2013年11月3日日曜日

宮古島で雨に降られたら何をすればいい?



    H29.9.29に 【修正版】 を書きました。併せてご覧ください。





 雨の日の過ごし方。石垣島編に続き、宮古島編です。
 雨の日に何をするかは、基本、石垣島の場合と同じですので、併せてお読みください。

 (石垣島編はこちら)
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/10/blog-post_29.html


 宮古島の場合も、まず、地元産ガイドブックをゲットしてください。

 宮古空港出口正面の観光案内カウンター付近に山積みされています。

 さて、例によって屋内施設から。
 宮古島の方が、石垣島より雨の日向け観光施設が多いようです。

 順不同で挙げていくと、市立総合博物館 海中公園 雪塩製塩所 地下ダム資料館 うえのドイツ文化村 ユートピアファーム(観光農園・植物園) 海宝館(貝殻のコレクション) 私立ですが恵子美術館というのもあります(シュールレアリスムなんですってさ。)
  
 まあ、規模・内容的には石垣島と同じで、絶対お勧めというほどではありません。ここはちょっと、と言うところもありますので、事前にガイドブックやネットでリサーチしてから行ってください。

 このうち、「雪塩製塩所」は、塩造り工場の見学なのですが、このメーカーは塩だけではなくスイーツを多品種製造しています。
 砂糖にホンの少し塩を混ぜることで、甘さにコクが出るんだとか。能書きはともかく、自分としては旨いと思う製品がいくつもあります。お試しあれ。
 売店は、この工場(西平安名崎)、空港、島の駅(下記)などにあります。


 市立図書館に関しても、石垣島と同様。ディープ派向けです。

 酒造所は6箇所。うち3箇所は見学可能です。



 史跡関連ですが、仲宗根豊親(とぅーみや)の墓、人頭税石、漲水御獄(はりみずうたき)などその歴史的価値はともかく見学施設としてはこれまた一瞬・・・


 体験系

 シーサー造り、アクセサリー造り、三線教室を含め石垣島と同様様々なものがガイドブックに紹介されています。
 ちょっと変わったところでは、「島さば」造りが体験できる店があります。島さばとはビーチサンダルのこと。サンダルの表面に模様や文字を彫ってオリジナルのビーサンを造るというものです。
 まあ、これもお好きなら。

 宮古島には、宮古上布という織物があります。
 機織り体験もできますが、石垣島のミンサー工芸館ほどの施設はありません。。



 リラクゼーション系
 宮古島にはなんといっても温泉があります。これは非常に有難い。晴れていても重宝しますが、雨でテンションの上がらないときでも、ゆっくり温泉に浸かるとノンビリした気分になれるのは、やはり日本人なんだと感じます。
 特段、大きい施設ではありませんが、湯船の大きさは十分。なんちゃって露天風呂もあります。これで800円。100円でタオルのレンタルができます。

 エステ、マッサージ等は市街地周辺、リゾートホテル内にかなりあります。



 買い物系

 農協売店なら「あたらす市場」。
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/07/blog-post_22.html
 「ゆらてぃく市場」と同様、ガイドブックにはでていません。農協売店は地元専用だから、観光客は行かなくてよろしいということでしょうか。
 でも、そう言われたらますます行きたくなりますよねぇ。

 イオンタウンと呼ばれる場所があります。国道390号線がバイパスと旧道に分かれる辺り一帯です。
 マックスバリューを中心として、ヤマダ電機やマックなど大型店舗が並びます。その一角に最近オープンした「島の駅みやこ」というのがあります。よくある「道の駅」と名前が似ていますが、休憩施設的な要素はなく売店。観光客向けなのか地元向けなのか、ディープな観光客向けなのか、時間があれば覗いてみてください。



 食べる系
 これまた、基本石垣島と同じですが、「石垣牛」に対抗して「宮古牛」があります。石垣牛に比べて流通量が少なく、出している店は石垣牛ほど多くはありません。

 ところで、宮古島には恐ろしい「オトーリ」という酒廻し飲みの儀式があります。
 詳しい説明は省略しますが、居酒屋には「オトーリセット」が用意されています。
 オトーリセットとは、泡盛・氷・水にタッパーのような容器が付いてくるものです。一々水割りを作っている暇がないので、あらかじめ水割りを大量に作って準備しておくのです。
 店によっては、泡盛の一升瓶にあらかじめ加水して薄めにした泡盛を、店オリジナルボトルとして販売している所もあります。
 オトーリを試したいと思った方、翌日の行動予定をよく考えてからチャレンジした方がよいと思います。



 せっかく来たのだからと、雨でもあれこれ行ってみたいという気持ちも分かりますが、却って時間潰し的な旅行にならないよう、ゆっくりと流れる島時間を自らも体感してみてはいかがでしょうか。

 島の天気予報は当たらないというのが通説ですから、もしかしたら、突然晴れてくれるかも。



0 件のコメント:

コメントを投稿