2018年2月21日水曜日

不思議な与那国島にある不思議な名所 人面岩




 与那国島にある人面岩。

 あまり有名ではないので、”名所”はちょっと苦しいかな。観光スポット。でも、観光で来る人も少数なので、”知る人ぞ知るスポット”です。

 これ、自然の造形にしては出来すぎだと思いませんか。

 最初に見たとき、誰かが造ったのだろうと思いました。
 しかし、もしそうだとすると、どうやって造ったか、どうやって運んだか、とても不思議な場所にあるのです。



 人面岩があるのは、与那国島の新川鼻(あらかわばな)という場所。島の南東側です。

 Googlemapにも、人面岩の記載があります。


 が、しかし、与那国町観光協会作成のガイドマップには、人面岩のことは一切出ていないのです。それもまた不思議。


 新川鼻には、自然遊歩道というものがあります。人面岩は、その遊歩道からさらに奥まった所に鎮座しています。

 遊歩道といっても、そこは与那国島での話。訪れる人も少なく、場所によってはジャングルをかき分けて進むような所もあります。
 その遊歩道からも少し外れた場所。人面岩を探しに行ってみたけれど、辿り着けなかったという話も結構聞きます。

 人面岩の入口は、この目印があるのみ。誰かが置いてくれたのでしょうか。今でもあるかどうかは分かりません。



 人面岩は、2002年に発見されたとされています。人の背丈よりもやや高い巨石です。

 もし、誰かが造ったとしたら、こんな場所でどうやって巨石を削ったのでしょうか。もし、運んで来たとしたら、戦車でも運搬できるような大型ヘリで吊してきたのでしょうか。
 一体誰が何のために?

 そうすると、やはり自然の驚異ということになるのでしょうか。



 新川鼻に面した海には、奇岩が沢山あります。軍艦岩と立神岩。有名な海底遺跡も新川鼻の沖合の海底です。



 一帯は、何だか不思議なエリアであることは間違いありません。あまり騒がれないのは、やはり日本の最果てだからでしょう。



 もう一度、人面岩をご覧ください。

 良く出来ていると思いませんか。これが本当の自然の造形ならば、もっともっと有名になって然るべきです。
 でも、人工物なら、わざわざこんな所に・・・というエピソードくらい伝わって来そうなもの。

 どっちにしても不思議です。もっとも、この島自体不思議なのですが。

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