2018年2月4日日曜日

花言葉 vs 沖縄の花 Ⅰ




 愛してる・・・ 愛してない・・・ 愛してる・・・
 それは花占い。そうではなく今回は、花言葉です。

 以前、アラマンダの花言葉が「恋に落ちる前」だった、ということでアラマンダの記事を書いたことがありましたが、それ以来、いつかやろうと思っていた、沖縄の花の花言葉集。突如思い立って、始めることにしました。



 恋に落ちる前 隠された美 楽しい追憶

 まずは、そのアラマンダですが、和名は有明葛です。沖縄では、何処の島でも民家の庭先などでよく見かける、明るい黄色い花。散り際も綺麗です。
 しかし、やたらと美しいこの花言葉は何なのでしょうか。



 生命力

 沖縄県の県花にして、琉球三大名花の一つ、デイゴです。
 花言葉は生命力ですが、実際にはデリケートな木のようで、各所で花をつけなくなったとか、枯れてしまったとかいう話を聞きます。
 4月頃開花しますが、デイゴが満開の年は、台風の当たり年とも言われています。



  張り切る  神様の贈り物

 同じく琉球三大名花の一つ、サンダンカです。漢字で書くと三段花なので、サンダンカが正しいと思っていましたが、サンタンカと呼ばれることもあるようです。
 張り切ると神様の贈り物って全然関係ないじゃん!



 自分らしく生きるのが一番

 こちらも琉球三大名花の一つ、オオゴチョウです。そして、こちらもツッコミたくなる花言葉が付いていました。



 爽やかな愛 

 月桃(ゲットウ)の花です。沖縄では、至る所に自生しています。
 旧暦の12月8日はムーチーの日。ムーチーとは餅のことで、この日に、月桃の葉に餅を挟んで、お供えしたり食べてたりして、健康や厄除けを祈願します。
 月桃の葉は、殺菌力が強く、餅が腐らないためだそうですが、爽やかな愛というよりは、ライバルを殺菌しちゃう、強烈な愛、の方が似合っているような。



 気品 恵まれた人 日だまり 内気な乙女

 プルメリアです。園芸種として広まり、今や沖縄各地で見かけるようになりました。
 気品があって、日だまりのように暖かくて内気な乙女ねぇ。居らっしゃいましたら是非お目にかかりたいです。



 燃える心 永遠の星

 ドラゴンフルーツの花です。見たことはないという人も多いと思いますが、夏の沖縄では珍しいものではありません。
 永遠の星という花言葉ですが、夜に咲いて明るくなる頃には萎んでしまう、一晩だけの花なので、夜は呑み専門の人は、なかなかお目にかからないかも。



 純潔 威厳

 テッポウユリです。白百合ということが多いと思いますが、鉄砲百合が和名です。
 この花言葉は、もう鉄板でしょう。



 用心 用意周到 忘却 密会 勝利

 グラジオラスです。沖縄の花のイメージではないかも知れませんが、4~5月頃の沖縄では各地で見かけます。
 何か、支離滅裂な花言葉が付いていますが、グラジオラスの花束をもらったら、どう受け止めれば良いのでしょうか。



 雄弁 愛嬌 あなたを信じる 不用意 

 サルスベリです。漢字で書くと百日紅で、ひゃくじつこうが正式な読み方のようです。木肌がツルツルなので、サルスベリなんだそうですが、実験したら猿は滑らなかったとか。
 雄弁で愛嬌者だけど、不用意に余計なことを言っちゃうということですな。



 花言葉

 そもそも学術機関や公的機関による命名ではなく、誰が名付けたのかよく分からないものがほとんどです。
 今回の記事を書くにあたっては、ネットで調べたのですが、もし間違っていたとしても、そこはお遊びですのでお許しください。





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