2016年6月16日木曜日

祝♪ 2016年沖縄地方梅雨明け


 沖縄気象台は、平成28年6月16日11時00分に「沖縄地方は、梅雨明けしたと見られる」と発表しました。




 素直に嬉しいです。
 沖縄フリークを自認する自分としては、このニュースを聞くだけで、気分が高揚します。 

 平年より7日早く、昨年より8日遅い梅雨明けです。



 沖縄の平年の梅雨入りは、5月9日、梅雨明けは、6月23日です。

 しかし、ここ何年かの傾向を見ると、宮古・八重山地方は、4月中頃から曇りや雨の日が多くなり、その状態がGWを挟んでだらだらと続き、5月になると何となく梅雨入り宣言が出されます。
 6月になると晴れの日が多くなり、まだ梅雨明けしないの?と思っていると、気象台が重い腰を上げて、梅雨明け宣言をするみたいな感じになっています。

 沖縄全体として梅雨が明けなければ、梅雨明け宣言しないからでしょうが、宮古・八重山と沖縄本島は3~4百㎞離れているため、時期的な差がどうしても出てしまいます。

 また、沖縄地方と内地では、単に時期がずれているだけではなく、同じ「梅雨」という気象現象でも、展開が少し違うのかも知れません。
 亜熱帯地方の沖縄と、温帯地方の内地とは、気象現象が違っていても、ある意味当然なのですが。



 これから毎日、晴れ晴れ晴れの天気?
 週間天気予報では、八重山地方も宮古地方も晴れマークが並んでいます。

 しかし、しばらくは、梅雨前線に向かって吹く強い南風(カーチバイ)のため、雲が発生しやすく、天気予報にかかわらず、曇りの時間帯が意外と多いのです。また、波照間航路は、欠航の恐れもあります。

 奄美地方の梅雨明け宣言が出される頃までは、まだ、「夏仮免許運転中」みたいな状態です。

 なお、カーチバイは、漢字では「夏至南風」と書きます。まんま、そのとおり。

 
 もっとも、自分みたいに「ギンギンの太陽と青空がないと写真が撮れない」、なんてわがままは言わない、普通に泳げれば十分、という人は、これからは気温・水温とも夏の状態ですから、特に心配はないと思います。



 そして、もう一つ、梅雨明けと同時に、沖縄は台風シーズンに突入します。

 ところがなんと、今年は台風がまだ1コも発生していない。
 台風が来ないに越したことはないのですが、まったく来ないと島の生活に影響が出ますし、こういうときには、ドカンと大きいのが来そうで怖い。それも、よりによって自分が行くときに限って・・・なんて。

 ちなみに、台風1号の発生が最も遅い記録は、平成10年の7月9日、逆に、最も早かったのは、昭和54年の1月2日だそうです。


 兎にも角にも、沖縄が最も沖縄らしく輝く夏の到来です。


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