2015年12月10日木曜日

宮古・八重山の絶景100選第5回 竹富島へ


 宮古・八重山の絶景100選。第5回目は、竹富島に飛びます。


41 竹富島の白砂の道

 「竹富島憲章」を護って、伝統的な沖縄の景観維持に努める竹富の島人は、年2回海から運んだ白砂を道に撒き、毎朝清掃しています。元々は、夜間徘徊するハブを、わずかな月明かり星明かりでも見つけやすいように、道を白く保つ必要があったそうです。
 当たり前すぎて見逃しがちですが、竹富島ならではの景観です。



42 竹富島の沖縄伝統建築様式

 屋根は赤瓦葺き、塀は石積み、平屋で入口は南向きなどといった、沖縄の伝統建築様式を残す竹富島の集落。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
 その姿を一望できるのが「なごみの塔」。ここに来れば、誰でもこの絶景を眺めることができます。



43 竹富島なごみの塔

 一つ上の写真は、このなごみの塔から撮ったものです。塔の高さは、わずか、4.5メートル。土台となる山の高さを含めても、10メートル程度ですが、高い建物のない竹富島では、広く島内を見渡せるだけでなく、なごみの塔自体が島のランドマークでもあります。
 昔はここから、集落に連絡事項を伝えたそうです。



44 竹富島の水牛車

 観光用の水牛車ですが、この島では、一つの景色として完全に馴染んでいます。人が生活する集落の中を、当然のように歩く水牛。竹富島でしか見ることのできないオンリーワンの光景です。



45 竹富島コンドイ浜

 八重山を代表するビーチの一つである竹富島のコンドイ浜。海の美しさとアクセスの良さから、実際泳ぎに来る人の数も、恐らく八重山一でしょう。
 数え切れないほど写真を撮ったので、どの写真を載せるか散々迷いましたが、最もコンドイ浜らしい一枚をご覧ください。超遠浅の海なので、干潮時にはドンドン沖の方まで歩いて行けます。海岸線からこんなに離れても、深さ数センチの海です。



46 竹富島カイジ浜入口

 一般には、「星砂の浜」として知られるカイジ浜。大勢の観光客が星砂を探すので、もう残ってないんじゃないの?と余計な心配をしてしまいますが、それはともかく、ここは、鬱蒼とした木立の合間に見える海への入口が、一番の絶景です。



47 竹富島トゥードイ浜

 西桟橋から北東側の海岸をトゥードイ浜といいます。砂浜ですが、岩場も多く、泳ぎに来る人も歩いてる人も滅多に見かけません。
 そのせいなのか、鳥や蝶、ヤドカリなどが沢山居て、楽しい場所です。コンドイ浜やカイジ浜の喧噪が嘘のような静かな絶景です。



48 竹富島西桟橋

 西側にある桟橋だから西桟橋。夕日の名所として知られています。日没近くになると、島のあちらこちらの宿から、宿泊客が三々五々集まって来る、竹富オタクの聖地憩いの場です。
 桟橋から夕日を見る人がほとんどですが、周りの海が穏やかで、海面に映った夕焼けがとても美しいので、砂浜から眺めるのもお勧めです。



49 浜島

 竹富島と小浜島との中間辺りにある浜島。島と名前が付いていますが、砂の集まった砂州で、干潮時には岩だけが辛うじて見える幻の「島」です。浜島周辺は、とても美しいエメラルドグリーンの海です。
 

 (次回は、石垣島です。)

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