昨年の11月、たまたま祭事と重なって、黒島で昼食難民になりそうだった話を記事にしました。
しかし、加速度的に観光客が増えている沖縄離島にあって、相変わらずのんびりしている黒島は、自分としては好感度急上昇中なのです。
とは言え、昼ご飯が食べられないとなると、気軽には遊びに行けないので、応援の意味も込めて、実際に昼食が食べられる食堂などを紹介します。
パーラーあ~ちゃん
今黒島で、もっとも信頼できる食堂です。ここが休みだと、今日はちょっとヤバイぞ!というほど。
島の人も結構やって来るので、混んでいるときがあります。
そばと魚系の定食がメインですが、「ヤシガニそば時価」というスペシャルメニューがあります。
ハートらんど
あ~ちゃんに次いで、休みが少なく信頼できる店です。港の目の前なので、観光客の利用が多いようです。
「おしゃれな感じの店です。」と書いて置けば旅行ガイド的には問題ないのですが、店内の造り、食器、メニューなど、「おしゃれ」という陳腐な言葉で表現するのはボキャ貧というか・・・
店を切り盛りしているおねーさんも、不思議ちゃんです。
ちなみに、食事メニューは、八重山そば、カレー、ポーク卵定食など、沖縄的にごくフツーのもので、味もそこそこそれなりのものです。
ホリエSand
軽ワゴン車がお店の、テイクアウト専用サンドイッチ店です。黒島研究所の側に、正午を挟んだ数時間「店」を構えています。
日替わりで4種類くらいのメーニューがあり、冒頭の写真がその一例です。
注文を受けてから作るオーダーメイド。グループで買いに行くとそれなりに時間もかかりますが、そこは島時間。ま、のんびりお待ちくだされ。
ここも不定休ですが、休む日が少なく、最後の砦的な存在で助かっています。テイクアウトなので、ビーチで食べている人も多いそうです。
CAFE ICONOMA
黒島通の間では、多分、最も人気の店です。集落や民宿とは離れた、伊古桟橋の近くにポツンとあります。
食事物もありますが、どちらかというとスイーツやドリンク目当てに自転車でやって来る観光客が主力。
オーナーの事情で、当分お休みだったり、土日のみ営業だったりしましたが、取り敢えず、今年は復活したようです。
しかし、相変わらず休みが多い。この日は、「乳がん検診のため」お休みでした。
うんどうや
一時、もう食堂は止めてしまったのかと思いましたが、今年はまた復活していました。
かつては、お弁当を売っているだけの時があったり、八重山そばの幟が立っていたので行ってみたら、「食堂はお休み」と言われたり、と、超ぉ~島らしい店です。笑
一方、残念ながら完全に営業を止めてしまった店もあります。
Palm Tree
15年ちょっと前に開業したときは、この島としては初めての、通年営業のレストランでした。
そばも有りましたが、パスタとか自家製のパン、クッキーなどもあり、観光客に人気でした。あ~ちゃんができる前は、確実度ナンバーワンの店でもありました。
ここの閉店は、本当に痛い。
味処はとみ
今年になってから、民宿共々廃業したそうです。これで、この島では夜間も営業する飲食店がなくなってしまいました。
牛汁の店南来(なんくる)
こちらは、現在民宿のみの営業です。
その他に、島に1軒だけ売店があります。
たま商店
ここで買えるのは飲み物のほか、カップ麺、スナック菓子、菓子パン程度。でも、昼時間を逸してしまった、とにかく何かお腹に入れたい、という場合のお助けとして役に立ちます。
沖縄離島の食堂、商店は、元々、定休日が決まっていない不定休、若しくは、定休日が決まっているけれどさらに臨時の休みが多かったりするのですが、黒島の食堂は、他の島と比べても特に不定休多いように感じます。
だから、何時が休みかよく分からない、中には、何時開いているのか分からない店もあります。
これは、島の人も意外と知らない情報のようです。島内でお昼を食べ歩くと言うことはまずないそうで、行くなら石垣島に行くからだとか。
まあ、石垣島から高速船で30分、人口200人の離島ですから、都会と同じ水準を求めるのはそもそも無謀な話。
昼ご飯を食べ損なっても、ネタです。笑
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