「沖縄あるある」という企画自体が、それこそ「あるある」なのですが、当ブログでは、単に「あるある」というだけに止まらず、その理由や背景を探る、他に類をみない深い洞察と分析による・・・かも知れない、オリジナル「沖縄あるある 宮古・八重山あるある」をお届けします。
今回は前編です。
料理がてんこ盛り 食べ切れず残すと喜ばれる
沖縄の居酒屋で料理を注文すると、ビックリするほど沢山出てくることがしばしばあります。
刺身盛り合わせを頼んだら、ドーンと大盛り合わせが登場して、ほかの物がもう食べられなくなるなんてことも。
居酒屋に限らず、食堂でも民宿でも、島人がやっている店では、料理の量が凄い。何故?みんなそこまで大食いなの?と思うのですが、これには訳があります。
船しか交通手段がなかった時代、島への移動は大変なことでした。
遠路はるばるやって来てくれた客をもてなそうと、島人は、できる限りのご馳走を、これでもかという程並べてもてなしたそうです。
そして、客がご馳走を食べ切れずに残すと、「ああ良かった。客人は腹一杯食べてくれた。」と安心し、残さず食べ切ると、「もしかして料理が足りなかったのか。」と心配したのだとか。
今でもその名残で、客に大量の料理を出すのがおもてなしだという風潮があるのです。
また、以前は、ほとんどの家で豚を飼っていたことから、残れば豚の餌にすればいいという感覚もあったのだとか。
庭で野菜を育て、海で魚を釣り、ヤギや豚を飼い、買うのは米と調味料だけといった自給自足に近い生活をしていた島人は、特別な日にだけご馳走をお腹いっぱい食べました。
戦後のアメリカ占領下では、安くて栄養価の高い食品が簡単に手に入るようになり、何時でもいくらでも食べられるようにったのですが、そのおかげで、かつて、日本一の長寿県と言われた沖縄県は、今では、平均寿命は女性が全国16位、男性に至っては43位と短命県になりつつあります。
世の中何が幸いし何が禍になるのか、分かりません。
余談ですが、食品ロスを減らすために、子供に対して「食事は残さず食べましょう」と呼びかけている団体があるようですが、今時これはヤバイです。
お腹がいっぱいだという子供に無理に食べろというのは、虐待だと言われかねない時代なのです。
50メートル先でもタクシーに乗ろうか真剣に考える
25年ほど前、初めて石垣島に行ったときに、いいかげん地図を見ながら散々歩いてやっとレストランに辿り着いたら、店の人に感動されて言われたのがこのセリフです。
この時はネタだろうと思っていたのですが、しかし、島の人は本当に歩かない。このことは、公式データでも実証済みです。
「石垣市地域公共交通計画」(令和4年版)によれば、住民の徒歩での外出頻度について、「しない」が25.3%、「ほぼしない」も24.4%となっており、島民の半分はほとんど歩かないのです。
大家族が多いということもあって、沖縄の車の保有台数「1世帯に3台」とまで言われるています。
バッターがヒットを打ってタクシーを拾って一塁まで進む、というギャグだかCMだかがあったそうです。
冷房効き過ぎ
炎天下の沖縄で、汗だくで建物に入ったとたん、ガンガンに効いたクーラーのせいで体が一気に冷たくなることがあるので、マジ注意です。
空港ターミナル、飲食店、コンビニ、スーパー、タクシー、船内など、暑い沖縄は本当によく冷えています。
島の人に聞くと、最近は以前ほどではないとのことでしたが、これで~!?
かつて、安栄観光の船内冷房の設定温度は21℃説というのがありました。さすがにこれはネタだったようですが、自分は信じてしまいました。
初めて沖縄に行くという人には、夏でも羽織るものを持っていった方がいいと、必ずアドバイスしています。
そのことと関係するかのかどうかは分かりませんが、沖縄の、特に若い女性は、日に当たることを極度に嫌います。日中は屋外に出ないということが、宗教の教義の如く頑なに守られています。
ノースリーブを着ている人は、ナイチャーか移住者だというレッテル貼り?も行われるのだとか。
彼女らの目には、観光客が水着になって海で遊ぶ姿は、悪魔の所業の如く映っていることでしょう。
一方、冬場でも暖かい沖縄ですが、若い人はファッションとしてスーツやコートを好んで着ます。
その反面、おじぃは短パンだったりするので、油断していると一瞬脳がバグります。
傘を挿さない
雨が降っても、沖縄の人はあまり傘を挿したがりません。
もちろん、レインコートを着ているわけではなく、濡れてもあまり気にしないようです。
理由は、①島の天気は変わりやすく突然降るから、②直ぐに止むことが多いから、③濡れても寒くないから、④台風の時は傘は役に立たないから、⑤あまり外を歩かないから、だと言われます。
当ブログとしては、⑤を支持します。笑
おじぃの軽トラが急に飛び出して来る
そしてゆっくり走るのです。
おじぃ(かどうかはともかく)の運転する軽トラがゆっくり走るというのは、田舎界隈共通だと思うのですが、島では、ゆっくり度が違います。
時速20㎞とか。
後を付いていくと、あっという間に後方に車列ができてしまいます。
沖縄が車社会であることと矛盾しているような気もしますが、理由としては、①昔は車がほとんど走っていなかったから、②元々島では乗用車はほとんどなくトラックだけだったから、③単にてーげーなだけ、だと言われています。
宮古島では、トラクターに乗ったまま、農道から国道を走行し、銀行の駐車場まで行くという名物おじぃがいたそうです。
おじぃ最強説。
島の道路は、市街地は別ですが、停止線が消えかかっていたり、そもそも停止線すらない十字路があったり、ミラーが台風で飛ばされていたり、サトウキビが道路にせり出して視界を遮ったり、というデンジャラスゾーンがあります。
それに加えて、軽トラの急な飛び出しがあるので、レンタカーを運転する際は十分ご注意ください。
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