最新の技術で、海面に模様を描くことができるようになりました。
というのは、つまらん冗談です。これは、養殖のための施設です。ここは、宮古島の東側にある浦底漁港です。
三角形の宮古島の北端である世渡崎(せとざき)から、南東端の名勝東平安名崎までは、県道83号線などを通って約35㎞。
海沿いを走るこの道は、狭い宮古島にあって、ロングドライブが楽しめる道程です。
通行する車も少なく、快適ドライブが楽しめるのですが、海沿いを走っているにも拘わらず、全くと言っていいほど海が見えません。
途中唯一、駐車場がある比嘉ロードパークからはこんな眺めが。
比嘉ロードパークからの眺めは素晴らしいのですが、ここは、高台から海を見下ろすだけ。
もっと身近に海を見たければ、敢えて県道から横道に逸れて行く必要があります。
しかし、島の東側一帯は高台となっていて、県道も海に近い割には高いところを走っています。
海とはそれなりの高低差があり、どこからでも海に出られる訳ではありません。
ただ、漁港がある場所では、そこに向かうための道路が整備されています。それを利用すれば、簡単に海にアクセスすることができます。
そんな場所が、真謝漁港、高野漁港、そして今回ご紹介する浦底漁港です。
港ですから、車を駐めるスペースは十分にあり、無名のポイント故、他の観光客と遭遇する確率は、限りなくゼロです。
自然が豊かな防波堤!? じゃ本当はまずいと思うのですが、まあ、そこは突っ込まないことに。笑
ここの凄い所は、防波堤や消波ブロックの隙間に結構大きな木が生えていること。
タコノキがここまで成長するのにどのくらいかかるのでしょうか。どこに根を下ろしているのでしょうか。
写真を撮るには、木が生えている方が、絵になっていいのですが。
でも、海は綺麗です。無名のポイントですが、さすが宮古の海。
宮古島には、オールジャパンでもトップクラスの美しい海があるのに、なんでわざわざそんな所まで行くのかと問われると、答えに窮するのですが、前浜や、17ENDに飽きちゃったからというわけではありません。
ここはここでいいのです。
それに、ひねくれた感情ですが、宮古島にまたクルーズ船の団体が復活し、一方で、高級リゾートホテルに泊まるセレブが溢れるようになったとしても、人知れず静かな海をキープしておきたい、なんて気持ちもありまして。
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