那覇市の北の方にある、中心街からは少し離れた末吉公園。人も少なく、鬱蒼とした森の中で季節の花を愛でることのできる静かな場所です。
のはずだったのですが、季節の雨を愛でる羽目になり四苦八苦。
傘を挿したり、たたんだりを繰り返しながらも、花と森の公園をカメラをぶら下げて歩いてみました。
広い公園なので、至る処に花が咲いているというわけにはいきませんが、それでも、各所に色々な花が咲いていました。
沖縄でお馴染みの、ハイビスカスとかブーゲンビリアとかではない地味な花も多く、雨に映えます(負け惜しみですが)。
雨に濡れた琉球朝顔もいい感じです(負け惜しみ2 )。
沖縄県の蝶。オオゴマダラ。
先島諸島ではよく見かけますが、ここいら辺りが生息の北限だそうです。さなぎが金色に見えることからも、人気があります。
それに比べるとメチャメチャ地味な蝶。名前は分かりません。でも、花が多いのからなのか蝶も多いのです。
公園内にある末吉宮跡。
末吉宮は琉球八社の一つ。1972年にこの近くに再建され、この場所は、地元の人の拝所(うがん)になっています。
花パインを派手にしたような花も。こちらも名前は分かりませんが。
それはやむを得ないとして、雨に濡れても大丈夫な望遠マクロレンズ付き一眼レフカメラがあったらいいのになぁと切に思います。
それも一般庶民に手が出る値段で。
典型的な日本らしさがないこのような場所は、外国人観光客が見向きもしないので、その分静かです。
とは言え、ぶっちゃけ山坂ある広い公園に森があってまあまあ花が咲いている、というだけなので、人にお勧めできるかというと、なかなか微妙なところです。
ただ、以前にご紹介した浦添大公園も含めて、国際通りや松山辺りの喧噪はちょっとうんざり、という人にはいいかも知れません。
那覇も結構広く、こういった場所もまだあります。
雨でしたが、ちょっとだけ晴れた瞬間。
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