2022年5月20日金曜日

那覇から粟国島へ 弾丸日帰り

 


 那覇泊港。朝9時。
 これから、フェリー粟国に乗って粟国島日帰りの旅に出るところです。




 粟国島へは、那覇から1日1往復運航されている船に乗って行きます。

 所要時間は約2時間。現地到着は11時30分、出発は14時なので、日帰りしようとすると島滞在時間は、約2時間半しかありません。

 運賃は、往復6,590円。滞在時間で割ると、メチャメチャコスパの悪い旅です。



 9時30分、フェリー粟国は、定刻に那覇泊港を出港しました。
 間もなく泊大橋の真下を通過します。なかなかの迫力です。



 やがて船は、那覇空港の北西側を通過します。少しの間ですが、地上からは見られない、飛行機マニア垂涎の光景が広がります。




 那覇を離れると、船は、ただただ青い海の中を突き進みます。

 お昼の時間は、ちょうど島で迎えるわけですが、食事をしている時間も惜しいので、今のうちに、泊港のコンビニで買ったおにぎりをかっ込みます。



 出航から2時間。若干遅れましたが、粟国島が見えてきました。これは公園ですかね。



 11時40分、粟国島に到着しました。

 何しろ時間がない。すぐに、今回の目的地である島の南東側にある長浜(ウーグ浜)を目指して歩き始めます。



 村営のコミュニティーバス、アニー号。
 船の発着に併せて、集落内をグルッと一回り。1回100円です。

 しかし、集落内を廻るだけなので、これは使えません。目的地に向かってひたすら歩きます。



 先ほど見えていたのは児童公園のようなものでした。芝生養生中のため立入禁止。ですが、そもそも周囲には誰も居ません。



 このブランコは気持ち良さそう。大きく漕いだら、海にまっしぐら、みたいな。



 歩くこと約45分。

 取り敢えず、今回の目的地の長浜に到着しました。といっても、長浜自体が広く、後で地図を確認したら、児童公園周辺も長浜の一画のようです。


 沖縄らしいコーラルブルーの海。広く、そして、人っ子一人居ない静かなビーチです。



 ここで、ずっと写真を撮っていたかったのですが、何しろ時間がない。
 早足で歩きつつ、写真を撮り、また歩き、写真を撮りを繰り返し、残り後1時間ほどになったところで、帰路に着きます。



 途中見つけた、寂れた看板。
 粟国島と言えばこれでした。でも、映画の公開は1999年なので、知らない人も多いのでしょうね。



 やっと集落まで戻ってきました。「粟国島産やぎ肉」の幟が。ヤキニクではなくヤギニクですよ。



 大急ぎで戻って来たので、出航までまだ30分ほどあります。港周辺を少し散策しました。
 粟国港周辺は、公園として綺麗に整備されています。背景の海が最高です。




 一方、粟国港のターミナルは、もの凄く簡素です。券売所の窓口と僅かな椅子が並べられているだけの小さな建物。2階が乗務員の控室になっているみたいです。

 豪華だった伊江島のターミナルとは天地の差です。
 

 往復券を買っておいたのでそのまま乗れるだろうと思っていたら、驚いたことに、窓口で搭乗者名簿に記入し、券に確認のスタンプを押してもらえと。

 つまり、チェックインが必要だということです。こんなの初めて。




 粟国島は、これまで行ったことがなく、かねてから一度行ってみたいと思っていたのですが、情報も少なく、なかなか行く機会がありませんでした。


 いつまでもダラダラと考えていないで、取り敢えず日帰りでもいいから一度島に足を踏み入れて、どんな所か自分の目で確かめてみようと思い立ち、今回の弾丸旅行となった次第です。

 僅か2時間強の滞在でしたが、天気に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。その様子は、また改めて。


 これで、足を踏み入れていない沖縄の島(有人島)は、定期航路のない、久米島の近所のオーハ島と多良間島の隣にある水納島だけとなりました。


 それがどうした、と突っ込まないでね。笑





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