藤原紀香さんが釣りをしているのは、1999年のJALの時刻表の表紙です。
この時刻表をペラペラとめくっていたら、今では考えられないビックリな航空ダイヤが載っていました。
JALグループであるRAC(琉球エアコミューター)のページです。
那覇・粟国間、那覇・慶良間間に飛行機が飛んでいます。それも1日4往復・3往復も。小さな島で、かつ、船で普通に行ける距離にも拘わらずです。
すっかり忘れていましたが、そう言えば、確かに飛んでいました。
いつか乗ってみたいと思っているうちに、休止・廃止され、そのことすらも忘れていましたが。
小さな島の小さな飛行場にやって来る飛行機は、超小型機です。
イギリスのブリテン・ノーマン社のBN-2アイランダーというプロペラ機です。
10人乗りの小型機で最高速度は270㎞ほど。新幹線よりも遅い。
さしずめ空飛ぶワゴン車といった様相ですが、短い滑走路でも離発着が可能で、パイロットの信頼性も高かったのだとか。
このほかにも、宮古・多良間、石垣・多良間、石垣・波照間便にもアイランダーが使用されていた時期がありました。
一度だけ宮古・多良間便のアイランダーに乗りましたが、貴重な経験となりました。
10人乗りですが、パイロットも含めた定員です。
そして、凄いことに、パイロットの隣の席、つまり「助手席」にも乗客が乗れたのです。
ただ、この「1B」席は他の席が全部埋まってから最後に開放する席だったので、残念ながら自分は助手席に乗ることはできませんでした。
アイランダーは、軍事用としては、今でも世界数十カ国で使用されていますが、日本では、民生用に1機残るのみとなってしまいました。
今、粟国島へのメインのアクセスは船ですが、第一航空により、週4日、1日1往復の航空便が細々と運航されています。
機材は、デ・ハビランド・カナダ社のDHC-6、通称ツインオッター(16人乗り)です。
ちなみに運賃は8000円、島民は5000円です。
一方、慶良間の航空路線は、今は存在しません。
慶良間空港は、阿嘉島と橋で繋がる外地島(ふかじじま)にあります。空港から阿嘉島には車で行けますが、役場のある座間味島には行けません。
そのため、飛行機の離発着に合わせて、「マリンバス」という連絡船が座間味島と空港を結んでいたのですが、そんなことも負担になったのでしょうか。
定期便が2006年に、チャーター便も2013年に廃止されましたが、緊急輸送等に備えて、今でも空港に人が配置されています。
ちょっと前までは、1日3~4往復の航空路線で結ばれていたのに、今では事実上船一択。でもそれは、観光客が溢れ、オーバーツーリズムが問題となっている沖縄で起きたことです。
先日の記事で触れましたが、沖縄離島は徐々に人口が減少しています。慶良間諸島の各島も例外ではありません。
夏になると、船の予約が大変なほど多くの観光客が訪れる慶良間諸島ですが、それでも人口は減り、航空路線は維持できなかったのです。
ところで、冒頭で紹介したJALの時刻表(1999年)には、こんなページもありました。
「リゾッチャ」
久々に聞いた、懐かしい~と思われた人は、かなりムニャムニャですねぇ。(もちろん自分もですが。 笑 )
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