東洋一と言われた宮古島の前浜。
東洋一の浜は、美しさは変わらないものの、観光客も業者も多い騒々しいビーチになってしまいました。
そんなことも理由なのか、最近は、一般に前浜と呼ばれる辺りよりも北側のビーチにも人が集まるようになりました。
今回は、東洋一の延長線にある、前浜北海岸の2024年をご紹介します。
地図で見れば、本家前浜と一体のビーチですが、前浜を北に向かって歩いて行くと、東Qホテルの辺りで行き止まりとなり、事実上分断されています。
そこから先は、一旦道路に戻り別の場所からアプローチしなければなりませんが、そのおかげで、今まではあまり人が集まってくることはありませんでした。
海が西向きのため、夕日はバッチリです。近年は、ここでSunsetSUPをする人も増えました。
日中は、ウエディングフォトを撮ってもらっている人も多く見かけます。
本家前浜では人が多すぎるからでしょうか。
前浜がそもそも何処から何処までなのかもよく分かりませんが、南端は、最も広くみても来間大橋の付け根でしょう。
北端は、岬の突端が西浜崎ですから、その手前まで、少なくとも西側に海が面している辺りは、すべて前浜ということで良さそうです。
以前当ブログでは、適当に奥前浜とか言っていましたが、今のGoogleマップには与那覇ビーチ北と載っていました。
これは誰かが書き込んだもので、本当にそう呼ばれているのかどうかはよく分かりませんが、まあ、間違いないのは、「前浜の北」ということです。
海の美しさは、本家前浜と比べて遜色ありません。正面に見えているのが来間島です。
視線を左に振ると来間大橋を、右に振ると伊良部大橋を見ることができます。
前浜北は、ちょっと残念な部分もあります。
ここいら一体は、砂浜が大きく抉られてしまって、潮が満ちてくると、砂浜が見えなくなり、波が直接防波堤まで届きます。
前浜港辺りからサニツ公園まで、与那覇半島?をグルッと一周する遊歩道もあるのですが、メンテが行き届かず、閉鎖されている箇所が多くなりました。
海岸の管理用通路にある僅かな待避スペースには、マリン業者の車がビッシリと駐められています。
オフシーズンの冬場には、毎年大量の砂が投入されていますが、1年経つと元に戻ってしまいます。
そして、同じことが伊良部大橋の建設によって、来間島の長間浜にも起こっているのです。
西向きの海岸なので、午前中が順光線です。
朝、少し日が高くなった時間帯は、最高に綺麗です。これを見るだけでも宮古島に来てよかった、なんて思ってしまいます。
今回の記事に使った写真は、人がひとりも写っていませんが、敢えて人を避けて撮ったものなので、ここいら一体も毎年人が増えています。
いや、こんな綺麗な海なのだから、みんなに来てもらいたいと思うのです。ただ、国有地で変な商売をする奴さえいなければ。
※ スマホでご覧の方へ
最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿