島に近づくにつれ、海の色が・・・
うぉぉぉ~ なんて叫びたくなります。
ほんの数年前までは、平日のみ1日1便の貨客船が、西表島に向かう途中で立ち寄るだけで、高速船の定期運行はなく、観光客にとっては非常に行きにくい島でした。
今では、石垣島から高速船も運行されていますが、本数は少なく、お隣の西表島と比べれば格段に不便で、その分秘境の島感が味わえます。
港にある案内看板。集落は、南側にだけあります。この地図ではよく分かりませんが、海岸線に沿ってほぼ島を一周できる道があります。
「オーリ タボローリ」とはこの島の言葉で、石垣島の「おーりとーり」と一緒。「ようこそ」の意味です。
人口は50人足らず。しかし、なんとこの島には郵便局があります。
郵便局のある島としては沖縄最小です。 (ATMはないそうですが。)
民宿が数件、夏の間はだいたい開いている食堂が1~2件、閉まっている時間が結構多いので要注意の売店が確か1件。
そして、鳩間島の海。以前にも紹介しましたが、鳩間の港とその周辺の海がまた凄いんですわ。
今回は、別の写真をご覧ください。
港とは反対側の北側の海。
ここまで来ると人が居ません。文字どおりのプライベートビーチ。
海では、港以外何処でも泳げます。何処でもシュノーケリングが出来ます。
というか、何処がシュノーケリングポイントとして素晴らしいのか、情報があまりありません。自分で探して楽しんでください、という感じでたまりません。
海底が砂地の所に手を突っ込むと、星砂(有孔虫)がいっぱい、なんてことも。
なお、老婆心ながら、泳ぐときはくれぐれも慎重に。安全には最大限の気を遣ってください。何しろ、人が居ないのです。
それから、シャコ貝の養殖をやっている場所がありますので、勝手に持って行かないよう。
港・公民館近くにトイレとシャワーがありますが、あくまで島人用。観光客が使っても怒られることはありませんが、ツアー客が団体でシャワーを使ったりすることをこころよく思ってない人も居るので、節度はわきまえてください。
ビーチに面した所に休憩所、シャワー等はありません。
観光客がわざわざ泳ぎにくるなんて想定外なんでしょうね。
もっとも、こんな施設がバンバン出来るようでは、この島の魅力は半減です。
島のランドマークの灯台。
逆に言えば、海以外何もありません。
八重山の離島はすべてそうなのですが、特にここは何も無い×3です。
西表島からのシュノーケリング等のツアーが昼時にこの島に立ち寄ることが多く、それに参加して鳩間島に上陸する人が多いです。
その分夜は静かです。昼ももちろんですが、特に夜ともなるとノンビリ感が違います。なんか取り残されちゃったような、本当にいいのかいなみたいな・・・上手く表現できないけれど。
なので、泊まってみるとこの島の本当の良さが分かるとは思うのですが、中上級者向け?かな。
石垣・鳩間間の往復の船代(高速船)が4990円と高価ですが、 「かりゆし周遊券」というのがあって、他の島と絡めて上手く使えばお得です。
4日間有効で、八重山離島航路(波照間航路を除く)が乗り放題。ただし、1航路2往復まで、代金は5千円です。(情報はすべてH25.4月時点)
なお、北風が吹く冬場は、鳩間航路は欠航が多くなりますの要注意です。
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