いしなぎ屋石垣空港店の牛そば。
具がドッチャリ入っていて、スープも旨い。
1日10食限定だとか、品切れだとかでなかなか食べられない。ただ、これで900円は・・・まあ空港だからこんなものか。
今年も食べました。沖縄そばいろいろ。その中で、印象に残ったものを1年分まとめて紹介します。
同じく石垣空港の源のまぐろそば。
スープにうっすら油が浮いているのがお分かりでしょうか。出汁が、鰹節ではなく、まぐろのアラなのです。
ただ、ここの「そば」は、メニューとしては一つなのですが、日によって、日本そば使用の時と沖縄そば使用の時があります。その理由は分かりません。
座間味島の有名店、海畑(うみばる)食堂の中味そば。中味汁のそばバージョンです。鰹出汁ベース。一般的な紅ショウガの代わりに、錦糸玉子を添えるなんてニクイね。
黒島駅前、いや港前のハートらんどの味噌そば。
味噌ラーメンとは違う、あっさり味の味噌スープです。
那覇空港2階スナックコートロイヤル(早い話が、だだっ広い2階食堂のJAL側)のゆしどうふそば。
自分はこれが好きで、大体毎年食べていますが、以前より少し進化しているような気がします。
こちらは、宮古島の畑(ぱり)キッチンの宮古そば。
ジューシー(混ぜご飯)が付いて、500円。どちらも上品なあっさり味。
この店は、マンゴー農家が経営しているらしく、メインは、マンゴージュースやマンゴーかき氷などのスイーツ。
食事物として、マンゴーカレーは分かるのですが、何故か宮古そばもあるのです。あっさり味は、後のデザートをガッツリ行くにはちょうどいいかも。
ここは盲点だった。宮古島インギャーマリンガーデンの東側駐車場脇にある食堂の、宮古そば。
店の名前もよく分かりません。お腹が空いていたので、取り敢えず入ってみたところ、しっかりした出汁で結構いける。何故か、わかめやキャベツも乗って、これで600円は、コスパ高。
ちょうど日曜日の昼時で、NHKのど自慢を見ていた店のおばあが、「さっきの人より上手いのに、鐘二つはおかしい。」と力説しておられました。ん~ ノンビリ感が漂うひととき。笑
そして今年のツートップ。
その一つ、石垣島くわっちー食堂のアーサーそば。
麺が見えませんが、麺が旨い!
昔ながらの沖縄そばの麺は、ガジュマルなどの木を燃やした灰を水に溶かし、その上澄み汁で小麦を練っていましたが、ここでは、その昔ながらの製法を復活させた、自家製麺を使っています。
表看板に堂々と「木灰」(もっかい)と書いてありますが、分かる人にはこれで十分らしいのです。
木灰そばは、つるっとしていて、柔らかいのかなと思ったら意外と腰がある、そんな麺でした。
ちなみに、くわっちーとは、ご馳走の意味だそうです。
もう一は、宮古島中休(なかやすみ)商店の鳥そば。
地元では有名な店だそうですが、今まで知りませんでした。一般的な鰹出汁ではなく、鶏のスープです。麺も自家製麺。
そばを食べ終わったら、スープにご飯を投入して、雑炊風に食べるのがここの流儀。これがまた、旨~っ。
これでも「鳥そば小」で500円。これにご飯が付きます。通常の鳥そばは600円。食べ過ぎ注意報!
「中休商店」って、凄い名前だなと思ったら、これは地名でした。すぐ向かいに、ファミリーマート中休店があります。
何処で食べても、あまり当たり外れがなく、その一方、旨いといわれる店でも、それほど際立って旨いわけでもない、というのが沖縄そばのイメージでした。
しかし、オリジナルの自家製麺や、こだわりスープの店が増えることで、いい意味で沖縄そばのイメージを変えてくれそうです。
しかも、この2店は、昔ながらの沖縄の食堂なのです。
頭にタオルを巻いた店主が、怖い顔をして腕を組んでいるイメージの内地のラーメン店とは違う、ノンビリ感が漂っています。
来年は、どんな旨いそばが食べられるか、今から楽しみにしています ♪
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