(2000年10月伊良部島渡口の浜。なんで丸太を撮ったんだろ?)
初めて沖縄に行ったのが1995年、初めて宮古島に行ったのが2000年。既に四半世紀が経過してしまいました。
その頃買った沖縄ガイド本をめくりながら、今回は激変した宮古島を振り返ります。
エリアマップ沖縄1995年版に載っていた、宮古島観光のモデルコースです。
ありゃ?来間島がない。
実は、来間大橋が開通したのが、1995年3月なので、この本の編集時には間に合わなかったのかもしれません。
だからといって、島ごと抹殺するなよ~
宮古島熱帯果樹園って何処? 「宮古島熱帯果樹園まいぱり」という施設が前浜にあるけれど、あれは出来てまだ10年くらいのはず。
沖縄離島情報2000年度版を見てみると・・・
主なポイントは、池間大橋、西平安名崎、宮古島熱帯果樹園、東平安名崎、上野ドイツ文化村、前浜、人頭税石、砂山ビーチ、まとめて伊良部島と下地島ですね。
この地図で分かったのですが、宮古島熱帯果樹園というのは、もしかしたら宮古島市(当時は平良市)熱帯植物園のことみたいですね。当時は名称が違ったのでしょうか。
でも、なんでここがお勧め?宮古馬はいるけど。
そして25年前は、長間浜、ネコの舌ビーチや展望台(来間島)、インギャーマリンガーデン、新城海岸、吉野海岸(宮古島)、渡口の浜(伊良部島)、17END(下地島)はお勧めされてなかったのです。
人頭税石やドイツ文化村がお勧めされていたのに。
なんでだろ~ 25年前のインギャーとか、凄く綺麗だったろうに。
完成していなかった伊良部大橋は当然ないとして、トゥリバーの埋立地の公園とビーチ、海中展望台もその後に出来たもの。
あるにはあったけど、その頃は知る人ぞ知る場所で、車を運転しながら探すのにも苦労したのが、フナクス(池間島)、西浜崎(宮古島)、中の島(下地島)などです。
フナクスなんて、この頃は全くの無名で、それがシュノーケリングポイントとして有名になり、人が押し寄せて珊瑚が死滅し、今はまた地味なポイントに戻ったようで、四半世紀の間に一回転しちゃったみたいな。
同じく無名だった、下地島の中の島が同じ運命を辿らないことを願うのみ。
来間島の長間浜は、伊良部大橋の工事の影響で砂付きが変わり、見るも無惨な姿に。その反面、ゆにの浜といわれる砂州には大量の砂が集まって、干潮時には上陸できるほどにまでなりました。
この四半世紀間で、宮古島周辺での最大の出来事は、何といっても全長約3.5㎞の長大橋である伊良部大橋の開通でしょう。
それに加え、下地島空港の旅客化とそれらを契機としたリゾートホテルの激増もあって、宮古島は特にこの7~8年で大きく変わりました。
2020年頃の宮古島には、リゾートホテルっぽいところは、東Qホテル、ホテルAエメラルド、ホテルBマリーナしかなかったのです。
今では、AエメラルドやBマリーナよりも高いホテルが何軒?何十軒?
よくなったこと、残念なこともありますが、海が綺麗な島という点では今も昔も変わりがありません。
でも、もう少し早く離島に興味を持っていたら、と思うこともあります。
例えば来間島。
来間大橋が出来る前は、前浜港から船に乗って行きました。船上から眺める海はさぞかし綺麗だったでしょう。
長間浜やネコの舌なんて、誰もいなかったのでは?
ここで紹介した「沖縄・離島情報」は、林檎プロモーションという会社が年に1回発行している沖縄のガイドブックですが、一般的な旅行ガイドとは一線を画すディープな情報が多く、2000年版以来、毎年買っています。
2000年度版は、本文200ページで約半分がモノクロページ、値段は税込み780円でした。
最新版は、224ページでオールカラーとボリュームアップしており、それでも値段は税込み1100円です。
この間消費税も上がっているわけですから、出版不況と言われるの中、大健闘なんだろうと思います。
隠れディープ沖縄ファンが多いのでしょうか。
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