2016年10月22日土曜日

竹富島のコンドイ・・・塩湖!?



 竹富島のコンドイ浜です。まるでウユニ塩湖。
 
 元々、コンドイ浜は超遠浅の海。干潮時には深さ10㎝程度の海が広がります。
 そして今年は、台風の影響なのか、砂が沖の方に少し移動したようで、干潮時には、陸に近い方の海は、干上がって出現した砂浜に囲まれて、池のようになります。

 そこに、晴れ・無風という条件が重なれば、もう海が鏡に。




 下の写真をご覧ください。海がやたらと青いと思いませんか。
 実は、このとき低い雲があり、砂浜から奥は日が照っていますが、その手前は日が当たらない状態でした。
 砂浜の左下の方が黒っぽくなっているのがお分かりでしょうか。ここが境目です。

 そのとき、日の当たっている砂浜に露出を合わせて写真を撮ると、手前の海は露出不足で、逆に綺麗な青に写るんです。
 逆に、全面晴れならば、上の写真のように完全な青にはなりません。面白いものです。 


 泳ぐ海というより、遊ぶ海、戯れる海、寝っ転がる海。こここそ正真正銘のマリンガーデン。 




 例えば、宮古島の海は綺麗だ、と誰もが認めるところだと思います。
 「宮古の海は日本一」という人もいれば、「前浜は東洋一」という人もいます。

 しかし、宮古島や周辺離島で、コンドイ浜みたいに、干潮時にこんな「芸」を見せてくれる海は知りません。
 
 沖縄の海は多彩だ、なんて陳腐な言葉しか思い浮かびませんが、ボキャ貧と言われようが、実際こんな光景を目の当たりにしたら、スゲーよ、ヤバイよ!としか言いようがないのです。
 




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