2015年2月16日月曜日

沖縄で虹を撮った いやたまたま撮れた


 西表島の船浦大橋。
 橋に虹が架かって、まるで、車が虹の真下を通過してきたような錯覚に陥ります。

 もちろん、虹に向かって行っても、決して追いつくことはできませんが。
 
 8月のある日のこと。真夏なのに、この日は一日中曇りや雨で冴えない天気でしたが、夕方頃にうっぷんを晴らすような、スーパーシーン登場。

 この瞬間、血糖値200・脈拍数160? まさか、そんなことにはなっていなかったでしょうが、間違いなくテンションMAX。



 続いてこちらは、石垣島を代表する景観地、川平湾。

  この日は、天気予報では晴れのはずだったのに、実際は、ほとんど曇り。午後4時頃、川平公園の駐車場の着いた時には、ついに小雨がパラパラ。車から降りて、カメラも持たずにチンタラ歩いていたら、空に虹が・・・

 うわぉ~ ってんで、急いで車に戻ってカメラを持って、走って走って走って、間に合った。
 
 当然ですが、みんなわーわー言いながら写真を撮っています。

 虹が出ている時間はせいぜい5分とか10分。とても短いので、はやる気持ちを押さえ、いかに落ち着いて写真を撮れるかです。

 下の写真は、上の写真のわずか、2~3分後。少し虹が薄くなってきました。これで限界。



 宮古島の与那覇湾。

  日の出を撮ろうと思って早起きしたのに、直前にスコールがあり、日の出は拝めず。向こうで「片降り(かたぶい)」と呼ばれる局地的なスコールだったので、何とかならんものかと粘っていたら、反対方向の西側に見事な虹が。
 こんなこともあるんですね。

 ちょっと見にくいのですが、中央下に小さく映っているの赤い屋根の建物は、宮古島市の下地総合庁舎、旧下地町役場です。
 なので、「下地大橋」とタイトルを付けてフォトコンに応募したのですが、審査員は私の芸術を理解できなかったようですな。(なんちて)


 この虹は、よく見ると二重になっているのです。
 虹の出所?まで車で追いかけてみたら、こんな感じでした。



 これは、虹かなぁ。よく分からないけど、何となく綺麗なので、一応ご紹介します。石垣・那覇間を飛ぶ航空機の車窓から。いや、飛行機だから機窓というのかな。



 黒島の仲本海岸の近くで、夕日を撮っていたのですが、反対方向の東側にも夕焼け雲。よく見ると、小さな虹が。いい天気でしたが、あの雲の真下は雨が降っていたのでしょうか。


 虹そのものは、雨上がりにちょくちょく現れ、決して珍しいものではありません。ただ、風景写真として「絵」になるような都合のいい場所にはなかなか架かってくれません。

 しかも、たいていは雨上がりのため、周りはまだ雲だらけで日も当たっていない場合がほとんど。なので、虹そのものは別として、その場の風景は美しくありません。しかも、長くても10分程度で消えてしまいます。

 今回お目にかけたのは、7~8年かかって貯めた、沖縄の虹の風景写真です。たま~に訪れる幸運の結果を集めたものです。

 なので、「虹の写真を撮った」というのは、ちょっとおこがましい気がします。たまたま撮れた、いや、撮らせてもらった、と言うべきでしょうか。

 

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