与那国島にある人面岩。
あまり有名ではないので、”名所”はちょっと苦しいかな。観光スポット。でも、観光で来る人も少数なので、”知る人ぞ知るスポット”です。
これ、自然の造形にしては出来すぎだと思いませんか。
最初に見たとき、誰かが造ったのだろうと思いました。
しかし、もしそうだとすると、どうやって造ったか、どうやって運んだか、とても不思議な場所にあるのです。
人面岩があるのは、与那国島の新川鼻(あらかわばな)という場所。島の南東側です。
Googlemapにも、人面岩の記載があります。
が、しかし、与那国町観光協会作成のガイドマップには、人面岩のことは一切出ていないのです。それもまた不思議。
新川鼻には、自然遊歩道というものがあります。人面岩は、その遊歩道からさらに奥まった所に鎮座しています。
遊歩道といっても、そこは与那国島での話。訪れる人も少なく、場所によってはジャングルをかき分けて進むような所もあります。
その遊歩道からも少し外れた場所。人面岩を探しに行ってみたけれど、辿り着けなかったという話も結構聞きます。
人面岩の入口は、この目印があるのみ。誰かが置いてくれたのでしょうか。今でもあるかどうかは分かりません。
人面岩は、2002年に発見されたとされています。人の背丈よりもやや高い巨石です。
もし、誰かが造ったとしたら、こんな場所でどうやって巨石を削ったのでしょうか。もし、運んで来たとしたら、戦車でも運搬できるような大型ヘリで吊してきたのでしょうか。
一体誰が何のために?
そうすると、やはり自然の驚異ということになるのでしょうか。
新川鼻に面した海には、奇岩が沢山あります。軍艦岩と立神岩。有名な海底遺跡も新川鼻の沖合の海底です。
一帯は、何だか不思議なエリアであることは間違いありません。あまり騒がれないのは、やはり日本の最果てだからでしょう。
もう一度、人面岩をご覧ください。
良く出来ていると思いませんか。これが本当の自然の造形ならば、もっともっと有名になって然るべきです。
でも、人工物なら、わざわざこんな所に・・・というエピソードくらい伝わって来そうなもの。
どっちにしても不思議です。もっとも、この島自体不思議なのですが。
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