2013年9月19日木曜日

独自の進化を遂げた那覇のガラパゴス・シーサー

 今年は異常気象で、遂に那覇でも雪が積もった・・・わけではありません。

 理由は分かりませんが、屋根丸ごと漆喰で固めちゃったみたい。滅多に見られない真っ白なシーサー。


 那覇の街を歩いていると、伝統的なシーサーとはちょっと違う感じの、変わったシーサーを見かけます。
 離島にあるような、観光客の目を引こうとするウケ狙いシーサーではなく、日常生活に馴染んでいるかのような面白系シーサー。

 那覇の街で独自の進化を遂げた?「ガラパゴス・シーサー」、略して「ガラシー」を捜索しました。
 


 ん、ちょっと色っぽい? 


 ピグモンかと思った。(知らない?あっそうですよね。失礼しました。ウルトラQに登場する怪獣なんですが・・・)

 芸術大学のシーサーは芸術的だった。

 赤塚不二夫(これまた古くてすみません)のマンガに出てきそうな・・・


 シーサーは、元々は陶芸家が作るものではなく、瓦職人が新築の家の屋根の瓦葺きをした際、余った瓦と漆喰で作ったのだそうです。
 
 伝統的な家並みが残る竹富島では、何十というシーサーがありますが、全部違う形です。

 これに関する公式説明は、「シーサーは元々想像上の生き物であり、誰も見たことがないから各人の想像に基づいて作るので、一体一体形が違うのである。」ということなんですが、要は、適当に作ってもいいということみたい。


 こちらの巨大なシーサーは、焼き物で有名な壺屋地区にあります。これはきっと焼き物なんでしょうね。 


 最後はシーサーではなく、波上宮の狛犬です。

 シーサーと狛犬は、共に中国から伝えられ共通のルーツを持つものと考えられているとのことです。このシーサー風狛犬は、その象徴みたいで面白いですね。

 おっ、ひょっとしてこれは文化的な大発見では!?

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