人は、一人だの二人だの、男だの女だのと言わずにとっとと旅に出ているだろうし、行かない人はいつまで経っても「行きたい」というだけで行きゃしないと思っていたんですね(超ホンネ)。

 そうしたところ、「そうじゃないんだょ~」という指摘を受けまして(本当は怒られたんだけれど)、その点を反省して色々話を聞き、「何とかなるさ~」という話を一生懸命し、せっかくだからブログにも書いておこうと思った結果の記事でした。
 それが、よもやこんなに反響があるとは。

 また、女子一人旅の一番のネックが、一人で食事に行くことと一人で泳ぎに行くことだということも分かりました。特に後者は沖縄特有の問題なんでしょうね。そんなことも踏まえて、先日続編を書きました。



 両記事に関しては、検索サイトから検索したらヒットしたという経緯で読んでもらったケースが多いのも特徴です(そんなこともBloggerで分かるんです。)。

 皆さん、一人旅と泡波には関心が強いんですね。改めてビックリしました。



一方、自称力作なのにアクセスの少ないかわいそうな記事もあります。

 アレとかコレとか・・・


 度々書いていますが、当ブログは、ある程度長く続けることを一番の目標としているため、縛りはゆるくしてあります。
 方向性が未だ定まりませんが、これからも色々な記事を書くことになると思いますので、末永くお付き合いいただければ嬉しいです。

2013年4月16日火曜日

雨の日の沖縄離島はすることがない!?



    H29.9.29に 【修正版】 を書きました。併せてご覧ください。



 せっかくの沖縄旅行で雨が降ったら、悲しいですよね。
 まして、綺麗な海があってナンボの沖縄離島、宮古・八重山諸島だと、雨に降られてはもうお手上げ。一体何して過ごせばいいの?


 


 予定がビッチリ組まれた観光ツアーでは、雨にもめげず・・・

 ホンと、お気の毒です。


 でもフリー客として、雨のときにすることって何でしょうかね。思いつく限り考えてみました。


施設見学
 と言っても、前にも書きましたが宮古・八重山では観光施設があまりありません。
 雨に濡れずに行けるところは、石垣島・宮古島なら結構ありますが、最初からそこを目当てで行く場合はともかく、時間潰しのために行くには規模が小さいorマニアックな所がほとんどです。
 
 石垣島なら、石垣島鍾乳洞、市立博物館、ミンサー織り工芸館、新井写真館(写真家新井優氏のフォトギャラリー)、請福泡盛博物館など。
 宮古島なら、海宝館・地下ダム資料館・市立博物館、ユートピアファーム(植物園)、海中公園など。
 それ以外の小さな離島は苦しいところですが、黒島にはウミガメ研究で有名な黒島研究所があり、ここは行って見る価値はあると思います。
 雨に降られると時間もたっぷりあるでしょうから、現地で配布されているガイドブック(フリーペーパー)などを見ながら、じっくり研究してください。


体験系
 アクササリー、シーサー造り体験などが宮古島、石垣島、竹富島で出来ます。石垣島にはラー油作り体験なるものもあります。
 ただ、自分自身は未だ一つもやったことはありません。なので、お好きならどうぞとしか言えません。


食べる・飲む
 まあ、これが鉄板でしょうね。割り切って少し豪華な食事をするとか、早い時間から飲み始めちゃうとか。これもまた、非日常の旅の楽しみであることには間違いありません


温泉
 あまり温泉とは縁のなさそうな南の島ですが、宮古島には「宮古島温泉」という有難い施設があります。ゆったり湯に漬かって日頃の疲れを取って旨いビールでも、ってわざわざ沖縄まで来た意味はありませんが、まあ取り敢えずよしとしてくだされ。南の温泉で汗かいてさっぱりして、それから飲むオリオンビールは格別です。入浴料800円。
 宮古島には、「シギラ黄金温泉」というのもあります。ここは、水着で入るプールのようなドデカイ露天風呂が中心なので、本格的に降られたらちょっと辛いでしょう。
 石垣島に温泉はありません。ホテル日航八重山の大浴場は一般客利用可ですが、料金は1500円です。
 西表島温泉は、源泉枯渇のため温泉としての営業は終了し、大浴場としてリニューアルオープンの予定だそうです。

 なお、雨とは関係ないのですが、これらの日帰り入浴施設は、帰る日に泳いだときには大変重宝します。

 女性向けには、宮古島・石垣島にはエステもあります。


ロケハン
 自分は、写真を撮りたくて沖縄に行くので、天気が悪いときでもあちらこちら動き回って、次回晴れたときに撮るべき場所を探して廻ります。写真派の人や何度でも行こうと思っている人は、長期スパンで考えれば有意義かも。


買い物
 天気が良ければ、遊ぶのに忙しくてゆっくり買い物など出来ないから、と自分に言い聞かせてお土産などを選んでみては。
 地物の面白い食材や商品を求めて地元のスーパーに行く人がよく居ますが、宮古島には農協系の「あたらす市場」というのがあり、まさに沖縄ならではのフルーツや野菜を特売しています。農家が自分で値段を付けて持ち込むので、同じように見える商品でも値段がまちまち。こんな張り紙まで。
石垣島には「ユーグレナモール」というアーケード街があり、土産物屋や公設市場などが並んでいます。アーケードがあるので雨の時は助かります。ほかに、旧空港(石垣空港は3月に新空港に移転)近くの「石垣島ショッピングプラザ」は、B級土産が充実しています(今あるかどうかは分かりませんが、以前は「石ラーポテチ」なるものがありました。)。


図書館
 ディープな沖縄ファンを自称する方には、意外な遊び場が市立図書館。石垣島、宮古島にあります。ここでお勧めなのは、役所が作った市史などの資料本。島の歴史や故事来歴などが分かり結構楽しめます。が、彼氏彼女を連れて行って嫌われても責任は取り兼ねますので悪しからず。
 


地元の人に話しかけてみる。
 食堂、売店、民宿その他の場所で地元の人に思い切って話しかけてみてはどうでしょうか。話題はもちろん雨。「雨降っちゃって泳ぎに行けないんだけれど、何処か良いところありませんか。」みたいな感じで。
 期待した情報がストレートに得られる可能性は低いですが、何らかの面白い話が聞けるかも知れません。ただし、相手が忙しくしていないときに。忙しいときは迷惑な上、面白い話も聞き出せません。
 


晴れるのを待つ。
 こうなりゃもうやけくそ!? いや、必ずしもそういう訳ではありません。
 島の天気は変わりやすく、天気予報も当てになりません。ぶ厚い雲に覆われて絶対に晴れることはないと諦めていたのに、突如雲の隙間から太陽が・・・ということが、たまにはあります。
 祈りましょう。


2013年4月11日木曜日

女子沖縄一人旅について(PartⅡ)


 当ブログ開始以来、アクセス数ナンバーワンの記事が、「女子沖縄一人旅について」です。

 反響が大きかったので気をよくして今回続編です。


 「よくある質問」と言いたいところですが、そんなに質問がよくあったわけではないので、「ちょっとある質問」です。


本当に女子一人旅って多いの?あまり見かけない気がするけど。
一人旅する女子って、ブログ書いたりする旅慣れた人なんでしょ。

 数えたことはないけれど、感覚的にはフツーに見かけますよ。旅慣れた人が多いとは思いますが、特別な人達ということはありません。ただ、リゾートホテルだと男女を問わず一人で泊まっている人はあまりいないのではないでしょうか。


ぶっちゃけ、本当は彼氏や友達と行きたいけれど、仕方なく一人旅をしているのでは?

 ぶっちゃけ、そういう人も居るでしょう。休みが合わないとか、相方は別の場所に行きたがったとか。でも、それで一人で沖縄に行ってみて、侘びしいか楽しいかは人によります。なので、前の記事ではお試し一人旅をお勧めしました。もちろん確信犯的一人旅派も多いです。


一人旅向けのツアーが少ない、あっても高い。

 これはハッキリ言ってそのとおりです。沖縄に限らず旅行商品は量も値段も二人以上の方が断然利用しやすく、この点一人旅は不利ですから、ある程度の妥協は必要になります。
 ただ、許容範囲の一人旅ツアーは探せばあります。安売り航空券+宿の個人手配の方が安いケースもあるので研究してみてください。


ホテル以外は一人では泊めてくれない、泊めてくれても高いのでは。

 個人経営の民宿、ペンションなどの場合、一人は泊めないという所は少ないでしょうが、「男女別の相部屋になります」といわれる所があるので要確認です。一人一室はOKだけれど千円程度高くなるという所は割と多いみたいです。一方、一人だろうと何人だろうと構わず予約を受けてくれる宿もあります。


女子一人では泊めてくれないのでは。

 むか~し。昭和の、それもまだ高度経済成長期の頃までは、女の人が一人で旅に出ることがほとんどなかったので、「女が一人で旅するのは何かよっぽどの訳があるに違いない、自殺でもされては迷惑だから宿泊を断る。」ということが本当にあったそうです。
 今こんなことを言い出す宿が万一現存するなら、そんな所に泊めていただく必要はないでしょう。


一人での食事が心配。

 地元系の食堂にせよ、おしゃれ系のカフェにせよ、居酒屋にせよ、一人客を疎んじる所はまずないでしょう。大きなテーブルを一人で占領して飲み食いしているジモティなお父さんも結構見かけます。むしろ細かいことを気にしないという点では、沖縄の店の方が入りやすいかも。一人難易度が高そうな焼き肉屋でも、メニューに「一人用セット」を用意している店もあるぐらいです。
 気後れする場合は、少し時間をずらして店が空いている時間帯だと入りやすいでしょう。
 一点だけ注意事項。向こうは分量が多いです。例えば居酒屋に入ってサラダと刺身一人前を頼んだだけなのに、ド~ンと出てきちゃって「もう食べられない」なんてことがありがちです。


泳ぐとき着替えはどうしているの?

 実は、この類の質問が一番多かった。離島でも名の知れたビーチでは大抵更衣室がありますが、狭かったり、あまり綺麗ではない所もあります。また、荷物を預かってくれる海の家やコインロッカーはほとんどないので、みんなレンタカー内に置いたり、砂浜に置きっ放しにしています(盗難に遭ったという話は聞いたことがありません。)。

 そこで気になる人は、宿であらかじめ水着に着替えて(ついでにこの時点で日焼け止めも塗っておいて)、貴重品や着替えの下着などは持ち歩かず、泳いだ後は来るとき着てきたものを水着の上に羽織って帰れば安心だと思います。レンタカーで帰る人は、座席が濡れないようバスタオルなどを用意するか、水着が乾くまでビーチで休憩するといった配慮を願います。

 知り合いの女性で、レンタカーを借りると、東京からわざわざ持ってきたでっかいビニール袋でシートを覆っている人がいますが、事故ったときヤバそうなのでお勧めはしません。


地元の人やほかのお客さんとなじめない。

 一人旅は、人との出会いや触れあいが魅力・・・ということに一般的にはなっていますが、そのとおりである場合もあるし、それは妄想に過ぎない場合もあります。
 気を遣ってまで人と仲良くする必要はないので、自分スタイルで旅すればいいと思います。むしろ、それもありなのが一人旅の本当の良さなのではないでしょうか。


一人旅で素敵な出会いはある?

 う~ん。沖縄一人旅で、たまたま知り合った人と恋に落ちて・・・なあんていう劇的な出会いもなくはないでしょうけどねえ。世の中宝くじに当たる人も居るわけですから。
 ただ、石垣島の某ペンションでは、お客さん同士、お客さんとヘルパーさんが知り合ってそれが縁で結婚したというケースが、15年くらいやっている中で片手以上あるそうです。
 宝くじも買わなければ当たらないということでしょうか。

2013年4月7日日曜日

島旅ガイド(第4回) タッチ&ゴーの下地島

 下地島と言えばこれですよね。 タッチ&ゴー。



 下地島には、日本で唯一の民間訓練飛行場である下地島空港があります。
 訓練機が、着陸(タッチ)し、直ちに離陸(ゴー)する、これを繰り返します。約5分間隔で周辺を一回りして戻ってきます。

 この空港は北側が海に隣接、というか突きだしていて、進入灯がコーラルブルーの海の上に設置されています。
 その空港北側には普通に道路があって、そこに居れば、美しい海を背景に轟音を轟かせながら低空飛行で接近してくる飛行機を目の前でみることができるのですからたまりません。

 もし、ここが東京から車で行ける範囲にあれば、連日何百人もの人が押し寄せて通行規制が敷かれることは必至ですが、何しろ遠いので、人が居ると言ってもこの程度。




 こんな写真も撮ってみました。

 飛行機が自分の真上を通過する直前にこのような影が現れます。
 このとき頭上では轟音が鳴り響いているわけですから、テンションは上がりまくり。



 ただし、こういう光景が見られるのは、南風のときです。
 飛行機は、向かい風で離発着しますので、北風のときは進行方向を変えます。着陸のときは高度を下げ、ほぼ水平に接近しますから、着陸直前は大迫力ですが、離陸時には一気に高度と速度を上げるので、北風のときにはあっという間にこんな感じになってしまいます。 

 そんなときには反対側に廻れば、と思いますが、南側は海に面していないので、この程度です。


 まあ、これでも楽しいのですが、冒頭の写真と比べれば迫力不足ですよね。

 なので、下地島のタッチ&ゴーを見に行かれる方は、風向きに注意です。宮古島に何日か滞在して柔軟に対応できる場合は、南風の日を選んで行く方がいいと思います。

 西風・東風・無風のときはどうなんだというツッコミがありそうですが、まあ、どちらかと言えば南寄りか北寄りかで決まるんでしょうね。

 太平洋高気圧が張り出す夏場は南風のことが多いのですが、南海上に台風が発生したりすると、遙か遠くにあっても北風に変わることがあります。
 10月以降は、北風の日が多くなってしまいます。
 
 風向きはネットの気象情報で調べられますが、地元の人に聞くのも確実な方法です。例えば、フェリー乗り場の係員のおっちゃんなんかに声をかけてみてはいかが?

 この訓練飛行ですが、大体のスケジュールが沖縄県のHPで公表されています。それによると、今年は、5/3~6/4は「予定なし」となっていますので、ご注意ください。(H25.4現在)

 さらに悲しいことには、この飛行訓練はいつ廃止されてもおかしくない状況で、取り敢えず今年度いっぱいは大丈夫とのことですが、来年度は分かりません。

 こんな光景が見られるのも今のうちだけかも。




 タッチ&ゴーのことばかり書きましたが、下地島は周辺の海がまた美しい。
 これは、タッチ&ゴーの見学地のすぐ西側の海です。
 タッチ&ゴーにばかり目が行きますが、こちらも素晴らしいんです。


 もう少し南側方向にある中の島。
 有名なシュノーケルポイントです。珊瑚が海のやや深い所にあるので干潮時が狙い目です。シャワー・トイレ等の設備は一切ないただの自然の海です。
 車で走っていると場所が分かりにくいのですが、大抵路駐している車があるので目印になります。


 通り池。ここは、一見「池」なのですが、底の方で海と繋がっている部分があって、そこをくぐり抜けて海に行くのがダイバーの憧れだとか。


 帯岩です。左側の鳥居と比べればその大きさが分かると思いますが、明和の大津波で打ち上げられたそうです。

以前は「そりゃ伝説だろ?」と思っていましたが、3.11の後は信じることにしました。


 島の東側。海を隔てて伊良部島があるのですが、その「海峡」は川のように細く、というか、地図を見なければ川としか思えません。

 これでも、下地島側から見た伊良部島なんですよ。


 下地島は、観光客的には伊良部島とほぼ一体と考えて間違いありません。
 空港関係者の宿舎を兼ねたホテル(一般利用可)が1件あるだけで、売店などありませんが、宿も食事も買い物も郵便局利用も、すべて伊良部島で事足ります。

 ほとんどの人は宮古島からの日帰りですが、両島一体で考えれば結構見所遊びどころがあるので、のんびり指向派は数日間滞在しっちゃってもいいと思います。



 伊良部大橋は当初予定では、既に開通していたはずですが、伸び伸びとなり、平成27年当初の見込みです。
 この橋が完成したとき、下地島空港のタッチ&ゴーは、どうなっちゃっているんでしょうか。

2013年4月3日水曜日

島旅ガイド(第3回) 鳩間島

 石垣島から船で約45分、西表島から約10分。歩いて一周しても1時間程度の小さな島、鳩間島。



 島に近づくにつれ、海の色が・・・
 うぉぉぉ~ なんて叫びたくなります。

 ほんの数年前までは、平日のみ1日1便の貨客船が、西表島に向かう途中で立ち寄るだけで、高速船の定期運行はなく、観光客にとっては非常に行きにくい島でした。

 今では、石垣島から高速船も運行されていますが、本数は少なく、お隣の西表島と比べれば格段に不便で、その分秘境の島感が味わえます。



 港にある案内看板。集落は、南側にだけあります。この地図ではよく分かりませんが、海岸線に沿ってほぼ島を一周できる道があります。

 「オーリ タボローリ」とはこの島の言葉で、石垣島の「おーりとーり」と一緒。「ようこそ」の意味です。

 人口は50人足らず。しかし、なんとこの島には郵便局があります。

 
 

 郵便局のある島としては沖縄最小です。 (ATMはないそうですが。)

 民宿が数件、夏の間はだいたい開いている食堂が1~2件、閉まっている時間が結構多いので要注意の売店が確か1件。


 
 そして、鳩間島の海。以前にも紹介しましたが、鳩間の港とその周辺の海がまた凄いんですわ。


 今回は、別の写真をご覧ください。




港とは反対側の北側の海。
 


 ここまで来ると人が居ません。文字どおりのプライベートビーチ。

 海では、港以外何処でも泳げます。何処でもシュノーケリングが出来ます。
 というか、何処がシュノーケリングポイントとして素晴らしいのか、情報があまりありません。自分で探して楽しんでください、という感じでたまりません。
 海底が砂地の所に手を突っ込むと、星砂(有孔虫)がいっぱい、なんてことも。


  なお、老婆心ながら、泳ぐときはくれぐれも慎重に。安全には最大限の気を遣ってください。何しろ、人が居ないのです。
 それから、シャコ貝の養殖をやっている場所がありますので、勝手に持って行かないよう。

 港・公民館近くにトイレとシャワーがありますが、あくまで島人用。観光客が使っても怒られることはありませんが、ツアー客が団体でシャワーを使ったりすることをこころよく思ってない人も居るので、節度はわきまえてください。

 ビーチに面した所に休憩所、シャワー等はありません。
 観光客がわざわざ泳ぎにくるなんて想定外なんでしょうね。
 もっとも、こんな施設がバンバン出来るようでは、この島の魅力は半減です。




 島のランドマークの灯台。

 逆に言えば、海以外何もありません。
 八重山の離島はすべてそうなのですが、特にここは何も無い×3です。

 西表島からのシュノーケリング等のツアーが昼時にこの島に立ち寄ることが多く、それに参加して鳩間島に上陸する人が多いです。

 その分夜は静かです。昼ももちろんですが、特に夜ともなるとノンビリ感が違います。なんか取り残されちゃったような、本当にいいのかいなみたいな・・・上手く表現できないけれど。

 なので、泊まってみるとこの島の本当の良さが分かるとは思うのですが、中上級者向け?かな。
 
 

 石垣・鳩間間の往復の船代(高速船)が4990円と高価ですが、 「かりゆし周遊券」というのがあって、他の島と絡めて上手く使えばお得です。
 4日間有効で、八重山離島航路(波照間航路を除く)が乗り放題。ただし、1航路2往復まで、代金は5千円です。(情報はすべてH25.4月時点)

 なお、北風が吹く冬場は、鳩間航路は欠航が多くなりますの要注意です。