- 沖縄には行きたいけれど台風が心配、という人は少なくありません。そこで、実際に沖縄旅行はどれくらいの確率で台風の影響を受けるものなのか、具体的な数値で検証してみました。
- この記事は、予定していた沖縄旅行が台風のため中止になったり、予定変更になる確率を、自らの経験に基づいて算出したものです。
- 個人の経験ではありますが、20年以上140回以上行っているので、ある程度客観性のあるデータにはなっていると思います。
- 2015年にこのタイトルでアップして以来、データを更新してきましたが、今回は、少し内容を書き足してver5としました。
(Windy)
対象は、沖縄が台風シーズンである6月から10月までに計画した沖縄旅行(奄美・与論を含む。)計149回です。
予定通り沖縄に行った:144回
台風のため中止した:5回
予定していた沖縄旅行が台風で中止になる確率は、3.4%(5/149)でした。
台風のため中止した:5回
予定していた沖縄旅行が台風で中止になる確率は、3.4%(5/149)でした。
このうち1回は、行きの便が欠航となり、元々が2泊3日の行程だったので、翌日に空席待ちをしてまで行っても、帰りは延期できないので、中止にしました。
あとの4回は、何れも、台風が迫って来ており、行くことは何とかできるものの、帰りの便の欠航が決まったか、その可能性が高かったため、中止にしたものです。
なお、これら沖縄旅行は、すべて事前に計画したもので、天候を見ながら直前に予約したものはありません。(航空券を安く買わなければならないので。笑 )
完全に中止にはしなかったけれど、台風のため当初の日程の短縮を余儀なくされたこともあります。
このうち、出発日を1日遅らせた、または、那覇で足止めされ、最終目的地の宮古島、石垣島に辿り着けたのが翌日だった、ということが全部で9回ありました。
そこまでして行かない、ということであれば、旅行中止の5回を加えて14回、その確率は、9.4%(14/149)に跳ね上がります。
台風のため航空機が飛ばないとか、その可能性がある場合には、手数料無しでキャンセル又は予約便の変更を受け付けてくれます。
翌日の便に変更できれば、1日遅れで沖縄に出発ということになるのですが、希望の時間帯に変更できるか、変更できてもその便がさらに台風の影響を受けないかなど不確定です。
場合によっては、空港窓口に出向いて臨時便への変更手続きや、空席待ちをしなければならないかも知れません。
そこまでしないとか、また、先ほど触れたケースのように2泊3日程度の短期の旅行だったら、出発を1日遅らせると現地滞在時間がほとんどなくなってしまうので、それならもうキャンセルということもあると思います。
そこまでしないとか、また、先ほど触れたケースのように2泊3日程度の短期の旅行だったら、出発を1日遅らせると現地滞在時間がほとんどなくなってしまうので、それならもうキャンセルということもあると思います。
那覇で足止めとは、台風が近づいている微妙な状況下で、羽田から那覇乗り継ぎで宮古・石垣に向かうはずが、那覇までは何とか行けたものの、那覇発宮古行き・石垣行きの便の欠航が決まったというケースです。
急遽那覇で宿を探し、翌日宮古・石垣に行きました。
また、台風接近で、予定を繰り上げて1日早く帰ったことが3回ありました。
この3回を加えると、中止又は日程短縮は、11.4% (17/149)になります。
※
この3回を加えると、中止又は日程短縮は、11.4% (17/149)になります。
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沖縄は晴れていたけれど羽田空港に台風接近のため、繰り上げ帰宅したことが1回ありますが、これはカウントしていません。
ところで、皆さんが一番心配なのは、沖縄に行ったものの台風で閉じ込められ、予定の日までに帰れないということだと思います。
自分は、144回中、帰りが遅れたという経験はまだありません。
これは、たまたま偶然なのかも知れませんが、台風情報に注意し、早めに対策を講じれば、帰宅遅れは回避できる可能性が高いということだと思います。
この点は、後で触れます。
さらに、日程短縮ではないものの、台風接近のため、同じ日の早い時間帯の便に変更して帰ったことが1回、石垣島から先の船が欠航し、宿泊予約をしていた島に渡れなかったことが2回(うち1回は、繰り上げ帰宅と重複)、逆に、離島泊の予定を切り上げて取り敢えず石垣島・宮古島まで戻ったことが2回ありました。
これらを足すと、何らかの計画変更を強いられた確率は、14.1%(21/149)でした。
八重山の高速船は、ほとんどの場合、飛行機よりも速く欠航が決まるので、宿の方から、「早く石垣まで戻った方がいい」とか「こっちに来ないで石垣に止まった方がいい」と言ってもらえることが多いのです。
繰り上げて宮古島に戻ったというのは、多良間島に行って現地2泊の予定だったのを、1日早く取り敢えず宮古島まで戻ってきたケースです。
これ以外にも、行程自体は当初の予定どおりだったのですが、現地でモロに台風をお迎えしてしまい、宿に閉じ込められたという経験が2回あります。
それも加えると、台風により何らかの影響を受けたのは、15.4%(23/149)でした。
(単に台風の影響で天気が悪かったというケースは含みません。)
以上をまとめると、台風のせいで沖縄に行けない、日程を短縮しなければならない確率は10%強、現地でドタバタする確率も含めると15%強ということになります。
やはり、夏の沖縄にとって台風は無視できない存在です。
月別に見ると、
旅行中止:8月2回 9月3回
旅行中止:8月2回 9月3回
出発遅れ:7月2回 8月3回 9月3回 10月1回
繰上帰宅:8月2回 9月2回
宿の変更:7月1回 8月1回 9月1回 10月1回
現地遭遇:7月1回 10月1回
繰上帰宅:8月2回 9月2回
宿の変更:7月1回 8月1回 9月1回 10月1回
現地遭遇:7月1回 10月1回
こうしてみると、やはり、8月と9月が多いようですが、10月になってもまだ油断はできないということになります。
この記事をアップするまさに今日、沖縄は台風6号に見舞われている最中です。リアルな情報をお伝えしますので、もし、沖縄に行って台風が来てしまったときの参考にしてください。
台風6号は、沖縄本島直撃の迷惑台風ですが、6月1日午前6時の予報によれば、最発達時でも970hPa、中心付近の最大風速は35mと、沖縄に接近する台風としては中規模程度のものです。
台風の進路は、南の海上で発生してから高気圧の縁を廻るように北上し、沖縄付近で北東に向きを変えるという、典型的な夏台風です。
(気象庁HP)
今回は、航空会社の動きも早く、5月29日には台風の影響がでる旨の注意喚起があり、前日の5月31日は、6月1日に那覇空港ほか沖縄の全空港を発着するすべての便の欠航を発表しています。
全日空は、5月31日夜に、那覇発羽田行きの2便の臨時便を飛ばしました。
内1便は那覇発22:05羽田着24:30(実際の到着時間は24:47)というもので、何をおいても沖縄から離れたい人向けの緊急措置と思われます。
自分自身、沖縄に行く前はあんなに台風情報を気にしていたのに、着いた途端、遊ぶのに夢中になって、台風のことを忘れてしまいます。
だいたい台風の直前は天気が良いものなのです。(低気圧である台風が雲をかき集めるからだという説もあります。)
でも、サインがあります。
一つは風。
やけに風が強いなと思ったら、それは台風が接近しているからかも知れません。
もう一つは、人からの情報です。
沖縄では、商店や飲食店の会計時、ホテルでのキーの受け渡し時など、普段あまり会話をしない場面でも、相手が観光客だと見ると「台風が来てますね」などと話しかけてくれることが多いのです。
そうしたサインを見逃さず、我に返って台風情報を確認してください。
航空会社のサイトを確認して、もしヤバそうだと思ったら、その時点で予定の変更を真剣に検討することをお勧めします。
この段階になるとスピード勝負です。
例えば、今回6月1日に帰りの航空機の予約をしていたとします。
5月30日くらいの時点で、5月31日の繰り上げ帰宅を決断すれば、便の変更は容易だったと想像できます。
5月31日の、特に午後になると、空港は人で溢れ、ネットも繋がりにくくなってしまいます。
6月1日を迎えてしまうと、飛行機は飛ばないのでホテルに缶詰です。荒天の中ホテルを出ることもできず、万一停電にでもなれば目も当てられません。
6月2日に飛ぶかどうかも、その時点では分かっていないのです。
なお、台風情報の収集については、こちらの記事も参考にしてください。
台風一過という言葉があります。
内地では、台風が過ぎ去ると晴れるというイメージがありますが、沖縄では台風の速度が遅いことが多いので、影響が長引くことも多いようです。
6月に入ったばかりですが、沖縄は台風シーズンの始まりであると共に、長い長い夏の始まりでもあります。
(今回も、イラストはAI作です。)
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