沖縄の、特に、宮古・八重山の美しい海で写真を撮っている女性のみなさんへ、
あとで何度も見返したくなる、思わず誰かに見せたくなる、そんな写真の撮り方を一緒に考えましょう、
という趣旨の記事です。
目指すのは、プロのカメラマンが撮る雑誌や広告風の写真ではなく、ビーチで普通に遊んでいる人達が、日常とのギャップを切り取る写真です。
宮古・八重山の海をステージとして、自然で、自由で、それでいて何処か気になる、余韻が残る、想像力が広がる、そんなイメージです。
お伝えしたいのは、ちょっとした撮り方の工夫とちょっとした写真の知識です。文章だけでは伝わらないと思うので、写真例も示します。
水着姿の女性は注目を集めます。男性だけでなく、女性の目も引きます。でも、撮りたいのは単なる水着写真ではなく、水着姿から生まれる日常とのギャップです。ですから、
女性目線で、「カワイイ」だけではなく、「ステキ」「カッコイイ」、
男性目線では、「エロい」ではなく「ドキッ」、
そんな写真が撮れるといいですよね。
背景の海の美しさと相まって、「いいなぁ」「宮古・八重山に行ってみたい」と思わせることができれば、ミッション成功です。
(どうしてこんなことを始めたのかについては、こちらをお読みください。)
概ねこんな感じの流れになると思います。
① そもそも写真はどう見られるのか
② ちょっとした工夫で写真がグッと良くなる
③ 宮古・八重山の海で撮るアドバンテージ
④ ちょっと書きにくいけど水着と写真の関係
⑤ 2人以上で写る写真は気を遣うことも
⑥ 撮った写真は見せ方次第
今回は、写真についてです。ここでいう写真は静止画写真のことで、動画は含みません。
写真というものは、どういう風に見られるのか、その特性を理解してください。これとっても重要です。
写真は第一印象で決まります。0.5秒の勝負です。
ここでダサい、つまらないと判定されると、失地回復は難しくなります。
反対に、写真自体の出来不出来に拘わらず、印象に残る写真もあります。
どんなジャンルであっても、説明的ではなく、見た人の想像力を広げる写真がいい写真だと言われています。
加えて、多くの写真はスマホの小さな画面で見られます。なおさら第一印象が重要です。
写真A
写真Aを見てください。
「前屈みでピース」。これは、よくやりがちな失敗です。
撮られる方に恥ずかしいという意識があるからでしょうか。でも、姿勢が悪いので、ぱっと見貧相に見えてしまいます。
つまり第一印象が悪いのです。
表情も硬いので、「楽しそう」という雰囲気も伝わりづらい。カメラに迫られるとどうしても緊張してしまいます。
また、左側の人がショートパンツ姿なので、右側の人が悪目立ちします。
AIによれば、人間の視線は、まず肌の見える面積、明るい部分、コントラストの強い部分、次いで、顔に集まりやすいからだそうです。
写真B
写真Bはどうでしょう。
背景を大きく採り入れたことで、「きれいな海」に来ていて「すごく楽しそう」な雰囲気が伝わります。姿勢がいいので堂々として「カッコイイ」も。
表情はまだちょっと堅いかも知れませんが、「普通の女子」っぽさが、却って好印象だと思いませんか。
これが写真の余韻であり、想像力なのです。
ただ、ベストショットかと言えばちょっと厳しい。
左側の人がショートパンツなので、どうしても右側の人に視線が行ってしまい、バランスが悪くなるのです。
ショートパンツを着用するのは、恥ずかしい、隠したいと言う気持ちがあるからだと思いますが、見る方の本音は男女を問わず、「なんだ見せないのか」であり、どうしても水着だけの人の引き立て役になってしまいます。
じゃあ、どうすれば良いのか。簡単です。写真Cのように、上半身だけを撮ればいいのです。
写真C
これなら、二人のバランスもいいし、ビーチとかリゾートといった雰囲気も伝わると思います。表情にも目が行きやすい。
つまり、「見せない」のはなく「たまたま写っていない」という状態にすればいいのです。
応用編としては、足は海に浸かっている、なんていうのもいいと思います。
あるいは、左側の人も水着になって、その代わり小さく撮るというのもありです。
顔は分かるけど、スタイルまでは良く分からない程度まで後退して撮るわけです。
「見せない」のではなく「ハッキリとは見えない」という状態です。
どちらにせよ、すべてを見せなくても、見る人がイメージを膨らませる余地を残せばいいのです。人物写真はカタログ写真ではありません。
「見せたくなければ、隠すより引いて撮る」 これです。
もう一つ別の例を紹介します。写真Dを見てください。
写真D
きれいな海に浮いているこの人は、何も隠さず水着姿で写っていると感じますか?
実は、ほとんど何も見せていないのです。
写真Dを回転させると一目瞭然ですが、この人はどんなスタイルをしているのかなんて、よく分かりません。
分かるのは、顔と水着の色くらいです。
改めて写真Dを見てください。自然なポーズで違和感はないでしょ。
面白いと思いませんか。これが写真マジックです。
ちなみに、水に浮いている姿は、見る人の目にはスリムに映ります。これも覚えておくといいのでしょう。
水着姿を撮られることに不安な人も当然いると思います。
写真の特性、見え方を知っておくと、このように「隠していないのに見えていない」という写真も出来るのです。
また、これは後で触れようと思いますが、写真を撮ることと見せることは別です。撮る段階では、どんどん撮っちゃいましょう。帰ってからの撮り直しはできませんから。
長くなるので、ここで一旦終わります。続きは次回に。
※ 写真上の人物はAI作です。
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