悪霊を追い払う魔除けのシーサー。
赤瓦の屋根の上に、シーサーが置かれるのが沖縄の伝統建築。しかし、沖縄でも瓦屋根が少なくなるにつれ、屋根の上のシーサーも少なくなっています。
今では、何処の家でも普通に見ることが出来るのは、保存に取り組んでいる竹富島くらい。
と思っていたら、こんな所にどっちゃりありました。渡名喜島。
そんなわけで、ご覧ください。孤島渡名喜島のシーサーコレクション2015です。
屋根の上のシーサーは、何処かに発注したり、買ってくるものではなく、家を建てるとき屋根を葺く瓦職人が、余った瓦と漆喰で作るものです。
これなど、瓦を使ったのがよく分かる逸品!
最近は、屋根だけではなく、門扉の上にも大勢居ます。
耳をこんな風にされると悪魔みたいだけど、魔除けなんだぜ。
敷地を掘り下げる、「掘り下げ屋敷」と呼ばれる渡名喜島の建築様式は、道路から見ると屋根の位置が低くなるので、シーサーの写真を撮るにはもってこいです。
竹富島では、当たり前ですが、屋根を見上げる形になりますので。
ちなみに、以前に竹富島のシーサーを集めた記事はこちらです。よかったら、思い出してください。
http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/10/blog-post_23.html
それでは、これにておわりとさせていただきます。こんなカッコで失礼をば。
渡名喜島に行ったのに、こんなにシーサーがあったなんて全然気がつきませんでした。残念です😂思い出はヘリコプターで那覇に帰ってきたこと。(笑)もう一度行きたい離島です
返信削除もし、沖縄の各島に観光客が押し寄せて、独自の文化や伝統が失われても、ここだけは最期まで変わらずにいる、そんな雰囲気の島ですよね
削除