しかしながら、ここは流れがあって遊泳禁止。そのため人気がない。
行く人が少ないから、浜に通じる道は草ボウボウ。なんともったいない!
でも、そのおかげで、こんな光景も。
「西の浜」と紛らわしいのが「ニシ浜」。波照間島にあって、こちらは超人気ビーチ。
見た目の美しさでは「西の浜」も決して負けていないと思うのですが、何しろ敵は海が綺麗な上に、そのまま泳いでシュノーケリングもできて、最南端の島というブランドまであって。なので、人気も知名度も大差で負けています。
ところで、「ニシ浜」は西にあるわけではない。北向きのビーチです。
沖縄の方言で「北」は「ニシ」といいます。「ニシ浜」は漢字で書くと「北浜」。
この恥ずかしい看板は、きっと地元の事情を知らない人が業者に発注したんでしょうね。ちなみにグーグルマップでも「ニシ浜」が「西の浜」と表記されています。
では黒島の「西の浜」はなんで標準語で読むのかと思った方。
そうなんですよ。「西」は方言では「いり」と読みます。「西表島」は「いりおもてじま」と読みますよねえ。もう、何でもありですな。さすがは、てーげーな沖縄。
「北浜」=「ニシ浜」は実はもう一つあります。慶良間諸島の阿嘉島にも「ニシ浜」が。こちらも負けずに美しいビーチで、シュノーケリングポイントでもあります。
さて、本家「西の浜」。
ライバル?に差を付けられてひっそりと佇んでいますが、でも本当に綺麗ですよ。黒島に行かれる方は、是非カメラを持って足を伸ばしてみてください。
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