2016年11月14日月曜日
宮古島のさとうきび畑の今年の夏
一面に広がるさとうきび畑が、逆光線に輝いています。
えっ、何処?と思うような光景ですが、宮古島の旧城辺町比嘉地区。
宮古島の穀倉地帯、なんて言ってみたいところですが、”穀”ではないので、”黍”倉地帯?
今年は、あまり台風の接近がなかった沖縄。それでも何度かかすった八重山に比べ、本当に台風の影響が少なかった宮古島では、サトウキビがすくすくと育っちゃって、どんどん丈を伸ばしました。
宮古島といえば、海、でしょうが、海を目指して道路を走れば、途中、嫌でも目に入るのはさとうきび畑。島のごく日常的な風景です。
ざわわ~ 風に揺れるサトウキビは、南の島の青い空と白い雲に映えます。
育ちすぎると、こんなになっちゃうので、車は通行注意です。しかしこれも、南の島では夏の風物詩みたいなもの。
夕暮れのさとうきび畑。
来間大橋は、そもそも農道橋として整備されました。
実際の利用実態はともかく、建前は、農業振興のためのもの。ぶっちゃけ、サトウキビ運搬に必要不可欠、とかいう理屈で造らたのではないでしょうか。
ニューギニア島が起源といわれるサトウキビ。熱帯・亜熱帯の植物で、台風にも強く、沖縄にはぴったりの農作物。
しかし、海外の安い砂糖に押され、たばこに転作したり、牧草地に変わったりと、徐々に作付面積を減らしています。
それでもやはり、沖縄といえばさとうきび畑。写真を見ると、暑かった夏を思い出します。
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