遠くからでも目立つ山。
沖縄本島北部、本部半島の先に浮かぶ伊江島の城山(ぐすくやま)。タッチューです。
古くから航海の際の目印とされてきたそうで、島では信仰の対象でもあります。
せっかく伊江島に来たからには、その城山に登らなければ。
標高は172㍍。まあ、楽勝とまでは言わないにしても、これくらいならね。というわけで出発します。
と思ったのですが、結構急な石段が続き、息が上がります。こんなはずじゃなかった。
途中、人とすれ違うと、お互い慌ててマスクを付け直すのは今風で笑えます。
曇りじゃん(泣)
チャート(角岩)とは、主成分の二酸化ケイ素を持つ放散虫・海綿動物などの動物の殻や骨片が海底に堆積してできた岩石で、非常に硬く層状をなすことが多いそうです。
歩いている途中は、木々に覆われてよく見えないし、途中日も刺してきたので期待してたんすけどぉ~
山頂には、白っぽい岩石が露出しています。城山は、チャートと呼ばれる堆積岩からできています。
はぁ~ まあ、島に着いたときから曇りっぽい天気だったし、まあこんなものか。
いや、これくらいの天気でちょうど良かったです。晴れていたら、暑くて暑くて・・・
負け惜しみですけれど。
さて、話変わって、城山の中腹には、駐車場と展望台、売店があります。場違いなほど、立派な施設です。防衛省の補助事業によって建てられました。
伊江島には、アメリカ軍が駐留しているためです。
伊江島にある施設は、補助飛行場。舗装されていない滑走路です。駐留するのは、アメリカ海兵隊作戦支援分遣隊です。
ベトナム戦争の時代には、爆撃射程訓練が行われたりしたそうですが、さすがに今はありません。
タッチューとは、先の尖っているものという意味で、島外でそう呼ばれていたそうですが、伊江島では城山(ぐすくやま)が昔からの呼び名です。
宮古・八重山ではあまり感じない米軍の影ですが、本島周辺離島ともなると、事情は複雑です。
まあ、それはともかく、伊江島の城山は、確かに、遠くから見たら尖っていて、間近で見ると城のようにそびえ立つ山です。今度こそ、晴れた日に!
0 件のコメント:
コメントを投稿