2018年3月13日火曜日
竹富島・黒島・鳩間島に残る昭和のポスト
最近見かけることがめっきり少なくなった、赤い丸ポスト。竹富島で、黒島で、鳩間島で見つけました。
島のノンビリした空気に、とてもよく馴染んでいます。
丸ポストは鋳物製。製造が中止されてから50年近くだそうです。よく見かける四角いポストに置き換えられ、沖縄離島でも残りわずか。
今のポストは、中に袋(郵袋)が入っていて、郵便物を回収するときは袋ごと回収し、また空の袋をセットしておきます。
丸ポストは、これが出来ないので、郵便物を回収するときに、中味を掻き出さなければなりません。そういう非効率なポストは、次々に淘汰されてしまいました。
しかし、丸ポストは人気があるようで、生き残った物は各地で大切に使われています。
東京都、小平市には、何と37個の丸ポストがあるそうです。
石垣島でも発見。離島ターミナルの入口付近です。そういえば、旧石垣空港の正面にもありましたっけ。
黒島の丸ポストに葉書を投函してみました。
こんな遙か彼方から差し出しても、葉書は62円。よく考えたら、凄いことですよね。
タイトルには、昭和のポスト、なんて書きましたが、丸ポスト自体は明治時代からあったそうで、大正時代のものは、「郵便」の文字が右書きだったことを除けば、現在の物とかなり近いそうです。
この古風でノスタルジックなポストは、沖縄離島に似合います。もっとないか探し出して、写真に撮ってみたいです。
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