2016年8月28日日曜日

カーブミラーに映る沖縄



 鏡に映った、真実の姿・・・

 というような社会的な話ではなく、単純にカーブミラーに映った沖縄の景色、というか、景色の映り込んだカーブミラーを撮った写真です。

 小さなミラーに、周辺の風景がきっちり収まっていると、何だか絵になる感じがして、思わずシャッターを押してしまいます。


 ミラーは、青空も赤瓦の屋根もハイビスカスも映します。


 ズームアップすると


 元はこんな感じでした。黒島の集落にて。


 宮古島のうーじ(サトウキビ)畑。夏になると背が高くなり視界を遮るサトウキビ。カーブミラーは交通安全上欠かせない設備です。
 のはずですが、みんなちゃんと、ミラーを確認して走っているのだろうか?


 こちらは、竹富島。
 反対に視界を遮るものがあまりないので、ミラーと合わせると、道路の3方向が写ります。


 ♪ カーブミラーの中を~ おばぁがとお~る~(超字余り)


 おじぃと軽トラも通ります。


 ミラーの前に、ビロウの木が茂ります。このままでミラーの役割は大丈夫なの?下地島です。


 こちらは、個人用ミラーかな?


 ありゃ?ミラーは?



 このまま、ミラーだけ外して持ち帰ってしまいたいような、沖縄の夏の空。宮古島です。




2016年8月22日月曜日

宮古島東平安名崎にはアジサシがいっぱい




 7月の宮古島滞在中、「東平安名崎にアジサシが多数営巣」というローカルニュースが地元新聞に載っていたので、行って来ました。


 宮古島を代表する景観地の東平安名崎。


 その東平安名崎の、先端近くにある保良(ぼら)漁港。ここなら、割と近くでアジサシを撮ることが出来るはず。


 保良漁港周辺は、海の色がとても綺麗です。
 アジサシがいなくても、是非一度行ってみてください。東平安名崎の灯台に向かって左側です。



 おっと!ニアミス?奴ら的には、こちらを威嚇しているらしいのですが。


 アジサシは、カモメの仲間。
 渡り鳥で、日本中で見られます。沖縄でも、数種類のアジサシが確認できるそうです。
 決して珍しくはないのですが、その白い姿は、沖縄の青空やコーラルブルーの海に映えるので、見つけると思わずシャッターを押してしまいます。

 ですが、飛んでいるときは、結構高速飛行なので、なかなか上手く撮れません。
 これは、何十枚と撮った中の1枚です。
 なんか、上から目線で見られているみたい。




2016年8月18日木曜日

オリオンビール orionbeer オリオンビィィール!



 それにしても暑いですね。

 こんなときには、とりあえずビール!
 沖縄なら、とりあえずオリオンビール。

 オリオンビィィール!

 よく見るとグラスが違うみたいだけど、とにかくオリオンビィィール!


 おっと、これはライバルだった。


 気を取り直してオリオンビィィール!


 これは、幻のスケルトンオリオンビールの看板か?


 麦芽100%のオリオンビール「夏いちばん」。でもその割にはなんか軽い。
   

 同じく 麦芽100%の「いちばん桜」。春先限定発売。でもやっぱり軽い。


 イカ墨焼きそば。こんなものを食べながらだと、オリオンビールが益々進みますな。



 沖縄に行った人のほとんどが、口を揃えて言うセリフ。「オリオンビールは、向こうで飲むと本当に旨い。」

 一般的なオリオンビールの評価は、軽い、薄い。麦芽100%ビールでもあまり変わらないし。
 でも、それが沖縄の風土に合っているのでしょう。
 暑くて、湿気が多くて、風が吹き抜ける、そんな沖縄に根付いた、ある意味、超地ビールであるオリオンビール。

 沖縄でオリオンビールを飲むと旨い、という感想は、沖縄旅行でハイテンションになっていた、という理由だけではなさそうです。



 内地の暑さは、もうしばらくの辛抱です。
 でも、沖縄の「オリオンビールシーズン」は、まだまだ続きます。






2016年8月15日月曜日

お美しゅうなられて 宮古島パイナガマビーチ



 お転婆で生意気だった小学生位の女の子が、しばらく会わないうちにいつの間にか綺麗になっていてビックリ!
 たとえて言うとそういう感じですな。

 ん? 意味不明?

 宮古島の平良港の西横隣。パイナガマビーチです。

 自分が初めて宮古島に行ったのは、平成12年(2000年)のこと。泊まったのは、この浜に隣接するアトールエメラルドというホテルでした。
 当時から、ガイド本には、市街地から一番近い海水浴場と紹介されていましたが、前浜や砂山ビーチのような極上のビーチがあるのに、誰がこんなところで泳ぐのだろうか?と思っていました。



 それ以来、長年ノーマークでスルーしていたら、いつの間にか護岸が整備され、シャワー・トイレが整備され、駐車場が整備され、四阿が整備され・・・多分砂も運ばれたのでしょう、広い砂浜も広がるそれなりのビーチに大変身。
 

 遊歩道まであって、草むらの先に覗くコーラルブルーの海。


 こんな、砂山ビーチを思わせるような岩まであるし。

 
 休憩用の四阿。砂山にはなく、前浜にもないに等しい施設です。もっとも、「地元ぃのビーチパーリィー用」かも知れませんが。



 しかも、北西方向を向いているので、夏の間は、夕日も眺められます。


 「パイナガマ」とは漢字で書くと「南長浜」だそうです。

 かつては、今の平良港一帯をすべてカバーする、広く美しい浜辺だったそうですが、平良港が建設されてからは、面積が狭くなった上、流れが変わって砂が流失し、さらに、生活排水も流入したため、海水浴場としてはつまらない場所になってしまいました。

 その後、下水道が普及したこと、周辺一帯の公園事業に併せて整備が進んだこと、そして、ボランティア団体の活動もあって、今のような姿になりました。



 宮古島には、前浜や砂山ビーチのような、ALL JAPANでもトップクラスのビーチがありますが、ここは、平良港の防波堤に護られているため、比較的風が強いときでも泳げます。
 また、中心市街地に近いので、時間がないけれどちょっと泳ぎたい、砂浜で寝っ転がりたい、などというときに、お手軽ビーチとして重宝されているように思えます。

 もし、平良港がなかったら、ということは宮古島では絶対に考えられないことでしょうが、平良港が出来る前の壮大なパイナガマビーチを見ることが出来たら、どんなに感動的だろうかと想像します。

 伊良部大橋の開通で、平良港の役割も低下しています。ハードの施設を造るだけの公共事業ではなく、使わなくなった施設を壊し、自然を復活させる公共事業というのはどうでしょうか。復活なったパイナガマビーチを眺めながら、ふとそんなことを思い立ちました。
 



2016年8月11日木曜日

沖縄の天気予報は何故当たらないの?



 当たるも八卦当たらぬも八卦

 では困るのですが、それにしても沖縄の天気予報は当たらない。
 地元の人も、観光客も、口を揃えて「沖縄の天気予報は当たらない」といいます。

 4月末頃、連日ぐずついた天気が続いたため、沖縄地方気象台が例年より早めに梅雨入り宣言したとたん、翌日は晴れだった、などという、気象台いじめみたいな天気もありました。
 なので、沖縄旅行出発直前、週間予報で晴れマークが並んでも素直に喜べず。


 今までで一番裏切られたのは、これ。

 この予報で、行ってみたらドンピシャ台風だったのだから。
 詳しくはこちらを
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/10/blog-post_18.html


 まあ、台風だから仕方ない?でも最近、こんな予報もありました。

 7月31日発表の週間予報。8月4日から7日まで、本島地方も宮古地方も八重山地方も、全部一律で曇りマーク・信頼度はC。
 冬場には、時々こういう予報が出ますが、要は、気象台としても「予報できない」という予報みたいです。

 実際はどうだったかというと、これは、8月7日の天気図です。

 沖縄の周辺で熱帯低気圧が発生しました。南海上で発生した熱帯低気圧が、台風となって接近するのではなく、沖縄エリアで雲がまとまり、熱帯低気圧となったのです。
 気象台としても、単純に晴れが続くわけではない、何か起こるかも知れない、という予測はあったのでしょう。でも、実際にそうなるか見通せなかった、という結論だったみたいです。


 それにしても、気象衛星や観測所の膨大なデータを駆使し、大型コンピュータで解析したはずの予報が何故、こんなに外れるのでしょうか。

 よく聞く理由としては、島の天気は狭いエリアで異なる、また、短時間に天候が変わる、だから、天気予報が追いつかない。
 あの小さな竹富島でも、「凄いスコールでしたね。」「えっ、コンドイ浜は全然降らなかったよ。」なんてことが実際にありましたからね。
 
 また、皮肉を込めていう人は、気象庁は、本土の予報には気合いを入れるが、遠い沖縄の予報には力が入らない、まして、宮古・八重山の離島までは面倒見切れないからだと。

 もう少し科学的にみれば、大海原にポツンと小さな島があるため、周辺の観測所が少ない、ということもあるのだそうです。



 では、実際どうしたらいいのでしょう。

 気象台に分からないものが素人に分かるはずはない、なるようになるさ、「ケ・セラ・セラ」。と達観すればいいのです。
 でもね、例えば、予報は曇りのち雨、でも朝起きたら日が射していて南東方向は青空、西側は雲に覆われている。さあ、泳ぎに行くために水着に着替えますか?迷いますよね~。晴れでも雨でもいいからハッキリしてくれぇ!と叫びたくなりませんか?

 そんな時、島の農家のおじいや海人に聞くと、実際、言うとおりの天候になることが意外とあります。彼らは、昔から雲や風向きを見て、経験的に天候の変化を予測してきたので、ならば、頼れる島人が近くに居れば、聞いてみる手はあります。

 また、自分でできることとしては、気象台のHPを開き、天気予報だけではなく、レーダー・ナウキャストや気象衛星の雲の画像を見るのも参考になります。

 レーダー・降水ナウキャストは、雨が降っている場所とその強さが分かります。

 時として、もの凄く細い長い雨雲が延びていて、降っているのはそこだけ、みたいなことが分かります。
 また、動画にすると、雨の動き、すなわち上空の風の向きが分かるので参考になります。

 これに、気象衛星の雲の画像を重ねて見ると、「この雨雲が通り過ぎると、晴れるかも。よし!泳ぎに行っちゃえ! あとは神様お願い~」なんて判断が出来るかも知れません。
 ただし、危険が伴うような荒天の可能性がある場合は、より慎重な判断・行動をしてくださいね。




 今年は、台風1号の発生が7月までずれ込み、その後は順調に発生している台風も、あまり沖縄に接近しません。一方、本来台風の通り道である沖縄近海で、雲がまとまり熱帯低気圧になるという、おかしなことが2週続けて起きています。
 これが、異常気象なのかどうかまでは分かりませんが、天気の予測が益々難しくなってしまいます。

 「人生晴れの日もあれば雨の日もあるさ。」なんて、他人事なら言えるけれど、本音は、「オレが沖縄に行くときは晴れてくれぇ~」だったりします。笑
 

2016年8月7日日曜日

宮古島前浜でバーチャル海水浴でもいかが?



 暑ちぃ~

  もう、海に飛び込んじゃいたい! なんて思っているあなた。
 宮古島の綺麗な海に想いを馳せて、バーチャル海水浴はいかがですか?




 それにしても、ここの海は、なんでこんな綺麗な色をしちゃってるんでしょうかねえ。


 ところが、一天俄にかき曇り・・・スコールです。
 海の色がとたんに変わります。


 まだ降ってはいますが、雲が移動し、日が射してきました。海の色が少し戻りました。


 わずか十数分で天気は回復し、また、夏の太陽が照りつけます。


 今回の写真は、シュノーケリングのカッコをして、波打ち際でカメラを構えたものです。
 波が砕ける瞬間を狙ってシャッターを押すのですが、ほとんどが失敗作。9割以上は何を撮ったんだか、わけの分からんものでしたが、何十枚に1枚くらいの割合で、面白いものがありました。

 この日の前浜の波は、大きいものでも数十㎝でしたが、そんな小さな波でも意外と衝撃が大きく、波が来るたびに転がされてしまいます。


 

 ここは、珊瑚はあまりなくシュノーケリングには向きませんが、水遊び程度で十分楽しめます。何しろ、この海の色ですから。




 当ブログでも、過去に何回も取り上げた、宮古島の前浜。
 何度行っても、何度撮っても飽きません。それどころか、毎回少しずつ違う美しさを見せてくれる素晴らしいこの海は、宮古島まで到着すれば、空港から車でわずか15分です。