2014年5月8日木曜日

奥武島はネコと天ぷらの島


 沖縄本島南部にあって、短い橋で結ばれている小さな島、奥武島(おうじま)。
 この島は、何故か天ぷらで有名な島なのです。この日も昼前から車で天ぷらを買いに来る人が。しかもよく見ると「わ」ナンバー。


  
 本島と橋で繋がっていても、のんびりした離島の雰囲気を残しています。島の周辺は、沖縄らしいコーラルブルーの綺麗な海です。

 そして、橋を渡ってみると、漁港周辺や天ぷら屋の周辺にネコがいっぱい。
 のんびりした島には、ネコが似合います。ここいら辺に居れば、何かおこぼれにありつけるのかな?


 ところで、天ぷら屋と聞けば、我々内地に住む人間は天ぷらを食べさせる飲食店を想像すると思うのですが、沖縄で天ぷら屋と言えば、総菜である天ぷらを売る売店のことを言います。
 そして、沖縄天ぷらの特徴といえば、衣が厚くまるでフリッターみたいなこと、衣に塩味が付いていて天つゆは漬けないこと、そして安いことです。

 魚、イカ、芋は必須の素材で、ほとんど1コ数十円とのこと。
 ご飯のおかずとしてではなく、スナック、おやつ感覚で天ぷらだけを食べることも多いそうです。

 もちろん、那覇市内をはじめ、何処にでもある天ぷら屋ですが、この島までわざわざ車で買いに来る人がいるのですから、よほど美味いんでしょうなぁ。しかも観光客まで来るし。

 何故この島で?そんなに違うの?と思われるは当然。でもすみませんが、正直のところ私も分かりません。



 有名どころはこの2軒でしょうか。橋を渡ってすぐの店と、ぐるっと廻って島のちょうど反対側の店です。


 余談ですが、沖縄には奥武島という名前の島がここ以外にもあります。
 久米島のお隣の島、屋我地島と本島の間にある島、座間味村の無人島がどれも奥武島という名前なんです。

 さて、そろそろ帰ろうかと、駐車場に向かいレンタカーに乗ろうとしたら、ここにもネコが・・・

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