外国人が多いなんて今さらニュースにもならない話ですが、それにしても外国人が多かったのが、那覇空港とその周辺です。
マジで日本語を話している観光客が少ないんですよ。この時期修学旅行生の団体もいるのですが、その存在が目立たないのです。
空港も、ゆいレール車内も、国際通りも松山周辺までも。目立つのは外国人ばかりです。
今やオーバーツーリズムの代表格みたいな北海道のニセコ。
ニセコに外国人が増え出したのは15年くらい前でした。リゾートホテルが次々に外資に売却されました。
でも、10年前くらいまでは、値段は安かったのです。
リゾートホテルに泊まる航空券の付いたツアーが、こちらが申し訳なく思うほど安かったのです。
せめて、少しは北海道経済に貢献しようとか何とか言っちゃって、友達とビールを飲みまくっていました。笑
今や、カツ丼が3000円・味噌ラーメンが2000円の世界になってしまいましたが、外国人が増える → 物価が上がる → 日本人は行かなくなる、という流れだと思います。
あまり考えたくはありませんが、那覇が、沖縄がそんなことになったらどうしよう。
那覇空港にて。
好きで以前からよく食べていたゆし豆腐そば。今年の値段は遂に税込み1087円!
レストランではなくフードコートです。これで千円超えなら、那覇空港で千円以下で食べられる食事はないかも。
ゆいレールの1日乗車券も1000円に上がっていました。去年まではずっと800円で、消費税が10%になったときも値上げはなかったのに。
市内の飲食店の看板には「A5和牛」の文字が目立ちます。
A5等級とは要するに、「商品となる牛肉がたくさん取れて、脂肪の色と質、牛肉の色や締まり、きめ細やかさに優れ、脂肪が多く細かい」ということです。
必ずしも肉の旨さとは関係ないと言われていますが、値段は間違いなく高いです。
ですが、今や那覇には「A5和牛」を食べたい人が沢山いるのでしょう。
ちょうど路線価の発表がありました。
沖縄県内の調査地点の平均は、6.3%と11年連続で上昇し、上昇率は東京都に次ぎ全国で2番目だそうです。
県内で路線価が最も高いのは、那覇市久茂地3丁目(国際通り)で156万円(㎡)、去年に比べて4%上がっています。
こんな風に、じわじわじわじわ物価が上がって、やがて那覇は日本人が寄りつかない観光地になってしまう、なんてことは絶対に避けて欲しいと思いませんか。
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