昨年9月24日午後3時30分頃、西表島西部にあるヒナイ川河口付近です。
船浦大橋を車で通過中、何故か路駐の車が数台。堤防や欄干越しに海側を覗いている人がチラホラ。何もないはずの場所に人が居るということは何かあるのでは?
自分も車を駐めて見てみると、浅瀬で羽を休める何百羽というシラサギの群れ。
こりゃスゲーよ。
沖縄には、色の白いクロサギも居るそうですが、よく分からんが、取り敢えずシラサギ!
ほんの少し静寂のときが流れていましたが、突然、誰かが合図でもしたかのように、一斉に飛び立ち・・・
と思ったら、方向を変えてこちらに向かって来て・・・鳥嫌いな人なら卒倒しそうな・・・ヒッチコックの「鳥(ザ・バーズ)」か・・・
道路を越えて山に帰っていきました。
この間わずか数分。いやぁ~ 感動しました。というか、ビックリしましたよ。
まさに大自然そのもの。
しかも、西表島の凄いところは、これだけの光景が、人の生活圏と隣接している場所で見られることだと思います。
何しろ、普通に車が通行する幹線道路沿いで、普通に観光客が見ているわけですから。
帰って、宿の人に写真を見せたら、「凄い!」と言ってくれましたが、ガイドの人はあまり驚いてくれませんでした。時々こういう光景が見られるとか。もっとも、毎日と言うわけではなく、季節や潮の干満、時間帯などにより、「ときたま」だということです。
翌日、同じ時間に同じ場所に行ってみましたが、居たシラサギは、数が数えられる程度。人も集まってきていませんでした。
船浦大橋は、ヒナイ川の広大な河口に架けられた長大橋で、通称「海中道路」。この写真は、ヒナイサーラの滝から見下ろしたものです。
人工物と自然がうまくマッチしているのなら、こんな素晴らしいことはないのでしょうが。
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