本物のマングローブのはなしです。
マングローブについては、当ブログでも既に何度も登場し、石垣島や宮古島のマングローブの写真などを見ていただいていますが、やはり本家本元・・・というわけではないですが、大河のある西表島はその量が違います。
浦内川や仲間川の観光船、その他カヌーツアー、エコツアーでは、ガイドから必ずと言ってもいいほどマングローブについての説明があります。
「そもそもマングローブという名前の木はなく・・・」というところから始まって、「オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・・・」という解説を毎回必ず聞かされます。
もうそれ15回くらい聞きましたよ。
なので、ここでは敢えて書きません。マングローブはマングローブでしょ。
高いところから群生地を見下ろすのも迫力がありますが、カヌーで低い位置から見るものいい感じです。
一方、こちらは干潮時です。マングローブの周辺は、泥の堆積した干潟のようになります。マングローブが葉を落とし、それを小動物が食べ、土に還ります。また、この複雑な根が生き物の隠れ家となるため、マングローブ林一体は豊かな生態系が形成されます。
昨今エコブームで、マングローブはあちらこちらで植えられていますが、なかなか根付かず、根付いてもあまり大きくはならないみたいです。
中には、自生の北限を越えて植えてしまった所もありますが、これでは却って生態系を破壊していますよね。
ちなみに少しうんちくを垂れると、マングローブの自生の北限は鹿児島県の喜入町という所ですが、これは江戸時代に移植されたとする説があって、もしそうであれば、自生の北限は種子島ということになるそうです。
最後は、夜明けの後良川の景色をご覧ください。
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