一日の終わり。
波打ち際の濡れた砂が、オレンジ色に染まります。和みのひととき。でも、油断しているとすぐに消えてしまいます。
宮古島で撮った夕日の写真は、過去何度も取り上げましたが、今回お目にかけるのは、すべて新作です。(のはずです・・・)
水平線が見える場所であっても、海に沈む夕日は、案外レアです。
肉眼では見えにくい、低い雲が立ちこめていることが多いのです。
ここまで、丸いままで沈んでくれるのは、かなり珍しい。
空気が澄んでいて、薄い雲すらないと、こんな風に沈む直前まで、ギンギンギラギラ~の夕日になります。この辺が難しいところで。
オレンジに白の絵の具を混ぜちゃったような空。
夕日でもない、夕焼けでもない、夕方の何とも不思議な光景。
一日中、曇りor雨だったこの日、天気予報の神様が、最後にちょっとだけサービスしてくれたかのような、一瞬でした。
宮古島に限らず、沖縄で、何回も何十回も、夕日の写真を撮りましたが、同じ場所でも、毎回、少しずつ違う景色が広がります。
雲があるかないか、どんな形の雲があるのか、高い所にある雲か低い雲か、湿度(立ちこめる水蒸気)は高いか、などの条件によるようです。
沖縄の、暑い一日の終わり。夕日を撮ったら、さあ、お待ちかねのビールタイムが始まります。
0 件のコメント:
コメントを投稿