3回も続いちゃった花言葉シリーズ。これで最終回にします。
最期は、沖縄でも珍しい花、花らしくない花、訳ありの花などを集めました。
幸運が訪れる
サガリ花です。7月の初め頃、朝早く西表島のジャングルに行かなければ見られない花、というイメージでしたが、最近は、石垣島、宮古島の群生地が紹介されるなど、幾分ハードルが低くなりました。
それでも、夏の前半頃のみ、夜咲いて朝散るので、見に行くのも楽ではありません。
その分、幸運が訪れるという花言葉は、イメージどおりです。
印象的な瞳
オオバナソシンカ(大花蘇芯花)です。実は、それほど珍しい花ではないのですが、どちらかというと冬場に開花し、しかも、木の上に咲くので、あまり気付かれないまま素通りされてしまいます。
印象的?
独立 独り立ち 満足 安心 復讐
アザミです。これは西表アザミといって、宮古島より南西の島にのみ生息する、日本固有種です。
花言葉は、何だか凄い。もっとも、”復習”がなければ大人の花のイメージなのですが。
恋の伊達者 寛容 気どった恋
ストレリチアという花です。和名は、極楽鳥花。上手いネーミングですね。園芸種として少しずつ広がっているようです
花言葉に関しては、まあ、よくこんなの考えたねぇ~という感じですが。
雄々しい
こんな花にまで?という感じですが、ソテツの花にも花言葉がありました。
雄々しいとは、女々しいの反対語です。悪口ではないですが、人権団体から「ご遠慮願いたい」と言われそうな花言葉ですな。
風格
バナナの花にも花言葉がありました。
ところで、バナナとよく似た植物に芭蕉があります。民謡「芭蕉布」の芭蕉で、葉っぱが織物の素材となります。バナナのことを、沖縄では実芭蕉と呼ぶこともあるそうです。
一方、芭蕉の実は、バナナに似ているものの食用には不向きです。
迷信
葉っぱを見れば気付かれるかも知れませんが、アロエの花です。実は、こんな花を咲かせます。
花言葉は、適当に付けた?
燃える思い 純愛
何と、パパイヤの花にまで花言葉がありました。
パパイヤは、背丈を優に超える高さの木に、重そうな実がザクザク成っていますが、花は、こんな小さくて地味なものです。
花言葉間違ってない?
悠々自適 剽軽な
ナーベラー、ヘチマです。日本中にありますが、原色の黄色い花は、沖縄の青い空に映えます。
花言葉は、何となくあてはまっているような。ちなみに”剽軽”は読めましたか?「ひょうきん」ですよ。
あなたを幸福にする あなたは素晴らしい あこがれ 愛慕 崇拝 光輝 熱愛 情熱 待っててね いつわりの富 ニセ金貨
ひまわりの花言葉を調べたら、こんなに出来てました。ホンと?
沖縄から北海道まで、何処にでも咲くひまわり。この花のイメージは真夏、太陽だと思うので、沖縄が一番ピッタリのような気がするのですが、有名なひまわり畑は、富良野とか北竜町とか、みな北海道です。
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色々探したけれど、見つからなかった花言葉。モンパノキ(紋羽の木)の花です。
超地味な花で、気が付かないことも多いのですが、沖縄の海岸では至る所に生えていて、実は無意識のうちに、沖縄で最も見ている花だと思うのですが。
花言葉
19世紀初頭、フランスの貴族社会で草花を擬人化した詞華集が流行り、草花と特定の意味の組み合わせを示した詩作ノートが、貴族のサークル内で回覧されていたんだそうです。
そうしたノートは、草花の性質にことよせて、恋人の美しさを賞賛したり、あるいは不実や裏切りを非難するといった、恋の駆け引きに使われ、それが今の花言葉の始まりだとか。
およそ沖縄の文化とは似つかわしくないですが、そこはまあ、お遊び。沖縄好きの彼氏彼女に、ブーゲンビリアとかパパイヤの花でも贈ってみて、うんちくを語るのはいかがですか。
間違っても、グラジオラスやアザミの花束なんか贈らないでくださいね。笑
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