沖縄旅行がライフワークみたいなものですから、沖縄の話も、始まるとなかなか止まりません。
質問があれば、いくらでもお答えしちゃうのですが、しかし、そうは言っても簡単に答えられない質問もあります。
いい宿を教えてというのもその一つ。単純に何処何処が良かったからお勧め~、というわけにはいかない大問題なのです。
年明けを機に、この問題にまじめに取り組んでみようと思います。
最初は、ホテルがパックになったツアーを利用して、沖縄に行く人が多いと思います。
2回・3回と行くうちに、ツアーでは選択できない宿や、ツアーではカバーされない島に泊まってみたくなることがあるでしょう。自分の場合もそうでした。
しかし、自分で宿探しをするとなると、施設の形態、サービス、雰囲気、場所、価格などバリエーション豊富な島宿の中から、どうやって満足できる宿を見つけるか悩んでしまう、というのもまた、普通のことだと思います。
そこで、いい宿教えて~ということになるのですが、これがまた難しい。
その理由は、単純明快。宿に求めるものが、人によってまったく違うからです。
そもそも、宿探しが重要な人と、そんなのたいした問題じゃない人がいます。
泊まれればいい人から、極端に言えば、その宿に泊まること自体が旅行の目的という人まで、様々です。
宿泊にかけるコストについても、相当幅があり、それはその人がお金持ちかどうかという問題だけでもなさそうです。
ですから、自分にとっていい宿は、あなたにとってはあまり行きたくない宿かも知れません。自分の定宿を絶賛お勧めしても、外すことも少なくありません。
まず、沖縄に宿泊施設ってどれくらいあるのでしょうか。
平成27年宿泊施設実態調査によれば、
沖縄全体で1664軒
宮古島市が223軒
石垣市が203軒
竹富町が153軒
だそうです。
竹富町の153軒は、世帯数が約2300、人口が約4200人であることを考えれば、かなりの数字です。一体どこにそんなに?
この中には、リゾートホテルから、ゲストハウスまで色々な形態の宿が含まれます。
大雑把に言って、リゾートホテルは施設、サービスはいいが値段も高く、ゲストハウスや民宿はその反対、ということになるのですが、実際には、各宿のサービスレベルと対価が、必ずしも正比例しません。
さらに面倒なのは、特にホテルなどは、ツアー料金に組み込まれていたり、ネット特売があったりして、「定価」がハッキリしないため、単純にリゾートホテルは高いとか、民宿は安いとか言い切れない部分があるのです。
なので、どの宿のコストパフォーマンスが優れているか分かりにくい上に、宿に対するニーズが人によって異なるのですから、もうシッチャカメッチャカ。
宮古島、石垣島、その他沖縄離島の、何処にどんなホテルや民宿があって、クチコミ評価がどうであるかは、ガイド本やネット上に十分な情報があると思いますので、改めてそれらを説明したり評価してみても、お役に立つことはあまりなさそうです。
また、抽象的に、いいとか悪いとかいってみても、意味はないでしょう。
そこで実際、島宿に泊まってみて、やったこと、感じたこと、楽しかったこと、○○だったことを、具体的にお伝えし、それに共感できるかどうかを一つの判断基準にしていただければ、分かりやすいのではないかと考えました。
結果、それが、皆さんにとってのいい宿を見つける着眼点になると思います。
併せて、観光だけでなく宿泊もまた沖縄の楽しみであることをお伝えして、よかったら一緒に楽しみましょう、沖縄離島をよりディープに味わってください、という方向でまとめたいと思います。
なお、最初にお断りしておきますが、書き始めると相当長くなることは必至です。
何回かに分けて、なるべく分かりやすく、また、こまめに更新するように心掛けますので、お付き合いください。
自分が、好んで泊まる島宿は、名前に、民宿・ペンション・ゲストハウスなどと付くところがほとんどです。
それらの島宿の何処がいいのか、何が楽しいのか、問題はないのか、じっくりお話したいのですが、長くなるので、次回に続きます。
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