宮古島市で大規模な停電が発生しました。今月17日のことです。
停電は市内のほぼ全域に渡り、2万6650戸が停電しました。詳しい原因は分かっていません。
宮古島市では、2年前にも突然全域で停電が起こりました。いずれも台風などの自然災害とは無関係です。
台風でも地震でもないのに、度々大規模停電が起こるってどこの国の話?なんて思いますが、今や高級リゾートホテルが林立する宮古島での話なのです。
その一方、宮古島の地価は上がり続けています。
国土交通省が発表した、2026年地価公示結果(1月1日時点)によれば、宮古島市内で調査した住宅地6地点、商業地2地点、計8地点すべてにおいて1平方㍍当たりの公示価格が前年と比べ、上昇したそうです。
住宅地の平均上昇率は11.9%と沖縄県内でトップ。商業地も13.7%で県内2位となっています。
別の統計になりますが、昨年9月に発表のあった基準地価でも、沖縄県の地価上昇率は、住宅地が5.7%で全国1位。
宮古島市は今帰仁村と並んで11.2%と、同率で県内トップでした。
バブルと言われた宮古島で、次々とホテルが開業したのはご存じのとおりですが、さらに4月、ヒルトンの高級版「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」が開業します。
全302室の大型ホテルで、旧ヒルトンと合わせると600室を超え、宿泊定員は2000人に迫ります。
これは、宮古島市の人口の4%弱に相当します。
宮古島市の人口は、過去5年間で7%ほど増加しましたが、その大半は、ホテルなどの従業員として、移住してきた人と考えられます。
こうした事が、宮古島市の地価上昇に加担しているのは間違いないでしょう。
それでも、ホテルの従業員は慢性的に不足していると聞きます。そのため、ホテルがフル稼働できていないとも。
以前の記事でご紹介したとおり、宮古・八重山全体では、人口が減っています。
3年前のデータになりますが、厚生労働省所管の国立社会保障・人口問題研究所は、宮古島を含む15の離島で、20年後には、約2万人、15%ほど人口が減少すると推計しています。
これはもちろん、全国平均より遥かに早いスピードです。
地価が東京都心並に上がるなんて、間違いなくバブルです。当然家賃も上がります。物価高も全国的傾向です。
ホテルがいくら増えても、人口の自然減(出生数ー死亡数)は止まりません。
「宮古の海は日本一」とまで言われるリゾートの島、宮古島。
高級リゾートホテルが次々に開業する一方、将来に向かって、どうもあまり良いニュースが聞こえてきません。
25年ほど宮古島に通いました。
以前より良くなったことも色々あります。でも、昔の方が良かったと思うことの方が段々多くなってきました。
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